心配された前夜からの大雨も越後湯沢に入ると川端康成の雪国を思い出されるような天候に変わり、運の強さを感じた。
八海山は越後駒ヶ岳、中の岳とともに越後三山の1峰で人里から一気にそそりたち、峻険な岩峰群を有するその山容は、神秘的な雰囲気を漂わせ、古くから霊山として崇められてきた。
ロープウエーで山頂展望台まで登りそこから五合目付近までトレッキングし、深まりゆく紅葉を楽しんだ。
山頂展望台からは雪を抱いた上信越の山々や快晴の時には日本海、佐渡島まで360゜のパノラマが楽しめる。
下りは約一時間の単調な行程であったがこれまでの長い登山歴で見たことのない峻険な山々と紅葉を楽しめ満足のいく1日となった。
帰路立ち寄った石打ユングパレナスでの入浴は1日の疲れを十分癒してくれた。
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