日本画ってなんだろう?


日本画と洋画、絵画において洋画と日本画の違いとは何かを考えると、現在では限りなく境界線が薄くなっていると考えて良いと思います。

それは、現在ではこの2つの違いは画材だけといって過言ではないところまで近づいてきているからです。
また、日本画と洋画の画材と技法を組み合わせて絵を描く画家の方もいらっしゃるので画材という面でも境界線はなくなってきていると思います。


しかしながら、日本画独特の伝統的な技法はなくなったわけではありません。現在もキチンと生きています。平安の世からほとんど変わらない技法、材料がまだ使われているのです。

伝統的な技法は習得がとても難しく、その技法の専門家でもない限り、完全に使いこなすことはまず出来ません。(たとえば日本画の画材である箔は、箔を専門に扱う方がおられます。ほとんど職人芸の世界です)

ただ、技法を完全にマスターしなくても絵は描けるのです。
むしろ、日本画の技法のすべてを完全にマスターして(極めている)おられる方などいらっしゃらないと思います。
楽しむ絵にとって技術は必ずしも重要ではありません。重要なのは絵を好きな心なのだと思います。