【補機ベルト交換
【補機ベルト交換】
新車から5年間無交換です。かなりベルト音もしてきましたので、交換しようかと。
しかしハイエースのエンジンルームは狭く、さらにエンジンカバーを開けるのに運転席を外す必要があり結構面倒なのです。しかし部品は買ってしまったので交換しないわけにはいきません。
まずはエンジンカバーを外します。手間は掛かりますが難しくはありません。サイドブレーキのワイヤーステーを外すのが多少面倒ですけど。
ハイエースはエアコンベルトが1本。ACGベルトが2本あります。まずはエアコンベルトを外します。これはエンジンの一番上にあるアイドルプーリーの真ん中のナットを弛め、アジャスターボルトを弛めればベルトのテンションが緩んでベルトを外すことが出来ます。

ベルトが外れた状態です。

エアコンベルトのアイドルプーリーです。左側のボルトがアジャスターボルトです。
そしてACGベルト。こちらはACGでベルトを張っています。そのためACGの固定ボルトを弛める必要があります。これがかなり奥まったところにあり苦労します。そしてアジャスターボルトの根元にも固定ボルトがありますので、これも弛めます。これでベルトを外すことが出来ます。

ACGのアジャスターボルトです。この根元にも
固定ボルトがあります。

上側の固定ボルトです.。かなり奥まった場所にあるためディープソケットかエクステンションが必要です。
そして元通りにベルトを張ります。新品は少々強めに張ります。最初はどのくらいが強めか分かりませんけど。(僕は一度張りなおしました。)あとは元通りにエンジンカバーを付けていきますが、外すときに苦労したサイドブレーキのワイヤーステーは外すとき以上に苦労します。エンジンカバーの裏側からボルト留めするのですが狭く、穴が合いません。そしてボルトを落とすと運がよければ地面まで落ちますが運が悪いとアンダーカバーで止まります。そうすると探すのが厄介です。ちなみに落としました。そして地面には落ちてきませんでした。

交換したACGベルトです。
そんなに酷くはありませんが細かいヒビが
入ってます。

エアコンベルトですこちらもヒビが入ってます。

左が新品です。明らかに幅が違います。このあたりはスクーターのベルトと同じですね。
交換後はベルト音も消え、かなり静かになりました。