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■<ひょうご出前環境教室>
「地球温暖化問題」〜進む温暖化、私たちはどうすればよいのか?
講 師:溝口 章宏氏 (兵庫県地球温暖化防止活動推進員・環境カウンセラー)
日 時:2008年8月9日(土) AM10:00〜12:00
場 所:勤労会館3階
参加者:17名
今回の環境セミナーでは、環境問題の原因についての基本的な問題から今後予測される事態について説明をいただいた後、温暖化による影響がどのように世界や身の回りで起きているのか、そして身近な生活の中で私たちはどのような心がけをするほうが良いのかということを網羅していただいたセミナーでした。
元々この問題に関心のある健すまくらしのメンバーにとっては、目新しい情報は少なかったと思いますが、改めて問題整理をし、生活を振り返る機会になったかと思います。
ただ、残念ながらこのようなセミナーは無関心な人達にこそ聞いて欲しいものであり、普及啓発の難しさを改めて感じる機会にもなったように思います。
我々としてはこの機会をきっかけにエネルギー問題などに踏み込んで、さらに考える場を企画していくべきかと思いました。
(澤木・八木)
<授業風景>

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■≪ 京・町家見学会報告記 ≫
平成20年6月1日、当会世話人のH氏が京都市内で町家を改修し、町家の良いところは残しつつ、現代の生活機能を満たした環境と共生した暮らしを実践しておられ、その暮らしぶりを見学させていただきました。
部屋の構成として1階は玄関土間、ミセ、食堂(床暖房付)、台所、浴室、便所、2階は居間、寝室、ロフトで、仕上げは土壁と漆喰、無垢の杉板を使い健康的な空間になっており、町家特有のおおらかさを満喫できました。
また、H氏の1人息子のT君がデザインした表札は字のバランスがよくすばらしい出来映えでした。2階ロフトからの滑り棒、現しの梁から吊り下げたブランコがT君のお気に入りの装置であるとのことでした。
手づくりの表札や随所に見られる工夫や遊び心から、生活をエンジョイしておられる様子がうかがわれ、ほっとする一日を過ごさせていただきました。
(日高)
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■平成19年度 健康な住まいとくらしを考える会 活動報告
■世話人会
4月26日(木)
6月13日(水)
12月 2日(日) 計3回
■行 事
@ 9月16日(日) 13:30〜15:30
『環境セミナー』 講師 竹重 勲氏 (兵庫県地球温暖化防止活動推進員・環境カウンセラー)
参加人数 23名

A 12月 2日(土) 14:00〜16:00
『EBISガーデン&ハウス』見学会
講師 菅家克子氏(建築家)
EBISガーデン&ハウス 代表取締役 今里泰造氏
参加人数 11名

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■家庭における省エネと健康な暮らし(計測と分析による省エネから考える)
日時:平成19年年9月16日(日) 午後1時30分〜3時30分
場所:すまいるネットセミナールーム
参加者: 22名
今回は ひょうご環境創造協会のひょうご出前環境教室から竹重勲氏(兵庫県地球温暖化防止活動推進員)に家庭における省エネと健康な暮らしのお話を伺いました。
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)によりますとこのまま地球温暖化が進めば地球は生物の住める惑星ではなくなってしまうのではないかと危惧を訴えています。ますます深刻化する中、対策は思うように進みません。日本も例外ではありません。京都議定書では、1990年ベースで6%削減が目標のところ2005年現在、全体では8.1%上昇 特に家庭部門では37.8%も上昇してしまっています。この厳しい数値に基づく事実から出発しなければなりません。まずはできること、個々の家庭で計測と分析をしてその数値を評価し、家族で相談して、いかに省エネするかの対策をたてなければなりません。
竹重さんご自身の体験を元にお話してくださいました。1、身近なことから実行、@コンセントを抜いて待機電力を省く。 A電気器具の見直し B白熱灯から蛍光灯にする。2、計測の結果、思いの他、給湯がエネルギーを多く消費することに気づき、湯の沸かし方から ボイラーの効率まで研究、対策する。 3、自然エネルギーの活用として今まで使っていた太陽熱温水器は地震でダメージを受け、耐震対策のためにも温水器は断念してその代わり、屋根一体型の太陽光パネルを設置する。夜間電力もできるだけ利用して償却期間の短縮にも努力する。4、ケナフを日当たり側に植栽することで遮光と蒸散によるエアコンの電力消費削減につなげる。5、成長早いケナフを炭にすることで冬の暖房、調理にも利用する。5、炭は燃料以外にもエチレンを吸収する効果がある。それは腐敗を遅らせたり、消臭効果、室内の浄化になる。生ごみコンポストにも有用。6、砂ゴケ(水かけなくても枯れない。)やさつまいもで屋上緑化を計画中。断熱効果を計る。
エネルギーを管理するにはお金、CO2、熱量等総合的に見なければならなりません。家庭のエネルギーは家の大きさ、家族数、家族構成、家の構造、使用エネルギーなどいろいろ異なり、解析は難しいです。が、みんなで取り組んでみてよくわかったことは 環境に意識の高い家庭はエネルギーが削減できているということです。一番大事なのは意識の問題なのです。意識をもつことがエネルギー削減につながります。また省エネは健康にもつながります。子々孫々のためにも 未必の故意(実害の発生を積極的に希望ないしは意図するものではないが、自分の行為により結果として実害が発生してもかまわないという行為者の心理状態。)にならないように今できることから始めなければなりません。
(記録・原田)
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■京(みやこ)エコロジーセンター見学と懇親会
日時:平成19年年4月1日(日)
見学先:「京エコロジーセンター」(京都市環境保全活動センター)京都市伏見区深草池ノ内町13
懇親会:「KYOUEN 眺庵」にて(京阪三条駅前)
参加者:12名
担当者:横田・日高
─見学─
地下鉄烏丸線「竹田駅」10:00集合、徒歩で「京(みやこ)エコロジーセンター」へ。
到着後、館の担当課長"西本雅則氏"の施設説明とスライドを観た後、氏の案内で施設内を約1時間半見学した。この施設は、H12年の「地球温暖化防止京都会議」開催を記念して建設され、H14年にオープンした。
建物自体に、環境に配慮した工夫がなされている。太陽光発電パネルの設置、外断熱・複層ガラス、雨水利用(トイレ洗浄水に利用)、地熱利用(外の空気を地中でゆっくり一周させ取り入れる)、屋上のビオトープなど。目新しいものでは、「躯体放射冷暖房」。天井や床のコンクリート内に配管し、そこに冷水や温水を流して部屋の冷暖房を行う、主たる冷暖房設備であり、通常より3割程度の省エネになっているそうだ。
また、この施設の運営には多くの市民グループや公募のボランティアが参画し、子ども達はじめ市民の環境学習や活動の拠点となっている。くつろぎと語らいのコーナーに設置された"木の葉"の形のテーブルは、親しく会話でき、いい意見が出やすいテーブルの形なのだと説明があった。
オープン後5年経ち、普及啓発(エコクッキング、夏休みイベント、水のワークショップ他)、環境学習(学習プログラム開発、環境教育副読本作成、講師派遣他)、環境ボランティアの登録、環境保全活動の支援(活動費用の補助金)など、さまざまな事業が進められている。市内から少し離れているのが難点であるが、このような施設は近くではまだ少ない。館の説明の中で紹介され初めて知ったが、兵庫県内では、神戸市西区(神鉄「木津」駅)に「こうべ環境未来館」があるとのこと、機会があれば訪れてみたい。「こうべ環境未来館」のホームページ:http://www.kobe-miraikan.com
─懇親会─
見学が終わった後、京阪電車で移動し、「眺庵」で懇親会を行った。京料理に舌鼓を打ちながら、木の話(兵庫県産材など)や今後の事業のことなどを話し、終始なごやかに楽しい時間を過ごした。
<今後の見学先の候補など>
・吉野 福西和紙
・吉野 阪口製材所
・国見の森公園 宍粟市山崎町
・有馬富士公園 三田市
・兵庫県立人と自然の博物館 三田市
・ディリパ(大阪ガス) 万博公園
・彩都(国際文化公園都市) 北大阪(茨木・箕面)
・伝統的な京の町家訪問(可能ならば)
・その他テーマ 水問題
(記録・垂水Y)
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■平成18年度 健康なすまいを考える会 セミナー 記録
日時:平成18年12月9日(土)午後1時30分〜3時30分
場所:兵庫県民会館
参加者:15名
行事担当:木本・垂水・芝崎
「環境配慮のすまいづくりとペレットストーブ」…座談会、建築家・菅家克子氏を囲んで…
大阪の建築家・菅家克子氏を迎え、スライドを見ながらこれまで設計してこられた住宅の紹介や、間伐材利用のペレットを燃料とする、ドイツのペレットストーブへの思い入れを語っていただきました。
菅家さんの設計するときの5つのキーワード、
1) 長持ちする建物をつくる
2) 省資源、循環を考える
3) 省エネルギーを心がける/自然エネルギー利用
4) 自然や生態系への配慮
5) 歴史、文化の継承
1977年から2004年に至る作品の中から18件を選んでご紹介いただきました。1977年の豊中の家から薪ストーブが登場、以来暖かさが見えるストーブを取り入れた作品です。
薪は燃料として売られているものの他、街路樹ををもらいに行ったり、庭木を剪定したものをもらったりと廃材利用をしています。
薪ストーブの他、地場産の杉など無垢の木を床や天井・建具に取り入れ、壁は漆喰塗りにしたり自然素材を使った家を造り続けられたことが多数のスライドの中から感じられました。また、近年は民家の改修に取り組み、箱階段・厨子2階などそのままに木組みを見せ、伝統工法の保存にも貢献しておられます。
ペレットストーブとの出会いは1999年のドイツエコツアーに参加、ライネ市のTAT(転換エネルギー研究所)訪問でした。輻射熱と自然対流で暖房し、灰も少なく、1時間ごとにクリーンモードになるペレットストーブに思い入れ、日本でメンテできないと製品を出せないと言われたヴォトケ社の研修を受けて、日本代理店資格を取得しました。2004年に個人輸入を始めると共に、高槻森林組合のペレット工場と提携。国内のヘルツ問題を日本版制御ソフト開発により解消して、普及活動に入っています。薪暖房が焚けない地域でも使用できるので、省エネ・省資源・エネルギーの循環を心がける方にはお勧めの暖房設備といえるでしょう。一度体験したいものです。
(記録・芝崎)
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■― 検証シリーズ ― 電磁波セミナー「電磁波問題を考える」・・・家電製品から携帯電話まで・・・
日時:平成17年2月27日
場所:すまいるネットセミナールーム
参加人数:43名
健康な住まいを考える会との共催による今回のセミナーには、電磁波問題に詳しい電磁波環境研究所の荻野晃也先生をお招きしました。先生は京大在職中の1979年、スリーマイル島の放射能調査のため渡米の折、同年ワルトハイマー博士が電磁波と小児ガン発生の関連について論文発表されたことを耳にされて以来、電磁波問題に関わっておられます。このセミナーでは電磁波の基礎的なこと及び電磁波の影響についての調査研究の結果の抜粋を資料としてお持ちいただき、客観的に且つわかりやすくお話をうかがうことができました。
地球自体も500mG(ガウス)という大きな磁場をもっていますが、今問題になっているのはそのような静磁場でなく、自然界に存在せず人間が作りだした変動磁場だそうです。
心臓ペースメーターの誤作動、中華航空機の墜落など電磁波が原因の事故もありましたが、その他にどういう問題があるのかというと、
・送電線の近くに住んでいる子供に小児白血病や脳腫瘍の発症率が高い
・電磁波を浴びる職業の人に白内障、流産、ノイローゼ、てんかん、白血病、脳腫瘍、ガン、アルツハイマー、ALSなどの発症率が高い
・夜に作られ人間の体内時計に関連しているといわれるホルモンであるメラトニンが減少する。メラトニンには睡眠促進、ストレス抑制、酸化防止、ガン抑制その他の効果があるといわれている
・携帯電話から出るマイクロ波の脳への影響 等、書ききれないほどの影響が電磁波にはあるのではないかという問題です。
まだ100%電磁波の危険性が確立されてはいませんが、外国には電磁波の生物影響に関する多くの調査研究報告が発表されており、スウェーデンでは1990年代初期から国をあげて対策に取りかかっているそうです。しかし、日本では政府もマスコミもが電磁波問題や諸外国の動きをほとんど報道せず、国民は知らされないでいる状況です。悪影響が証明されてから行動するのでは遅い。悪影響があるものとしてできるだけ電磁波被爆を避ける予防原則が大切であり、特に身体の水分量が多くて細胞分裂が活発である胎児や乳幼児が最も影響を受けやすいため、胎児・乳幼児の立場で見ることが大切であるとの荻野先生のお話でした。
電化製品からの電磁波被爆をできるだけ避ける方法としては
・電磁波の低減されている製品を選ぶ
・電磁波は離れると急激に低減するので発生源からできるだけ離れる
・使用時間を短くする
・使わないときはコンセントから抜いておく
・携帯電話についてはイヤホン使用が有効であるが、イヤホンを使わない時は電話と中継タワーの間に頭が入らないような位置に移動する 等をあげられました。
シックハウス問題が、便利さを享受するために安全性の確認がされないまま化学物質を多用して起こっているのと同じことが電磁波でもいえるかもしれません。現代の生活から電化製品や携帯電話を一切切り捨てることは出来そうにありません。それだけに我々世代だけのことでなく子供たちの将来のことも考えると、消費者はコマーシャルやブームに迂闊に乗ることなく賢い選択をしなければいけないことを痛感しますし、一方で国や電力会社やメーカーには一般市民に情報を開示し、早急に善処して欲しいものだと願わずにはいられません。
(常俊)
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■こうべ・すまい大学〜すまいづくり基礎コース〜第6回 すまいと健康「シックハウスを考える」
日時:平成16年9月25日
場所:神戸市水道局たちばな職員研修センター
こうべ・すまい大学『すまいづくり基礎コース』全6回の最終回を、昨年に続き健康な住まいを考える会で、シックハウスについて講義をすることとなりました。
当日は前段をシックハウスの概要と法規制を含む現状を常俊が、中段を快適な住まいにするための注意点として建材やシロアリ対策について澤木が、最後に日常の暮らし方での注意点などを八木が担当しました。
時間を超過してしまいましたが、皆さん熱心にメモを取られていました。また今回は、男性の方の参加も多く、女性だけでなく広く『人と健康に優しいすまいと暮らし方について』考えてもらう貴重な時間をいただけたことに感謝しています。
(八木)
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■材料勉強会「塗料」−アトリエ・ベル
日時:平成16年7月6日13:30-17:20
場所:すまいるネット セミナー室
参加者:28名
講師:アトリエ・ベル 鈴木光明氏
7月6日、東京より知る人ぞ知る、アトリエ・ベルの鈴木光明氏を招いて、塗料の勉強会を開いた。「木材には塗るな」がモットーの鈴木氏も、日本では湿度によって狂いが生じやすい家具、建具、汚れやすい床には塗ったほうが良いとの事
。配布されたレジメよりは、テーブルの上に用意された塗料の原料―サフラワー油、亜麻仁油、えごま、キリ油、ワニス、蜜蝋、木蝋、セラック、ほおば油、柿渋,ベンガラ等−を回覧して匂いをかいだり、食べたり?しながら話を聞いた
原料の知識
・セラックニス−セラック虫(貝殻虫)から取り、チョコレートや薬の糖衣に使用される
節のヤニ止めにも良い。オイルステインにセラックを1回だけ塗ると表面
だけ乾く
・ワックス−塗膜を作る
・オイルフィニッシュ−油。酸化しやすい物としにくい物がある
・フェノール樹脂−タイプ1は安いがタイプ2は高い
・ラッカー−ショウカ綿から取る。シンナーを使って溶かす。塗膜は弱い
・コパル−ワニス(フタルサン樹脂)
・ダンバルゴム−フタバガキ(ラワン)科の木のヤニ
・イソパラフィン−重油から出る
・蝋―蜜蝋、木蝋、イボタ蝋などがある
・エナメル−塗りつぶす場合に使用する
其の他,当日配布資料参照
要約
・原則として木材には塗らない (塗らなければアク洗いも出来て、綺麗になる)
・人間の体を蝕むようなものを塗ってはいけない
・自然塗料は持ちが悪く,メンテナンスが必要である事を、クライアントに伝える
・ドイツの塗料は自然系の物質で出来ていて、酸化重合の為のジルコニウムを入れていないので乾きが悪い(カビの原因)
・気候風土に合う塗料を使う
中国―キリ油
朝鮮―えごま
日本―ウレタン、ワニス、オイルフィニッシュ
・日本の木を使い油を塗らなければ、石鹸や塩水を付けて、たわしでこすると綺麗になる
・アトリエ・ベルの塗料は相談を受け、調合するものもあるので、4★は取っていない
質問
・Q1;外部テラスの木が腐りやすいが・・・
A1;日本の木(赤味)を使い、ステンレス釘を打つ。オイルステインを塗っても小口から水が染み込むので、水が掛かり難くしたり、水がよく切れる様にする。
・Q2;ウレタンが白く退色したが・・・
A2;木部に使用するウレタンは最低品質のもので、下地はサウンディング・シーラーである。塗り直しは無理である
・Q3;O.P.の上に塗装できるものはないか
A3;ナチュレエナメル(自然系)
・Q4;集成材カウンターに塗れる、ウレタン以外のものは?
A4;ワニス、オイルフィニッシュ、白木用ならオイルワックス
ウレタンには毒性は無い
・Q5;土足床用には何を塗れば良いか
A5;樹脂ワックス
・Q6;外部で長持ちする塗料は?
A6;O.P.以外あまり無い。ヤマハは樹脂でドアを作っている
O.P.を長持ちさせるには、軒を深くして直射日光や雨を避けると良い
・Q7;素人でも簡単にぬれる塗料は?
A7;オイルステイン、オイルフィニッシュ
・Q8;シナベニヤにオイルステインを塗るとムラになるが、良い方法は?
A8;シーラーを薄めて塗ってからオイルステインを塗る
材質によっても塗り方が違う。1回クリヤを塗ってから薄く茶色を吹く
床板やドアのメーカーは工場で流れ作業で吹いているので均一に仕上がる
突板のシナベニヤは、吸い込みが少ないので、綺麗に塗れるが杉板は無理である
・Q9;学校のフロアオイルは匂いもきつく,なるべく止めたい。代替品は?
A9;自動車オイルなので、匂いもきつく,乾きも悪いが,ある程度安全である
ギルソナイトという,アメリカ製の天然タール入りフロアオイルもある
体育館の床は摩擦熱で特殊なものしか耐えられない
・Q10;ドイツの自然塗料を木製雨戸に塗ったが黒カビが生えてしまった
A10;カビは油が好物で、木部に染み込んだ油がなかなか乾かないと、黒かびが生える
4%の食塩水を使ってたわしで洗うと良い
・Q11;防虫塗料でよいものは?
A11;ヒバ油、月桃、ほう酸+ニス
ヒバ油は薄めて塗らないと、塗る人は筋肉弛緩を起こす
・Q12;杉材に塗れるものは?
A12;クラフトオイルフィニッシュ
・Q13;クロムメッキの上に黒い点々が出たが・・・
A13;錆を落とす
SOFT99 コーポレーション(0120-345099)の「錆落としセット」がある
錆は海に近いか山に近いかで、対策が異なる。海に近い場合、旭硝子がフッ素塗料を出している
・Q14;柿渋を薄めてぬっているが黒い斑点、むらが出る
A14;柿渋は室内の壁、天井には良い色であるが外部には一寸弱い
以上、塗装店3代目の鈴木氏の知識は経験と実験に裏打ちされ、奥深く、興味深い話
が聞けた。とにかく、化学物質過敏症の人はサンプルを取って、匂いをかいで貰ってから
塗る事である
(木本)
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■勉強会報告 シロアリ防蟻工事に関する勉強会
日時 平成16年5月18日 午前10:3分〜12:00
場所 すまいるネットセミナー室 参加者 21名
講師 株式会社 宏和 環境事業部 粂 洋行氏
シロアリ防蟻工事について、わかっているようで、詳しくはわかっていないため、今回勉強会では、健康に被害をもたらさない防蟻や、シロアリについて日ごろシロアリを相手に仕事をされている、粂氏にお話を聞くこととなりました。
以下に、その内容の一部です。
・日本で家屋に被害をもたらすのはヤマトシロアリとイエシロアリ。
・シロアリは蟻道を作り蟻道の中を移動して家の中を上へ上へと移動する。
・シロアリの仲間が一つの巣の中に溢れると、シロアリに羽が生え、羽アリになり群飛が起こる。ほとんどの羽アリは他の生物の餌になり食べられてしまう。
・隣の家から羽アリが飛んで来てもあわてる事はないし、自分の家から羽アリが出ても近所に迷惑をかける事はない。
・もし羽アリが出てきたら、冷静に羽アリの出口を記録する。羽アリの出口やその周辺の隙間などに殺虫剤などをかけてシロアリを奥に追い込まない、なぜなら駆除が困難になるから。
・粂氏は、駆除剤としてホウ酸の水溶液を蟻道に沿って最低限度の範囲で散布。間違っても床下の全面の散布はしない。それは、シックハウスの原因になってしまうため。ホウ酸の水溶液はホウ酸40%、溶剤としてエタノールアミン20%、水40%を混ぜ合わせて作る。それから1年に最低一回の床下の定期点検を勧めている。またベイト工法でステーション(容器に餌木を入れた物)を仕掛け、シロアリの存在を確認したら効果の遅いベイト(餌)を仕掛け、食べたシロアリが巣に戻って死ぬ事で、巣全体を壊滅させる事も出来る。
建築設計するものとしては、シロアリ駆除については、過剰に対応することなく、床下を点検できるように点検口の設置や、床下を高くするなどの対策をとることで、常に家を観察できるようにすることの大切さについて、考えさせられました。
(村上・八木)
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■材料勉強会報告
日時:平成16年1月27日 午前10:30 〜 12:00
場所:すまいるネットセミナー室にて 参加者:18名
シックハウス専門相談員は月1回のペースで勉強会を行っていますが、今回は会員の皆さんにもお声を掛け、公開版という形で実施されました。
昨年7月より施行されたシックハウス対策に関する改正建築基準法の影響で、建材の改良が急速に進んでいます。ところが、残念ながら今回の基準法で具体的に規制の対象とされたのはクロルピリホスとホルムアルデヒドのみ。当然、建材の改良=ホルムアルデヒド使用回避の方向へ動くという結果になり、これまでホルムアルデヒドに
頼っていた機能を満たす代替品として何が使われているのかが気になるところです。
また、さらに危険とされている未規制のトルエン、キシレンに付いても材料メーカーの取り組みを具体的に直接聞きたいとの声から、今回はアイカ工業(株)の方に来ていただいて、接着剤や仕上材の現状をお聞きしました。
安全性や施工性能に付いて気になるところをいろいろ質問しましたが、代替品に関しては“比較的危険度が低い”程度であったり、成分が“企業秘密”とされて聞けなかったり、カタログ等には表記されていなかったりと、もどかしい思いをする部分もありました。とは言え、ほんの数年前には考えられなかった程の企業努力も進んでいるようで、心強い思いをしたことも確かです。まだまだ課題は残されているようですが、私達も更に勉強して、より安全な材料を選択する責任があると感じました。
(澤木 久美子)
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■京都町家見学会 報告
日時:平成15年11月30日
場所:京都四条・秦家と吉田家及び周辺散策 参加者:20名
今回の見学会は、京都の町家・商家の伝統的な建物を見学しつつ、暮らしていらっしゃる方々の生活の知恵や苦労についてお話をうかがわせていただく機会となりました。
秦家は、京都市登録有形文化財として昭和58年に指定された町家です。江戸から明治時代に薬商として栄えた商家で、店舗・住居・土蔵を二つの庭がつなぐ「表屋造り」とよばれる町家です。表の「奇応丸」の看板がひときわ目立ちます。みせにわをぬけ、玄関からザシキに上げていただき、お茶をいただきながらひとしきりお話をうかがった後、表から裏まで見学をさせていただきました。「商売をしていたこともあるが、いつ人が来られても気持ちよく迎えられるように店・ザシキは生活感を出さないように整えています。まちは暮らしている気配を守っていくのが大切だと考えています。」とおっしゃっておられたことが印象的でした。
吉田家は、歴史的意匠建造物に指定されています。これは戦前までに京都に定着していた歴史的意匠を持った外観を保全又は継承している建造物として特色豊かな町なみ景観のシンボル的な役割を担っているものに対して指定しているものです。
秦家と同じ「表屋造り」になっており、元白生地の問屋として栄えた歴史があります。今回も店部分には、小袖がたくさん展示されていました。季節や展示を希望する無名の芸術家の作品なども折々に展示されるそうです。
昼食は特別にザシキで京会席弁当をいただきました。その後、御当主に家の歴史や守っていく楽しさや苦労等をうかがいました。
建物の素材や質が居住者や見学者を引きつける力があるようで、とても懐かしい、ゆったりした気分を過ごすことができました。また、町家は暗くて寒く住み辛いだろうと思っていましたが、やはり家や界隈に力があるのか誇りを持って楽しく住み継いでおられることが印象的でした。その後、四条界隈を散策しながら、町家や近代洋風建築、町家を改修したショップなどをそれぞれ見てまわりました。
(八木景子)
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■伊丹市秋の市民講座「安心・安全・快適の住まい学」に出張−報告
日時: 平成15年11月29日(土) 13:30〜15:00
場所: 伊丹市立中央公民館
シックハウス対策講師派遣では、神戸市外で初めて伊丹市からの依頼がありました。
伊丹市立中央公民館では、毎年春と秋に市民講座が開かれています。15年度11月の秋の講座は、「安心・安全・快適の住まい学」〜豊かな住生活を求めて〜をメインテーマに11月の毎週土曜日全5回にわたり、住居学の大学教授や医学博士、住まいのプロデュ―サー、建築士など様々の講師がそれぞれの立場からテーマに沿った講義をするものでした。
私たちは、最後の第5回目の講座を受け持ち、与えられたテーマは、体にいい暮らし「シックハウス症候群について」〜あなたのお家は大丈夫〜。講義には二人が当り、前半にシックハウスの原因と化学物質や健康被害について垂水が、後半に住まいをシックハウスにしないための注意点や暮らし方について長町がお話しました。
受講者は定員30名に対し約20名の方が登録されていたそうですが、当日のお天気があいにく雨だったせいか、残念ながら出席者が少なく11名でした。しかし後日、受講者の全講座を通じてのアンケートの感想の中には、5つの講座の中で一番よかった、もっと時間がほしかった、シックハウスと防虫剤・殺虫剤の関連が分かったなど、好意的な感想があったと聞きひと安心しました。
今回初めて他都市での出張講義でしたが、シックハウス問題に対する皆さんの関心は、そう高くない雰囲気でした。できれば他都市の多くの方々にも、この問題を伝える必要があると感じました。今後も要請があれば、他都市へも積極的に出向いていきたいものです。
(垂水百合子)
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■神戸婦人大学 選択講義 すまいと健康「シックハウスの現状と対策」報告
日時:平成15年11月6日
場所:神戸市男女共同参画センター
神戸婦人大学は、女性が自らの生き方を発見し、社会のあらゆる分野における活動に参加並びに参画するための基礎的な能力を身につけることを目的として昭和52年に開校され、昨年度末で4500余名の卒業生を送り出されています。「生活福祉学部」「文化スポーツ学部」「消費情報学部」に別れて3年間勉強されますが、選択講義は学部学年の枠を越えて受講できるもので、おしゃれ・陰陽師・日本経済の行方・刑事法・ジェンダー・成年後見制度等バラエティーに富んだ内容が並ぶ中にシックハウスが加わって、今年度1〜3年生合計700名の学生のうち90名の方が講義に出席されました。
当日は前半シックハウスの概要と法規制を含む現状を常俊が、後半対策と暮らし方の注意点などを八木が担当しました。
皆さん熱心にメモを取られ、後日「自分には無関係なことと思っていたが身の回りにシックハウスの原因物質があふれていて今まで被害のなかったのは幸運だった」「住宅環境についてもっと社会の認知度が高くならなければ」「換気の重要性がわかった」「これからは気をつけて生活したい」というような受講生の感想が大学事務局から届けられ、人と健康に優しいすまいと暮らし方について学生さんに考えてもらう貴重な時間をいただけたことに感謝しています。
( 常俊 桂子 )
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■こうべ・すまい大学にて講演
日時:平成15年5月10日 午後2時〜4時
場所:神戸市勤労会館
神戸市すまいるネットが主催するこの「こうべ・すまい大学」は、建築・契約から健康・環境まで多面的に「すまい」を取り上げ、これからの「住」と「暮し」について考える講座です。その中の「すまいづくり基礎コース」ではすまいに関する様々な問題を各回で取り上げ、これからのすまいづくりにどう活かしていけばいいかを考えるもので、2003年度は、6回に渡り、住まい方から法律問題、住文化についてまで講義が行われました。
今回は、第2回目に「すまいと健康〜シックハウス症候群を考える」と題してシックハウス問題がテーマに取り上げられ、健康な住まいを考える会の任意メンバーで構成する「シックハウス専門相談員」が、これを受け、我々が作成した冊子「シックハウス対策の基礎知識」を元に4つのテーマを挙げて4人の講師で一般市民の方にわかり易くシックハウス問題を解説しました。
内容の概要は、1.シックハウスは特殊な事例でしょうか?―被害件数の増加、住まいから公共建築物の問題への波及(シックスクール問題)、 2.シックハウスのことを知ろう―シックハウスとは、シックハウスによる健康被害、原因と考えられる化学物質、 3.住まいをシックハウスにしないために―新築・購入・リフォーム時の注意点、建材の選び方、実状の紹介と予防について、4.暮らし方の注意点―暮らし方でマイホームをシックハウスにしてしまわないために
以上で参加者は92名。大変熱心な受講ぶりで講義終了後も数人の方が講師のところへ質問に来られ、また、次の回の講座を申し込んで帰られる方も多数おられました。
この場ではシックハウス問題―環境問題への関心の高さを感じましたが、全国的には正しい知識の普及や法整備がまだまだ不十分であると考えられます。これからこのような講習が増えていく事を期待しています。
(文責:長町 奈百子)
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