回路

PIC16F877を中心に構成しました。ほとんどの処理をPICが行うた
めソフトウェアの負荷が大きくなりますが、入手しやすい部品で簡潔な回路構
成を実現できます。(回路図)
電源部
12VのLED内臓スイッチを使用したため、5Vと12Vの電源レギュ
レータ回路が存在しています。5Vで動作するLED内臓スイッチやディスク
リートのLEDを使用する場合、安定化された12Vスイッチング電源を使用
する場合には適宜簡略化できます。
スイッチ入力回路
16ビットシフトレジスタを使ってスイッチ入力を読み込む仕組みになっ
ています。これにより最大で16個のスイッチ入力をPICの入出力ピン3本
で実現しています。今回の回路では14個のスイッチを使用しています。
フラッシュメモリー
コマンドファイルおよび測定器から送られてきたデータの保存に使用します。
パソコンから送られてきたテキストファイルの内容は、24LC256のページ
書き込み機能を使って64バイトずつ書き込んでいきます。USARTの送受信
を9600bpsで行っているので、USARTで7バイト読み込むよりも速く
64バイトの書き込みが終わります。
LCDモジュール
データのリードもできるようにR/W線も接続してみましたが今回はWrite
固定で使用しています。
GP-IBバス接続
PICの入出力ピンを抵抗で分圧した回路を使い、出力データを'0'固定で
I/O切り替えを行うことにより出力動作を行っています。