サンプルスクリプト

スクリプト003

;Googleで検索(上級)
;F1キー、F2キー
;2015/04/4作成

F1::
WinGet, workwin01, ID, A
bk=%ClipboardAll%
Clipboard =
Send, ^c
ClipWait, 1
if ErrorLevel <> 0
return
moji01 = %Clipboard%
Run, http://www.google.com/search?q=%moji01%&gws_rd=ssl
Clipboard = %bk%
return

F2::
WinActivate, ahk_id %workwin01%
return

スクリプト002を少し改良したスクリプトです。

Word、PDF、Tradosなど、文字列を選択できるところで、文字列を選択してF1キーを押すと、ブラウザが起動し、その文字列でGoogle検索が実行される点は同じです。

スクリプト002では、検索した後にブラウザがアクティブな状態になるため、たとえばTradosで翻訳しているときに検索した場合は、翻訳作業を続けるためにTradosのウィンドウをクリックしたりして、Tradosをアクティブにする必要があります。今回のスクリプトでは、F1キーで検索した後に、F2キーを押すと、文字列を選択したテキストエディタやTradosなどのウィンドウをアクティブにすることができます。これにより、文字列を選択した場所にカーソルが戻るので、翻訳作業を続けることができます。

また、スクリプト002では、何も文字列を選択していなくても一応ブラウザを起動して検索を実行しようとします。しかし、今回のスクリプトでは、文字列を選択していない状態でF1キーを押しても、何も起こりません。

さらに、スクリプト002では、検索を実行すると、選択した文字列がコピーされるため、それまでクリップボードに入っていた内容が消えます。しかし、今回のスクリプトでは、F1キーを押すと、文字列をコピーする前に、それまでのクリップボードの内容を保存し、検索が終わったあとに、保存した内容をクリップボードに戻すため、F1キーを押す前のクリップボードの内容が消えません。


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