2009年4月2日(木) |
桜前線を求めて |
本年は、桜が開花してから満開になるまでの期間が長く(東日本以西)花見を堪能することが出来た。
その中で特に印象に残った山高神代桜と身延山久遠寺のしだれ桜を日誌に書き留めた。
山高神代桜
山高神代桜は山梨県北杜市武川町山高の日蓮宗実相寺境内にあり、日本三大桜(他に三春の滝桜、根尾谷の薄墨桜)の一つに数えられている。伝説では、神話の日本武尊が植えたと言われ、推定樹齢は2000年と言われる。
高さ10.3m、幹周り11.8m、枝張り東西17.3mのエドヒガン桜で、日本最古の巨木として国指定の天然記念物である。長いときの流れに絶え2000年もの間、ただ一度も休むことなく花を咲かせてきた姿は美しくも神々しくもあり、心に響いた。
神代桜は13世紀頃、日蓮聖人がこの木の衰えを見て、回復を祈ったところ再生したため、「妙法桜」とも言われている。
日蓮宗総本山身延山久遠寺の紅しだれ桜
日蓮宗の総本山として設けられた本堂などの建物の大きさと絢爛さに驚くと同時に、境内で艶やかに美しく咲き乱れるしだれ桜は心に深く残る。境内には樹齢400年を越えるしだれ桜2本があり薄紅色に咲き誇っている。また奥の院からの富士山や南アルプスの眺望は素晴らしい。
帰途、由比港で解禁になったばかりの桜エビを求め桜エビ丼でその味を堪能した。 |
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山高神代桜
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久遠寺報恩閣前の紅シダレ
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