京浜運河鉄道株式会社
本社:神奈川県川崎市川崎区鋼管通
1 入江崎線
独特のホーム形態の川崎駅を出発すると、すぐに高架区間に入る。カーブを曲がると、ここからJR南武線と並行し、工業地帯へ向かう。新浜川崎駅は、製鉄工場の最寄りで利用客が多く、同駅には本社が併設されている。
入江崎駅には営業所が置かれ、入江崎線と浮島線の駅務・乗務を担当。入江崎駅〜水江駅間は単線で、朝夕のみ区間運転される。同区間は、工業地帯の通勤客にしか利用されないので、日祝日などは運行しない。
2 浮島線
◎急行 神宮駅〜川崎駅〜浮島駅間 日中20分毎 8両/入江崎営業所
◎通勤急行 神宮駅〜川崎駅〜浮島駅間 平日朝のみ 8両/入江崎営業所
◎普通 川崎駅〜浮島駅間 日中20分毎 4両/入江崎営業所
小島新田駅では京急大師線に接続する。殿町駅は、以前自動車工場駅であったが、現在は自動車工場自体が無い。同駅を過ぎると、国道409号線に沿って走行。終点の浮島駅は、東京湾アクアラインの入口に位置し、木更津方面のバスに接続する。
浮島線が開通したことにより、運賃は均一制から対キロ制に変更、京湘川崎幹線との直通運転および急行運転の開始、無人駅の有人化と、京浜運河鉄道は劇的に変化した。