植物

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  エゾスカシユリ(1)     *椿(3)          牡丹(6)     シンビジウム(6)

  グラジオラス(2)      蝋梅(4)        時計草(6)        ゆり(4)

   紫系バラ(3)       スイートピー(4)    シンビジウム(3)   斑入りのバラ(4)

 小花の花束(6)

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一輪挿し(2)

ピンクは、最近出た、ウィンザー&ニュートンの「オペラローズ」448番。
待望のキレイ色!
今まで、この色を塗りたいときはホルベインの絵の具を出してこないといけなかったんですよね。
ホルベインの「オペラ」も、とてもキレイですけど。

これも早朝スケッチによるものです。繰り返し恨みを述べるようですが、寒かった・・・。
花の早朝スケッチの時って、三脚を立ててしまってヒマになった写真家の人々と、
花が開くのを待つスケッチ派の私と、いろいろ語らうのも楽しいです。
最初はお互い遠巻きに、チラチラ見てるだけなんですけどね。
いずれ着色して登場しますが、刺巻湿原の水芭蕉のときは、なごやかな中にも、
水面下での熾烈な、木道の取り合い(大げさ?)に燃えたものです。

 西木町のかたくり(4)          *(1)            *(1)

 *ハナミズキ(4)

5月〜6月にかけて扉絵でした。自分では気に入っている
作品です。インパクトない、といわれようと、こんなふうに
背景も影もつけず、色目も抑えて(でも塗り重ねの回数は
濃い色の絵より多い)見た目あっさり仕上げるのって好み。
この間、秋田県立農業科学館の敷地へ、この木を見に行き
ました。もうすっかり、葉が繁って、夏の姿でした。

 *ヤマボウシ(4)

秋田県、西木村のお惣菜やさん「Kimoto」さんの
玄関わきで咲いていたヤマボウシを、スケッチ
させていただきました。紙はランドスケープG−4。
空はフレンチウルトラマリンという色。
初夏、ヤマボウシの背景にはピッタリの、とても美し
い色です!(まさに自画自賛?)
個展会場に並ぶこと一時間で、気に入って下さる方
に巡り合えた幸せな一枚です。

新作ではないのですが、ここに入れ忘れていたものです。
この絵は、秋田に来て、最近お知り合いになった、そして、
私達お互いに出会えた事を喜び合ったある方のおうちに
縁あってゆきました(その人は女性です、念のため)。
事情があり、しょっちゅうは会えなくなったのですが、
自ら飛び込んだ新境地で、日々頑張っておられることで
しょう。この絵を見るたびに、私はあの人を思い出し、
あの人は私を思い出し(てもらってると思いたい)。

これは秋田空港へ向かう道路の、信号のところにある
みごとな八重桜の木なのです。私が秋田を離れても、
毎年咲くことでしょう(当然・・・)。

*八重桜(2)

菊(3)

よく行く秋田市内のカフェ「憩7」で、スタッフのお一人
「エリちゃん」のおばあさんが丹精されたお花を、一束
分けていただきました。さっそく絵にして、大曲のバー
「Pot still」へ。「おにいさん」に託したものです。
おばあさんによろしく・・・。これからもお元気で、
たくさんお花を作ってください!
(そして時々分けてね?な〜んて)

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*由利本荘の黄桜(3)

福寿草・西木町(2)

*刺巻湿原ミズバショウ(6)

*中仙の桐(6)

秋田県、由利本荘市の「八塩いこいの森」をご存知でしょうか。
そこには、黄桜、というものが多数植えてあって、本当にクリーム
色で、おだやかな美しさです。
桜はバラ科。黄桜は、花の感じが、オールドローズの
「ヨーク・アンド・ランカスター」にとても良く似ています。
ゲートボールをしている人たちにクリーム色の桜の花びらが
ひらひらと降りそそいで、まさに「いこいの森」です。
近くの道の駅「黄桜の里」では千円でフランス鴨の定食が
いただけます。単品ものもいろいろあって、口福の里です。

西木町にカタクリをスケッチしに行ったとき、福寿草の咲く一群れも
ありました。
ペンがかすれてしまったので、手帳用のシャープペンシルを
使いました。それで、私には珍しく鉛筆描き作品です。
鉛筆だと、あまり緊張せず気楽な感じで描けて、そのせいか早く
仕上がり、のびのびした感じがでて、鉛筆もたまにはよいものです。
スキャナーで取り込むと線が弱くなるのがちょっとカナシい。
これは、原画で見ていただく方が良い一枚です。

 田沢湖の程近く、46号線沿いに刺巻湿原があります。大阪や東京、
いわゆる「都会」に住んでいた頃は、ミズバショウといえば車の通わぬ
奥地に、大型リュックをかついで登山靴をはいて入り、山小屋に泊まっ
て見に行くもの、というイメージ(実際、尾瀬に、そうやって行きました)。
 秋田に来て、まさに国道から見える所に群れて咲いているのを見て、
「なんてフレンドリーなミズバショウなんだ!」と大感激しました。
 駐車場の所でヤマメやきりたんぽを炭火で焼いていて、小屋には
地元の土人形・土鈴(北浦人形)などが並べられています。
 スケッチの時は早朝5時過ぎに行って8時頃には切り上げるので、
たまにそういうのが開いている時間帯に行くと、人心地がついてほっと
します。

 中仙のジャスコやドンパルのエリアに車を停め、国道105号を
歩いて少し大曲方面に戻ったところに、見事な桐の木があります。
 大きさはそこそこですが、花つきが普通じゃない。車で通る時に
見つけ、いつも描きたいと目で追いながら通り過ぎていました。
 一年目は描けないうちに花が終り、二年目は不妊治療→妊娠→
つわり→流産と忙しく(?)しているうちにまたまた時期を逃し、
やっとのことで三年目にスケッチブックを持って描きに行きました。
 本当は、この角度だと、桐の向うに見えているのはガソリンスタンド
なのですが、せっかくなのでちょっとずらして、広々した中仙あたりの
風景の感じと、初夏の空の青さを一枚の中にに入れてみました。
 なにせ、「絵空事」と、言うくらいですから・・・。

更新07.04.07