今回はレアなベルギービールの特集でした。ベルギービールは日本でも大変人気ですね。
香辛料やフルーツを使ったり、自由な発想で様々な味わいがあるからでしょうか。
過去のビール会でも必ず1品は出るんですけど、まだまだ飲みきれない種類が膨大にあるのが凄いです。
そして一番に印象に残ったのは実はベルギービールではなく、最初に提供された「麦汁」でした。
「麦汁」とは発酵前のビールの素で、コレ(写真)を発酵させるとビールになるんだそうです。
<麦芽を煮込むことにより麦のでんぷんが糖化され、それにホップを加えるため甘い苦い液体になります。>(主催者様説明より)
その糖分がアルコールへと変化するんですね。発酵前って言ってたけど泡も立ってました。見た目はすっかり色の濃いビールで区別はつきませんね〜。お味は・・・。妙にとても甘いデス!そしてトマトのような青臭い匂い〜。ちょっとウエ〜っ!(笑)

画像左から
■ワトゥ ウィットビア
画像で見にくいですけど片手にビールを持った口髭のおっちゃんが描かれているラベル。雰囲気がなんだかアメリカ開拓時代?ベルギーなのに。香り高いホワイトビール。普通のビールですけど、麦汁飲んだ後だから美味いの何の(笑)
■ヒューガルテン ホワイト(ベルギー国内用)
輸入品は通常330mlビンだそうですが、国内では250mlビンが流通しているそうで中身も若干違うそうです。んが、輸入ビンを飲んだこともなければ若干の違いがわかるほどの人間でもありません。
だめだ、今度から味もメモしよう。
■デュシャス デ ブルゴーニュ
ビールの名前はフランス語で「ブルゴーニュの侯爵夫人」の意味。1457年にベルギーのブルージュで生まれたブルゴーニュ侯爵の娘メアリーにちなんで名づけられたそうです。ベルギーはフランスのお隣りですからね。ブルゴーニュと交流があったんでしょうね(調べましょうよ・・・)
そしてワインの産地ブルゴーニュ風なのかビールもワイン風なレッドビールでした。酸味と甘みのある美味しいビールでしたよ。ラベルの雰囲気も女性向け。
■デュベル グリーンラベル
通常のデュベルは赤いラベルだそうです。アルコール度数が8.5%もあるストロング・エール。なんでもこのビールを試作していた時、試飲した人が「これは悪魔のビールだ!」と叫んだことが由来とか。
DuvelとはDevil悪魔のことなのですね。いや〜ヨーロッパの方は感情表現が大げさ豊かで面白いですね!とてもドラマチックじゃありませんか?名前だけでも飲みたくなるビールって凄い。
今回のグリーンラベルは地元ベルギーでの要望で食事に合うようにとアルコールが約1%低く、口当たりの良い味わいにしてあるものだそうです。普段はベルギーに行かないと買えない貴重品。
しかし、地元民に配慮とは腰の低い優しい悪魔です(笑)
■ジラルダン ブラックラベル
19世紀から続く伝統あるランビック(自然発酵ビール)メーカーだそうです。通常の白ラベルのジラルダンもレアで高価なランビックだそうですが、さらにこの黒ラベルは、無ろ過のベルギーでもなかなか見つけられない貴重品だそうです。ああ、そんな貴重なビールをワタシのような下戸が・・・。
ボトルもグリーンでシャンパン風な佇まい。ちょっと見にはビールと判りませんね。
味も凄い個性的。本当に、ワタシ発酵してます!と主張が。すっぱい発酵臭のあるチーズのような・・・。
■シネイ スペシャル
シネイとはこのビールが造られている小さな村の名前だそうです。有名なトラピストビールのシメイとはまったく関係なし。アルコール度数9%の強いビール!毎回締めのビールはワタシに勝負を挑んでくるな〜!
酔っ払いは味を覚えていません。ダメダメ。ふっ。
は〜、ベルギービールだけで6種類飲んだのか。この他に主催者様の熊ビールヴィット(ホワイトビール)と、発売したてのキ○ン「毬花」ビール(ちょっと危険な名前?)も飲んだからね。(何故キ○ンかと言うと毬花は地元県産のホップ使用が売りなので)
今回酔っ払い対策に柿を食べて臨んだのに、てくにかるKO負けしたのは、最初の麦汁で柿効果も粉砕されたからではないかと・・・。それくらい強烈でした麦汁。
↓下の小話。今読み返したら最後の場面、ハーパーが樽を戻しに行かなかったのか、ちゃんと言いつけどおり戻したのにもかかわらず#が噂を流したのか。ワタシは後者に1票。酷い上官だ。
03/11/23(飲んだのは11/13)
「Bloody Hell!何だこれは」
「どうしたんすか、サー」
「ハーパー!ビールじゃないのかこれは!?」
「ビールじゃないんすか?」
「甘いぞ」
「ええっ。うおっ不味い!…どっから持ってきたんすかこの樽」
「…。」
「(盗って来たんすね。)麦汁は甘いって聞いたことあるすよ」
「ばくじゅう…」
「発酵前のビールの素っす」
「仕込み中のビールってことか。そんなの持ち歩いてる馬鹿はどいつだ」
「樽に“ロソウ”って書いてるす」
「…。」
「…。」
「自分でビール仕込んでるのか…。恐ろしい男だなロソウ」
「(樽ごと盗んでくるあんたはどうなんすか)」
「KGLのテントにこっそり戻してこい、ハーパー」
「嫌っすよ。なんでオレが。ああ口が気持ち悪い」
「なんだソレ?」
「ブランデーっす。最高級の(にやっ)」
「俺にもよこせ」
「もう無いす」
「よこせ!」
「無いっすってば」
「〜〜!吐け!戻せ!」
「なに子供みたいな事をーーー!!!んんむぐ!!!」
「ーーーーんんんっふはっ。クソっ!麦汁の味しかしないぞ!」
「 サ… サ… 」
「ハーパー?おい、パトリック?パット?」
「 サー…! 」
「…泣くな。悪かった、ふざけ過ぎた。そんな嫌がると思わなかったから…。」
「(オレの上からどいてっ。お願い!キレる前に!)」
「泣いたの黙っててやるから樽戻してこいな、パット。」
「〜〜〜!(涙)」
その後、ハーパーが麦汁を飲んで泣いたと言う不名誉な噂が連隊に流れたとか。
(高速強制終了)