測定データの保存とレコード形式

簡易GP-IBコントローラでは、ローカルモードおよびタイマーモードにおいて、測定器から
転送されてきたデータをEEPROM(24LC256)に保存する機能を持っています。
データの保存は最大400レコードで、1レコードにつき最大16バイトのデータを4つ
保存することができます。

inコマンドによって測定器から送られてきたデータは、inコマンドの指定に従って一時
メモリの0〜3のどれかに退避されます。

退避されたデータはローカルモードの場合液晶画面に表示され、エンターキー(SW_E)が
押されたときにレコードとしてEEPROMに書き込まれます。エンターキーを押さずにほか
のレコードに移動した場合には一時メモリの内容は破棄されてしまいます。すでにデータが保
存されているレコードに移動した場合には保存されているデータが一時メモリに読み出され、
液晶にも表示されます。

タイマモードの場合、一時メモリの内容は液晶には表示されません。enterコマンドによっ
てレコードとしてEEPROMに書き込まれます。