2008秋の旅(八海山、天城山、養老渓谷)

2008年10月23日(木)
八海山

心配された前夜からの大雨も越後湯沢に入ると川端康成の雪国を思い出されるような天候に変わり、運の強さを感じた。
八海山は越後駒ヶ岳、中の岳とともに越後三山の1峰で人里から一気にそそりたち、峻険な岩峰群を有するその山容は、神秘的な雰囲気を漂わせ、古くから霊山として崇められてきた。
ロープウエーで山頂展望台まで登りそこから五合目付近までトレッキングし、深まりゆく紅葉を楽しんだ。
山頂展望台からは雪を抱いた上信越の山々や快晴の時には日本海、佐渡島まで360゜のパノラマが楽しめる。
下りは約一時間の単調な行程であったがこれまでの長い登山歴で見たことのない峻険な山々と紅葉を楽しめ満足のいく1日となった。
帰路立ち寄った石打ユングパレナスでの入浴は1日の疲れを十分癒してくれた。 

2008年11月29日(土)
天城高原
初冬の天城山をトレッキングした。本来なら天城峠から八丁池、万三郎、万二郎、天城高原への縦走をしたかったが、交通の便が悪いので今回は天城高原→万二郎→万三郎→涸沢→天城高原のルートをとった。生憎の曇り空で遠望は効かず、初冬であったため天城山の良いところを堪能とはいかなかったがいずれ時期を見て、天城山を代表するブナの新緑、ヒメシャラの群生、、シャクナゲ・アセビ・ツツジの花を見に行きたいと考えている。






 
2008年12月1日(月)
養老渓谷
関東で最後に見れる紅葉の名所養老渓谷に2日間に亘って行ってきた。1回目は紅葉見物には早かったが風が無く、川の流れが穏やかで水面に写る紅葉が鮮やかだった。2回目は10日後だったがモミジ等の木々が見事に紅葉していた。
養老渓谷は千葉県の大喜多町から市原市を流れる養老川によって形成された渓谷で幾つものハイキングコースが造られている。
今回は下流の水月寺から粟又の滝まで約4kmのウオーキングを楽しんだ。粟又の滝は、養老渓谷の上流にあり養老渓谷随一の景観を誇り、上総養老の滝とも呼ばれている。階段上になだらかに傾斜した岸壁の上を落差としては約30メートル、長さは約100メートルに渡って滑り落ちている。
また、昼食に食べたマグロの海鮮丼、東京湾越しの富士山、海ホタルからの東京の夜景など印象に残る旅でもあった。


  
粟又の滝
小沢又の滝