礼文アツモリソウの群生地を訪ねて

礼文島・利尻島の高山植物へ

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2008年6月4日(月)〜6月6日(金)
礼文アツモリソウの群生地を訪ねて
海外旅行中のトラブルのため、1年間自粛していたトレッキングを再開することとした。最初はその時キャンセルした礼文アツモリソウの群生地の探索に選んだ。
3日間の強行日程で十分な探索が出来るか心配したが、とにかく礼文、利尻を知ることが第1と考えこのツアーに参加することとした。
一日目
千歳空港→旧花田家番屋→サロベツ原生花園→稚内 380km、7時間半のバスの旅
二日目
稚内港→香深港→スコトン岬→スカイ岬→レブンアツモリソウ群生地→高山植物園→香深港→鴛泊港→オタトマリ沼→仙法師御崎公園→利尻富士温泉
三日目
姫沼→鴛泊港→稚内港→稚内北防波堤ドーム→宗谷岬→猿払→千歳空港 415km,9時間のバスの旅

 
天塩川:北見山地の天塩岳に源を発する長さ256kmの日本で4番目の長い川で、河口付近で10kmほど南下するのが印象的であった。
 
旧花田家番屋:明治後期の鰊漁家花田伝作が建造した番屋。当時200人の漁夫等が生活していたと言われる。建材は全て北海道産。 重要無形文化財
 
サロベツ原生花園:北海道最北端に広がる2万3千haの湿原で、約100種の湿原の花々が咲き乱れる。広大な泥炭地は乾燥化が進み笹の侵入が深刻化
 
礼文島:日本海上に位置する日本最北の島(82平方km)で、夏には約300種の 高山植物が咲き乱れる風光明媚な花の島。レブンアツモリソウは人気が ある。
 
利尻島:日本海上に浮かぶ周囲63.3kmの円形の島で、島の中央には高さ1718mの万年雪を抱く利尻岳がそびえる。
日本には・・・富士と呼ばれる山は数多くあるが海上に浮かぶ利尻富士は秀逸で行き帰りのフエリーでは殆どの時間をデッキで過ごし写真撮影に没頭した。お陰でデジタルカメラの充電切れになった。
 宗谷岬:北緯45度31分14秒日本最北端の地である。海の向こうにはサハリンの島影が見える。流氷館を見学すると流氷に覆われた冬の日本海を想像させる。宗谷岬の背後に広がる丘陵は、周氷河地形と呼ばれ幾千年に渡る厳しい自然の営みを感じさせる。
 猿払:オホーツク海に面する北海道最北端の村でホタテ漁が有名

今回の旅行は、快晴に恵まれどこまでも続く北海道の大地、海に浮かぶ利尻富士、可憐に咲くレブンアツモリソウ、ムラサキ雲丹・ホタテなどの海の幸等々最高の旅を満喫できた。次回は時間を十分とって再度訪れたいものである。
レブンアツモリソウ
レブンアツモリソウの群生
鴛泊港から利尻富士を望む
車窓からの菜の花畑 花田家番屋(ニシン漁) サロベツ原生花園 天塩町から利尻岳 日本最北端稚内駅 稚内港の日の出
稚内港北防波堤ドーム 海上に浮かぶ利尻富士 最北限の地スコトン岬 澄海岬 西上泊 オタトマリ沼
御崎公園の奇岩・奇石 御崎公園から利尻富士 姫沼にて 逆さ利尻富士(姫沼) 宗谷丘陵(氷河後) 宗谷岬(日本最北端)