ぷろふぃ〜る

牡猫ムルの蓄音館 館長兼学芸員ムル





ようこそ皆さん。我輩は当蓄音館館長のムルであります。我輩のご先祖様はあの「牡猫ムルの人生観」の著者の「牡猫ムル」その人(猫)であります。
世間では誤解されております。あの小説はテオドール・エルンスト・アマデウス・ホフマンの作とされておりますがホフマン先生はただご先祖様「ムル」の草稿を出版社に運んだだけなのであります!!
さてあれから○○年、何代かごとに読み書きの出来る賢い猫が誕生する家系ながらそのことを気づく飼い主が皆無という不幸が続いておりましたが・・・、やれ喜ぶまいことか、我輩のご主人はそのことに気がついておりました。(万歳!!)
ただし、ご主人の書斎にあった古〜い文学全集で言葉を覚えたので・・・、少々表記が変・・・、な点もあるようですが。。。





さて、我輩のご主人は生まれも育ちも中央線沿線、しかもサブ・カルチャー臭漂う「寺」のつく駅ばかり。今日もそんな駅を行ったり来たり、という生活を未だに続けておる落ち着かない人なのであります。
さて、そのご主人子供の頃テレビで見た「夕陽のガンマン」の音楽がやけに気に入ったようでそのサントラ盤を買ったのをきっかけにレコード集めに没頭したそうです・・・。
そして暇にあかせて(ご主人は寸暇をぬって、と言っておりましたがこの表現が正しいと判断いたしました。)吉祥寺、高円寺や神田の古レコード屋を漁っていたそうな・・・。
しかし集めまくったレコード、CD・・・。「ただ積み上げておくだけではもったいないでしょう?」とある日ご主人に尋ねました。(筆談ですが。)
「ではどうしたらよいと思うのだね?」と、言うご主人に「ホーム・ページを作って公開しましょう!」と進言いたしました。
が、ご主人「めんどくさいな・・・。」と全く乗り気でありません・・・。
そして・・・、「ムルや。お前が代わりにやってくれ、パソコン買ってやるから。それとご褒美にチーズをいつもより沢山あげるから。」と押し付けられてしまいました。
が、まあ・・・、頼まれちゃイヤとは言えない、と言うかチーズに目が眩んだというのが本音でもありますが・・・。
「それじゃお任せください!」と胸をたたいてしまいました。

が、いくら賢いとはいえ悲しいかな所詮猫は猫。製作に没頭していても突然睡魔がやって来ると・・・、1分どころか、多分1秒たりと耐えられません。
「あ、眠い・・・。Zzz・・・。」とキー・ボードに涎垂らしながら熟睡。データの保存をして閉じる・・・。そんな余裕なぞあるわけがありません。
また、ふと窓の外を眺めるとグラマーなご夫人(雌猫ともいう。)がお一人で・・・。「これはお近づきにならねば!!!」と寝食忘れ数日家を空けてしまうのは猫としては当然の性なのであります。
その間は当然作業は中断。それまでの作業を保存して、などという考えは全く頭をよぎることすらありません・・・。

ということでこのホーム・ページ・・・、はたして完成をみるのでありましょうか。。。
あ、眠くなった・・・。Zzz・・・。。。


ご近所の友達のフクにゃんが手伝ってやると言ってくれたのでお願いすることにしました。ただクリックをネコパンチでするのでマウスが壊れないか心配でなりませんでした。。。ま、とにかくおかげでようやくここまで出来ました。

一番要望の高かったマカロニ・ウエスタンから始めてEP、LP、プロモCDまで展示完了いたしました。あと通常盤のCDをどうするかな・・・、というところです。
で、これは後回しにして先にモリコーネのコーナーの展示に入ろうかな、とも考えています。
どっちにしてもまずジャケットの写真撮らないと・・・。まあ、しかし猫のことですのですぐ気が変わるかも・・・。

さて、ムル的に当蓄音館の設定、などをイメージしてみたり・・・。

田舎道を散歩していたらわき道に看板が・・・。「牡猫ムルの蓄音館」??まあ、急ぐわけでもないので見ていくか・・・。
美術館のつもりらしいけど喫茶店兼画廊としか見えないな・・・、と期待せず入っていったらビックリ!!

さらにイメージを膨らませると・・・、こんなでいかが?

美術館内を大きな猫が「ついておいで。」とばかりに先導する。館内を一周して案内が終わると「後はご勝手に。」とばかりにソファで毛づくろい・・・。
尋ねてきた人は「館の人は用事でも出来て不在なんだろう・・・、田舎だから鍵もしないで。」と思い、「また出直してこよう、今度はたっぷり時間をとって・・・。」と帰っていった・・・。
だが、その後二度とその小さな美術館は見つからなかった。その美術館があったと思った場所で大きな猫が昼寝をしているだけだった。。。




と、いうことでお休みなさい。。。Zzz・・・。。。