ワタシが時折お邪魔しているビールの会。8月は‘新大陸のビール’ということでアメリカとオーストラリアでしたが夏コミと重なり欠席。ごめん、ルロイ隊長。
さて、今回はドイツ、スペイン、ベルギー、イタリアのラインナップでした。相変わらず我が趣味に無理やりこじつける強引なページ・・・。ビール愛好家に申し訳ない。
■ドイツ
DOM KoLSCH ドム(ケルシュ)
ケルシュはドイツ・ケルンの特産ビールで、ビールとしては珍しく商標権が国際的に保護されていてケルン以外で造るビールはケルシュとは表示できないそうです。かわりにコローニアと呼ぶこと多し?
すっきり飲みやすく美味しいです。ま、ワタシビールならなんでも美味しく感じるのであてになりませんけど・・・。最初の一杯にもってこいなカンジ。
■スペイン
Marlen マーレン(エキスポート)
エキスポートとはドイツ・ドルトムントのビールで、昔の長期輸送に耐えられるように造られたエキス分の濃いラガービールなんですって。ホップが沢山使われているっていったかな?このマーレンは100年ほど前にスペインのビール愛好家達がドイツのマイスターと作ったザラゴザーナ醸造所で造られているビールだそうです。100年前ですから残念ながらドン・ブラースはお飲みになってませんね。非常に色が薄くて香のよいビールでした。
■ベルギー
Blanche des Honnelles ブランシェホーネルス(ホワイトビール)
大麦、小麦に加えオートミールから作られているそうです。ホワイトビールはオレンジピールやコリアンダーなどで風味付けをした独特なビール。
ベルギービールはドイツほど厳しい規制がないので色々な製法の楽しいビールがあって面白いのだとか。なんでも麦を使ってシャンパンの製法で造った‘セゾンビール’というのホントにまるでシャンパンのようだとか。一度飲んでみたいですね〜。華やかな香りのビールでした。が、すでにこの時点で酔っ払ってますのであまり記憶が・・・。
■イタリア
スプリューゲン ボックロッサ
ボックとはこくのある強いビールタイプ。で、このビールは赤っぽい色味をしていたのでロッサ(赤)かな?黒ビール程は色味とも濃くないですがけっこうお酒っぽい感じがしました。イタリアはビールまでもワインっぽいのか(笑)
ビールのラベルも赤くてきれい。チーズに良く合うんじゃないでしょうか。
ベルギービールで有名なのが僧院(トラピスト)ビールと呼ばれるもので、その呼称を使えるのは6箇所だけだそうです。その他は使わせてもらえないので教会ビール(L'Abbayeビール)として売っているのだそうな。
僧院でビール?坊さんがビールを飲むのか?と思われましょうが、自分達の飲食用で無く商売用だったようです。よく教会で飴とかクッキーとか売ってますでしょ?あんな感じ?
ベルギー北部ではワイン用の葡萄があまり良く出来ないのでビール造りが行われてました。で、ローロッパではしょっちゅう戦争がありましたから、兵士達相手に僧院で造ったビールとチーズとパンを売って商売をしてたわけですね〜。
となればもちろんワーテルローの戦いにおいても熱心に商売していたものと思われ…!と大変感慨深く今回は僧院・・・ではなく教会ビールをいただきました。下↓の小話でのビールの値段はいい加減です(キッパリ)。樽の大きさだって1ガロンなんだか50ガロンなんだか・・・。勉強しなくってすみません。そのうち直しておきます〜。ついでにワーテルローまでロソウ大尉は元気に生きて活躍したの希望で。あ、でもそうだったら階級も上がってますねきっと。
15/9/03
「閣下、僧院の者が提供物の件で面談を願っておりますが」
「提供物だと」
「ビールの件で…」
「提供だと!商魂逞しく高値で売りつけようとしているくせにな!
そう言うことは補給長に任せておけ!ジョージが上手く丸め込んでくれるだろう」
「マレー閣下はアメリカですが…」
「そうだった。いつもいつもあいつを欲しているので、側にひかえている幻影をみたようだ。
しょうがない、通せ」
「ご機嫌麗しゅうウェリントン公爵様」
「たった今麗しゅうなくなったぞ」
「それは大変残念なタイミングでまいったものでございます!公のお気持ちの憂さが晴れますように私どももお祈り申しましょう」
「・・・。で、用向きは何か?」
「この度は偉大なるジョージV国王陛下の勇猛なる兵士の皆様方に、当僧院のまことに拙劣な物ではございますが幾許かのビールを提供できますことは身に余る光栄でございます。」
「回りくどいのは結構だ。ストレーに来い、ストレートに。」
「では一樽15シリングでは」
「・・・本当にストレートだな。高い!この時期のビールにそんな値がつくか。せいぜい8シリングだ」
「公爵様は世事にも通じておられる(チッ)。しかしながら当僧院のビールは香辛料を用いて劣化を極力抑えた万全の品質のものでございます。8シリングはないでしょう、半額じゃありませんか」
「それならば結構、ビールはKGLの者にドイツから輸送させよう。喜んでやってくれるからな」
「んなアホな(ドイツ人ならやりかねん)。では、僧院特製パンを付けて10シリングでいかがか。出血大サービスですぞ」
「僧院のチーズも美味いそうじゃないか」
「!そんな殺生な、公よ」
「おお!フォン・アルテン少将。良いところに来てくれた。君のところのキングス・ジャーマン・リージョンのロソウ大尉を呼んでくれないか。ひとつ頼みたいことがあってな」
「くっ…!解りました!チーズもお付けします。そのかわり即金でお願いしますぞ!」
「(笑顔)僧院の発展に貢献できてこんなに嬉しいことはない。ありがとう。院長にもよろしく伝えてくれ。下がってよろしい」
「(悔し涙)それではお暇もうします…」
「閣下、お呼びだったのでは。ロソウを来させますか?」
「少将。いや、もう済んだ。ありがとう」
「はあ。」
「ベルギーのビールは美味いって聞いてたんすけどね。なんか味が薄くないすか?サー」
「ウェリントンがケチって水で薄めたんじゃないか」
「ええ〜!…っていうか、呼び捨てでいいんすか将軍を。相変わらずだなぁ」
「いいさ、誰が聞いてるわけじゃなし。あの人ならやりかねないと思わないかパット。」
「俺に答えさせんで下さいよ、恐ろしい。」
「お前はもう除隊してミスタ・ハーパーなんだからいいじゃないか」
「その除隊した人間がこっそり配給のビールを相伴して何が言えますか、サー」
「(笑)サーじゃないだろ。パット」
「…リチャード(赤面)」
(無理やり終わる)