システムの全体図
システムの動作は次のようになっています。
- 赤外線焦電センサにより人を検知し、検知信号を本体に送る。
- 検知信号を受けて、ビデオデッキにリモコン信号[電源ON、録画開始]を送る。
- モジュレータ内臓カメラに電源が供給される。
- カメラに電源が供給されたことにより、映像信号がビデオデッキに入力される。
- 既定の時間録画したらカメラの電源をオフ、ビデオデッキにリモコン信号[停止、電源OFF]を送る。
各部の写真と概略
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自動録画監視カメラシステム本体
蓋のないケースの中に回路と電源が入っています。とても貧弱です。
本体にはメインとなる回路がはいっており、PIC12C509を中心に動作します。
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赤外線焦電センサユニット
秋月様の焦電センサキットをケースに入れただけの簡単なものです。
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モジュレータ内臓カメラユニット
秋月様で買った、白黒カメラユニットとRFモジュレータが入っています。
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回路図
モジュレータ内臓カメラユニット
モジュレータ内臓カメラユニットと本体はテレビ用同軸ケーブル(75Ω)で
接続されています。電源(DC15V)は本体からこの同軸ケーブルを使って供給され
ます。
モジュレータのコネクタはプリント基板に半田付けされていました。本体からの
直流電源電圧が基板の回路に入らないように、基板のパターンをカットしてC1
を追加してあります。
同軸ケーブルからの直流電源はL1を使って取り出し、電圧レギュレータを使って
安定化して使用しています。
U2の出力に電解コンデンサがないです。作り直すときには追加したほうがよさそうです。
R1はNTSC信号の電圧レベルを合わせるために追加したものですが、プラスの電源
に対して終端しているのは問題があるかもしれません。
赤外線焦電センサユニット
秋月様のキット製品であるため詳細の回路図は伏せています。
自動録画監視カメラシステム本体
電源:同軸ケーブルの先に接続するカメラユニットの電源(DC12V)をレギュレータで安定化
させて使いたかったので、余裕を持ってDC15Vの電源を使用しています。
センサ信号入力:Q3で受けてPIC入力ピンの内部プルアップ電流を制御するように
成っています。
SW2はテスト信号用のスイッチです。
録画時間設定:SW1で設定します。
センサ信号ON時動作:RELAY1がONしてモジュレータ内臓カメラユニットに
電源を供給するとともに、赤外線LED(D1)からビデオデッキ用のリモコン信号(電源ON、
録画開始)を送出する。
センサ信号OFF時動作:RELAY1がOFFしてモジュレータ内臓カメラユニットの
電源を遮断するとともに、赤外線LED(D1)からビデオデッキ用のリモコン信号(電源OFF
)を送出する。
PICのプログラム
PICのプログラムは、当時使っていたノートパソコンのハードディスク
とともに逝ってしまい、なくなってしまいました。
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