
| この夏は娘の矯正歯科の多額な出費で盆休みは何の予定もなかった。いや、なくなった。 マラニックを思いついたのは昨日、原谷へのJOGの際、やはり木陰の多い山道を走ると2〜3℃低く気持ち良い。 明日は久しぶりに山に行ってみよう。1年に2、3回は行く京都の北山のマラニック。 マラニックは気分転換にはいいものだ。 今は東京に住んでる走友の秋房さんが杉坂なら、持越峠を越えて雲が畑に足を伸ばすのもいいよと言ってたことを思い出した。 「よし、明日は杉坂から雲が畑を回ってみよう」 |
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| 朝5時に起きて、ディパックや着替え、タオルなど荷物を準備する。 持ち物 タオル2枚、バスタオル、着替えTシャツ2枚 冷凍したペット500+2本、バナナ1本 そしてコンビニで購入した おにぎり3個、ペット茶500 ようやく頭もすっきりしてきた6時過ぎ、自宅近くのコンビニで食料を仕入れをスタート。夏の太陽はもう上がり始めている。やはり、荷物をしょって走るのは足に負担がかかる。源光庵までの5kmまではゆっくりした登りなのだがじっくり行こう。 |
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| 金閣寺奥のしょうざんの登りでは気温は23℃だった。鷹が峰の光悦寺に程近い源光庵へは約35分で辿りつく。そう、光悦寺というと宮本武蔵とも交友のあった本阿弥光悦ゆかりの寺。(余談であった)ここから京見峠までが急登となる。うん、やはり頑張っても続かない。 気温は低めだが、ディパックの重みと登り坂の負荷で3分も走ると流れるような汗。くねくねと上がる坂道。途中、「熊出現注意」の立て札。「熊が出るんだ!? 杉坂まではまあまあ車は通るけど、それ以降は…?」途中バイクの連中が何人か追い越していく。 この街道はバイクのトレーニングコースとなっている。しかし、ようまあこんな急登を変速付といえよく登れるもんだ。 ようやく峠茶屋を過ぎて京都市内が一望できる京見峠でしばし写真をとってると、マウンテンバイクのオッちゃんがゼイゼイハ―ハーで登ってきた。 源光庵から一気に登ってきたとのこと。「スゴイね」って声かけると、「あんた。足で登ってきたんやろ?」と。(いえいえ、私は途中途中、歩いて登ってきたんですわ) 京見峠から京都市内の一望は今日はかすんで見える。バイクのオッちゃんにあいさつをして京見峠を後にすると、ここからは15km地点の杉坂まで一気になだらかな下りとなる。これがあるからこれるんだね。 山間が迫った京見峠から杉坂までの杉木立の中はまだ日もささず、濡れたTシャツには涼しいくらいだ。先ほどまでの登りでの負荷はなんだったんだろうというくらい軽快な足の調子。 途中の涌き水の所で顔を洗い、先に進む。程なく降りると小野道風廟のある杉坂道風町という集落に入る。 |
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このあたりははるか昔、冬に作った氷を室で保存し、夏に京の都・天皇に献上したという土地柄。道風もこんなところに住んでいたらしい。 とりあえず、いままで通りすぎてた小野道風廟を拝んでみるか? 小さな清流を越えると廟跡は杉木立の小さな神社が建っている。小野道風の苔むした石碑。 雑草は取り払われてきれいになってはいるが、まあ手の入ってない境内というべきか山間の空き地と祠。 道風廟を後にして先へ進むと杉坂都町にさしかかる。 杉坂都町あたりに来ると夏の朝の太陽が山間の集落を照らし出す。 時折、ウグイスや小鳥の声がすがすがしい。川沿いでおにぎりとお茶で一服。 |
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| 杉坂口手前に来ると107号線の分かれ道。 いよいよ、これから初めての道だ。3kmほど奥に行くと真弓という集落がある。そこから先、大森に抜ける山道のルートは確認していないので、今日は途中から持越峠への別れ道があるので、持越峠から雲が畑に抜けるルートを選んだ。ここからは峠の登りへ足を進める。 3分も走れば汗ビッショリ。急な坂道は歩き、緩やかになるとJOGで上がる。ディパックの重さでさらに汗は噴き出し、もうなんでこんな坂道を一人登ってるのかわからなくなってしまった。 峠の別れからバイクも車も誰一人と会ってない。 聞こえるのは虫の声だけ。 こんなときに熊に出くわしたらと、京見峠までの標識が頭をよぎる。峠の頂上に近づくにつれ、段々温度が上昇してきた。 山の中とはいえ、木陰にさえぎられるものが少ない。 かなり、標高を上げた。ここが持越峠。眼下に雲が畑の集落が見える。雲が畑はかつて三浦さんと秋房さんの3人で雲が畑の洛雲荘というところまで北大路からマラニックに来たことがある。 持越峠からの下りはかなり急な下りだ。杉坂からの登りとはまったく違った急峻な下りとなり、ブレーキをかけないと怖いくらいの勾配だ。先日の京都北部の局地的な豪雨の跡が所々残っている。 雲が畑に下りてくるとやはり真夏だけにずいぶん気温が上がってきた。 ここは加茂川の上流にあたり水量も多く、川の音も近くで聞こえる。今度また来たときのアイシングができる場所を探しながら雲が畑を下っていく。暑さはずいぶん上がってきたがずーっと下りだけあって脚はかろやかだ。 持参したペットボトルが底をつきそうだったので、出会橋の森林組合のくみあいマーケットに飛びこむ。うーんここでビールといきたいところだが、走行は全体の2/3くらいか。京都市街地に入るともっと暑いからここはがまんしておこう。でペット茶とかき氷を買った。 真夏だけに汗の量も多く、給水の量もすごい。とりあえずマーケットの前でかき氷にむしゃぶりついていると、組合のおじさんたちがお盆の生花の共同購入みたいで仕分けしていた。 程なく走ると民家の並ぶ間に小さな支流があり、そこへ入りこんで休息。とりあえず、小さな滝壷のようなくぼみに足をつけアイシング。 山の中の水は真夏だというのに大変冷たい。ちょっと脚をつけてるだけでジンジンしてくる。上半身裸になって、冷たい水をかぶる。 これも、夏のマラニックの楽しみだ。 だいぶ腹も減ってきたのでおにぎりとお茶。ちょっと一服。顔も頭も洗って小川で冷やし、「うーん。生きかえったみたいだ」 シャツを着替え、いよいよ上賀茂をめざす。 |
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高度が低くなるにつれ、また山間が開けるにつれ京都市内の暑さが近づいてくるようだ。 いままでの涼しさはなんだったんだろうか? やはりあれが森の魅力。 川もずいぶん日が差し、山と山の間も開け、真夏の暑さがやってきた。体温がどんどん上昇し、疲れかたが違うように感じる。 雲が畑からずいぶん下り、静原への大きな別れ道ではすでに真夏の太陽。ここからは歩道が整備されている。前に見える山を迂回すれば風景は上賀茂の上流で街が開ける。 京都産大の下のグランドでは長距離部員が30℃を越える気温の下ですごいスピードで練習していた。 なんなんや、あのスピード。 |
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とりあえず、上賀茂・御園橋上流で再度休息。あと、自宅までは7kmくらいか?。出合橋で買ったスポーツドリンクはすでにぬるくなっていたので自販機でコーラを買った。 加茂川の水も先日の集中豪雨でまだ、濁ってる感じがした。 この暑さでは自宅までは無理と判断して、とりあえず京都の大路を周回するバス停、北大路堀川まで最後のジョグ。 帰宅してからちめた―いビールを味わったのはいうまでもない。 今回のマラニック 走行は26、7km |
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