メインページへ一局受信FMラジオの製作高周波回路の勉強のために製作したもので、これを製作したのはもう十数年前になります。 今見直してみると回路として変なところもありますが、そのまま載せることにしました。 また、当時使っていたスペアナがなくなってしまったため、修理や再調整などはしないつもりです。 箱がダンボールのせいか、高音が抑えられている感じの音ですが特に違和感なく聞けています。 |
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記 2006年5月30日 | ||
一局受信FMラジオ完成品写真非常に汚いダンボールの箱に詰め込んであります。操作できるのは電源スイッチとボリューム のみです。秋月電子様の赤外線リモコンキットを後付けで追加し、音をミュートできるように なっています。受信部分の回路*Q5のゲート入力が逆になっていたので修正('07.2.23) 同調増幅回路受信する周波数を、普段聞いている「FM横浜」に決定。よって84.7MHzのみを受信する 回路にしました。ANT端子からの入力をL1,L3からなるツーポール・バンドパスフィルタを通し、 Q3で増幅しています。Q3にもL5による同調回路が付いており受信目的の周波数の選択性を高めています。 R4,C10は機能していません。実験的につけてみてはずさずに残してあるものだと思われます。 なぜ残したのかはもう思い出せません(めんどくさかったのかな?)。 局部発信回路受信周波数+10.7MHZ=95.4MHZを発信させています。バリキャップを使ってAFC動作をさせています。 混合回路受信信号と局部発信信号をQ5により混合し、T1の同調で中間周波信号を取り出します。 中間周波増幅、復調中間周波の増幅はTA7302P、復調回路はTA7303Pを使用しています。 電源、リモコン、音声増幅の回路音声増幅回路音声増幅回路は2.0W音声増幅用ICのuPC575C2を使用しています。 リモコン基板リモコン基板は秋月電子様の物をそのまま使っています。ミュートだけかと思っていたのですが、
電源のオン・オフも制御していました。付属していたリレーを使った簡単なもので回路図上SW1,SW2
のリレースイッチで制御しています。 電源回路写真ではよく見えませんが、電源トランスは200V用のものを使っています。そのせいなのか よく分かりませんが、平滑用のコンデンサに1000uを3本も使っています。リプルが取れな かったのかも知れませんが、ちょっと付けすぎな気がします。 |
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