ギリシア人の文化








ギリシア人の考え方


ギリシア神話は古代ギリシア人の信仰していた神々の話です。
つまり、ギリシア神話とは古代ギリシア人の宗教で、キリスト教でいうところの聖書の話のようなものだったわけです。


この古代ギリシア人宗教は、神の世界と人の世界の境界線がはっきりとひかれておらず、人の世界と神の世界は続いているものと考えられていました。
この考え方があるからこそ、人と神の間に多くの子が誕生したと伝えられているのです。

神が人の姿をしていたとしても神の世界と人の世界が続いているといっても、神と人とは全く違います。
古代ギリシア人にとって神とは不老不死であり、完璧な美しさを持った存在であるのです。
いくら人間くさい神でも、神は人ではなく、力も美しさも素晴らしい存在と考えられていました。
そして、古代ギリシアでは他の多くの宗教のように偶像崇拝を禁止していませんでした。そのため、神を表そうと彫刻が沢山作られました。


そして、神を表現するために完璧は美というものを追い求めます。
神は人を超えた存在なのですから、完璧というものは神々の為にある言葉だったのでしょう。
(その、追い求めた結果が黄金比などです。)




ところで、古代のギリシア人にとって、完璧な美とはなんでしょうか?
神は見た目は人を完璧に美しくした姿をしています。
そのため、人が一番美しいとき、つまり年老いた姿や無力な赤ん坊の姿では神は表現される事はすくないといえます。
そのため、一番力が充実し、まだ老いを感じられない青年のような姿で表現される事が多いのです。
神々は人のもっとも理想的な形として表現されました。


神の世界と人の世界の境界線が曖昧だったと書きましたが、そのため、人々は自分たちの上に続いている神々を想像するために人の世界で優れた人物を見て想像をふくらませました。
この考えはギリシア人の文化に大きな影響をもたらしていたと考えられます。
その代表はオリンピックです。
オリンピックとは、ある条件下において、一番優れた人物を選び出すことを目的として行っておりました。
そうして選ばれた人物はその条件下において、一番神に近いと考えられていたのです。






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