スーパーウルトラマッチョ教師
佐藤"サイボーグ"尚孝先生による特別授業
「筋肉」
の時間!!!!!
    
 
〜番外編〜  「生きてる」

やってまいりました、佐藤さんによる特別授業、筋肉の時間。
今回は趣向を変えて、トレーニングのお話ではございません。

今回のテーマは、「生きてる」。

 何はともあれ、ご拝読くださいませ。



Chapter T

     

     余命一カ月の花嫁

  
お薦めの本 



 ある日、何気なく本屋に立ち寄ると、導かれるように店頭のコーナーへ行き、

ある本を手にしました。



タイトルは 「〜乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ〜」

●書籍「余命1ヶ月の花嫁」 イブニング・ファイブ編 定価1400円(税込み1470円) マガジンハウス刊

内容TBSが乳がんのため余命一ヶ月と宣言された長島千恵さんの最後の一ヶ月を密着取材し昨年放映されたドキュメンタリーの書籍です。父親、恋人、多くの友人の愛に支えられた千恵さんの闘病生活・24年の人生を通して命の尊さや愛を感じることのできる一冊です。きっと何かを感じ取れると思います。(上記写真が本の表紙です。)

P.S. ※この本の売り上げの一部は、J.POSH(日本乳がんピンクリボン基金)を通じて乳がん検診の普及による、乳がん早期発見に役立てるために使われます。

下記を御覧頂ければ、何かを感じ取って頂けると思います。

@ http://blueginkgo.cocolog-nifty.com/ginkgo/2007/07/124_7dab.html

※@では内容がわかりやすくまとめられています。

A http://www.tbs.co.jp/eve5/feature/20070718_sp.html

※Aでは番組紹介の2分間のVTRがみることができます。

B http://www.tbs.co.jp/program/cancersp_20070718.html

   ※BはTBSの番組紹介です。



またネットで検索するとこの2時間番組の動画がアップされているところもあります。



千恵さんのブログより



みなさんに明日が来ることは奇跡です。
それを知ってるだけで、日常は幸せなことだらけで溢れてます。






相反するように、私は闘病中…

『明日が来るのが怖い!』

どこからともなく湧いてくる不安に襲われ、不眠になる日々が続き、睡眠薬を服用する毎日を送っていた自分。





特に印象に残った言葉が



「生きてるのって奇跡だよね.いろんな人に支えられて生きてるんだよね.私これで元気になれたらすごい人間になれると思う」



『生きてる』



生きているうちに、『生きてる』って言いたい、感じたい…。そう思いました。

そういう生き方をしていきたいと思い始めています。








Chapter U



『男っていうのは…たとえ損になったにしても…

 自分に嘘をついちゃいかんのですよ…。』




私が中学生の時、世界戦直前のインタビューでの元WBC世界スーパーライト級王者―浜田剛史さんの言葉



ストイックにボクシングに打ち込み、拳の骨折による2年間ものブランク(ランキングからも名前が消え、忘れ去られようとしていた。)また半月板損傷を患い、這って階段を昇る程患い、膝も完治していない状態で望んだ世界戦。圧倒的不利と言われながらもリングに臨む。

"例え拳が砕けようとも、その時、

相手が倒れていればそれでいい。”




1R 3分9秒 壮絶なKO勝ち!



今でも鮮明に心に焼きついている光景です。



この上記の言葉が、最近、頻繁に心に浮かび語りかけてくるようになったのです。





Chapter V




私自身の病気が快方に向かい、様々なことを考えるようになってきました。これからどう生きていくか考え迷っていたある日…。



年明けに、ある企業の経営者の方から、うちで働かないか?誘いを受けました。



大変光栄なことなのですが、その場では即答できず、先延ばしてしましました。

理由は今の自分には世界を行き交う即戦力となる実力がないことでした。



 あまりの自分自身の不甲斐無さを感じずにはいれませんでした。

しかし、これまでの自分を振り返る良い機会となりました。



顧みると



2年程前、病のため心身とも辛く感じる日々が続いていました。



ある時、呼吸困難に陥り、言葉を出そうとしても、『う〜、あ〜』しか出ない…

意識はあるのに自分で何とかしようとしても自分をコントロールできない…



そんな私の姿を見た家族は、世間に出せない!恥ずかしい!キチガイ!と言った。

言いようのない感情を抱き、家を飛び出し、一人になりました。



脳の機能が正常に働かず、簡単な足し算・引き算もできなくなり、ちょっとした買い物でも、いつも1万円を出していました。 記憶も正常に働かなくなり、新しい事が覚えられない!人の名前が覚えられない!!思い出せる範囲内の記憶で対処して生活していました。



思ったことも言葉で上手く伝えることができませんでした。傍から見ると何も悪いところがないように見えるため、様々な方との誤解を招いたり、理解してもらいたいけど、理解されない!表現できない。苛立ちや不満を他人にぶつけつたり、またそうする自分も信じられなくなっていました。不安が押し寄せて、臆病な尻込みする日々。         



そのためか、人と関わりたいという気持ちを持ちながらも、人と接する機会を避けるようになっていました。この様な生活を送る中でいつのまにか、今まで考えもしなかったことが心の中で起きていました…。”自殺”という選択肢を考えるようになりました。

 

困難なこと、面倒くさいことを、あえて考えないようにしていました。

(何も感じない・考えない方がずっと楽かも?って。)



何かが違う…。自分であって自分じゃない…。このままいいのか?生き方に違和感を感じながらも、自分をごまかし続けていたんじゃないか?



そんな思いが強く感じるようになった時、自分を変えるきっかけとなったのが、上記経営者とお話をさせていただいている時でした。その時、冒頭の浜田さんの言葉が心に浮かんできました。心が揺れ動きました。



『今までの自分と決別し、自分を変えよう、生まれ変わろう』

そう心に決めました。








Chapter W



『自分は何がやりたい?』って考えた時、最初に浮かんだのが、

『病気や障害また偏見に苦しんでいる人の力になれたら!』

と思いました。



病に苦しんでいる人が、心までも苦しんでしまう状況や制度。人知れず自ら死を選ぶ人も中にはいます。その人たちのケアをしていきたい。

 でもそれは職業としては現在成り立たない。今のままでの生活では無理!



今までは、ただ一時的に思っただけで、いつの間にか怠惰な日常性に戻ってしまうのが常でした。今度は違うと確信しています。



今できることをできるだけやり、生活を変えようと再スタートの準備をしているところです。新たな生活の基盤がしっかりしたら、できることから始めようと思っています。



誰もが直面する可能性のある事実を一人でも多くの人に知っていただく機会を作れれば、一人でも救われる方がいたらと思い今回の文章を載せさせていただくことにしました。



この場をかりて…

今まで多くの人に、たくさん嫌な思いをさせたり、迷惑をかけてきました。(反省)

そして多くの人のに支えられてきました。ありがとうごさいます。(感謝) 



単に肉体の発達のみを誇示するだけがボディビルなら、あまりにも空しい。

ボディビルを通して様々な方と知り合うことができました。その交流の中から感じ、学びとり心の構築を行っていきたいと思っています。