ユニラインメッセージ(GP-IBコマンド)の出力

GP-IBのコントロールバスには5本の(ATN、IFC、SRQ、REN、EOI)
線があり、伝達する内容がそれぞれ決まっており、これらの線を使用して伝達される
内容をユニラインメッセージという。

簡易GP-IBコントローラで任意に操作できるユニラインメッセージはIFCとRENだけです。
IFCユニラインメッセージ
簡易GP-IBコントローラでは、IFCコマンドによって操作することができます。
IFCコマンドはコントロールバスのIFCラインを指定した時間ローレベルにするコ
マンドです。
RENユニラインメッセージ
簡易GP-IBコントローラでは、RENコマンドによって操作することができます。
RENコマンドはコントロールバスのRENラインをローレベルにするかハイレベルに
するかを指定するコマンドです。
ATNユニラインメッセージ
簡易GP-IBコントローラでは、ATNは必要に応じて自動的に制御されるように
なっています。但し、ATNラインのレベルを変化させた後には待機処理が入るように
なっており、ATNの信号が電気的に安定してから次の処理に進むようになっています。
待機処理の時間はATNコマンドにより調整可能。
EOIユニラインメッセージ
簡易GP-IBコントローラでは、EOIは必要に応じて自動的に制御されるように
なっています。但し、送信データの終了を表すデリミタとしてであり、サポートされて
いないパラレルポールの機能で使用されることはない。
SRQユニラインメッセージ
簡易GP-IBコントローラではサービスリクエストの機能をサポートしていないため
SRQラインは使用されません。