CinemaReview

こうして並べていくと、どうにも、偏ってますね…好みが。
映画好きの友達には、ほぼ通じるのですが、一般(?)の友達には、まず受け入れられてません…。
っていうか、みんな知らないみたいです、これらの作品。…もったいない、損してます、ホント。

海猿/羽住英一郎/日本
★★★★★

うふっ。も・ち・ろ・ん、映画館へ見に行き、初回限定DVDBOXもゲット済み♪この映画のあと、海上保安庁の志望者が、通年の3倍に延びたってサ…。バカだね、伊藤英明には誰もなれないっちゅーの。それにしても、華を添えないといけないってのは分かるけど…どう見ても、加藤あいは邪魔。かなり、浮いてた。出すんだったら、もうちっと上手く演出してやれよって感じ…。
アフガン零年/セディク・バルマク/アフガニスタン
★★★★★+★

原題は「オサマ」。タリバン時代のアフガニスタン内情が生々しく描かれています。NHKでメイキングなど何回か特集が組まれていて、ずっと見たいと思っていたのですが、映画館には行けなかったのでDVDをゲット。主人公の少女の眼に神秘的な力を感じずにはいられません。自分と同じ時代を生きているのに、こうも生きる世界が違うとは…。恐ろしいです。
ピンポン/曽利文彦/日本
★★★★★

いやあ、もうARATA最高です。これだけ最高なのに、表舞台にはほとんど出てこない辺りが、ますます素敵…。そのまま俳優業に興味を示さないでくれよ…。(敵が増えるのはたまらん!(笑))あ、いえ、中身も十分良く出来た作品でしたヨ。こちらも初回限定DVDBOXゲット済み♪
No Man's Land/ダニス・ダノヴィッチ/フランス=イタリア=ベルギー=イギリス=スロヴェニア/
★★★★★+★

これは同期S氏の薦めだったかな。
ボスニア人兵士vsセルビア人兵士がノーマンズランド(中立地帯)でいがみ合う話。とにかく、痛恨。民族、思想、それに絡む戦争のくだらなさと悲しさ…。たくさんの国のスタッフの想いが実に重くこもっています。誰もがここまで分かっているのに、なぜ戦争はなくならないのでしょうね…。
WATER BOYS/矢口文靖/
日本
★★★★★

男のシンクロ…聞いただけで興味そそられますネ(笑)DVD?もちろんゲット済みですよ…。フフフ。
この映画では、玉木宏に惚れまして♪ドラマ版は、1(山田孝之のヤツ)がスキです。瑛太がお気に入りでした。2は、それなりに面白かったけど、1ほどインパクトないし、役者に興味が持てなくて…。

ぼくの神様/ユレク・ボガエヴィチ/ポーランド・アメリカ
★★★☆☆

ポーランドのユダヤ人の子供がいかに生き抜いてきたかが描かれているのですが、他のユダヤものに比べてインパクトが劣りますね。宗教観についていけなかったからもしれませんが…。ハーレイ・ジョエル・オスメントは、スピルバーグの「AI」よりかはいいと思うよ。ってゆーか、「AI」見て、スピルバーグ終わったな…って思ったのアタシだけ?…あ、また話ズレました。
ハウルの動く城/宮崎駿/
★★★★☆

宮崎作品の中では、ちょっと期待はずれで残念。しかし、興味もなく、全く期待していなかったキムタクのハウルは、最高に素敵でした!見直したよ!キムタク!それと同じで、滝沢秀明の義経も!タッキーを起用だなんて、NHKも落ちたな…と思っていたけど、いやいやなんの!見直したよ!タッキー!…って話題ずれました。
蝶の舌/ホセ・ルイス・クエルダ/スペイン
★★★★☆

スペイン内戦の時代背景が分からないとちょっとキツいかもだけど、子供とじいさんのふれあいが実に自然で良い!それゆえ、最後が切ないのよ…。ほろり。
ライフ・イズ・ビューティフル/
ロベルト・ベニーニ/
イタリア/
★★★★★

いわずもがな、不朽の名作ですね!前半と後半の陽と陰のギャップが悲しみをそそるといいますか…。でも、どんな苦境でも、前向きに生きられるんです。受け継いだ遺伝子によるのは間違いないですが。あの父親から生まれたら、そりゃ、子供も天然かな…くらい思わなければ、ありゃ無理がありすぎ(笑)
バスキア/ジュリアン・シュナーベル/アメリカ
★★★★★

実在の人物バスキアの半生を描いた作品。ひたすら単調なのですが、バスキア役の俳優さんがすごく素敵です!アンディ・ウォーホル役にデヴィッド・ボウイが…ってのも、ちゃめっけがあって面白いし。アート系の作品は大好きです。
ピノッキオ/ロベルト・ベニーニ/イタリア/
★★★★☆

ライフ・イズ・ビューティフルのベニーニおじさんが、ピノッキオやってます。ちょいハゲ頭のピノッキオ。しかし、どんどん可愛く見えてくるので不思議…。
ヘドウィク・アンド・アングリーインチ/ジョン・キャメロン・ミッチェル/アメリカ
★★★★★

アート系の映画もういっちょ!これも同期M氏とS氏の勧めで視聴。いや、かなり感動。時折挿入されるアートな絵が可愛いしセンスあるし!音楽も実に良い!…のに!三上博がミュージカルやっちゃうなんて…ショックすぎて見られません!(しかし、どんなヘドウィク…?)
勝手にしやがれ/ジャン・リュック・ゴダール/フランス
★★★★★

同期M氏の勧めで借りて見ました。ゴダール作品では最も有名なものの一つ。ゴダール入門にももってこい。ジーン・セバークがとにかく可愛いし、お話もテンポ良く、でもけっこう身も蓋もない感じが面白いです。
レオン/リュック・ベッソン/フランス・アメリカ/
★★★☆☆

そうなの。ジャン・レノが大好きなの。みんなはレオンいいっていうけど、でも、作品としてはあまりスキじゃありません。かなり簡単にたくさんの人間が殺されるのが、ちょっと…。
La Chinoise/ジャン・リュック・ゴダール/フランス
★★★☆☆

これも同期M氏に借りて見ましたが…ゴダール作品2本目にしてぶっとびすぎて、早々にゴダール離れが(笑)難解なので一生懸命理解しようと頭を働かせながら見たため、寝ることもなく、逆にかなり印象深い作品に…。毛沢東思想に傾倒したバカな若者の話だってことは分かりました。
グラン・ブルー/リュック・ベッソン/フランス
★★★★★

ひたすら潜水する話(笑)。
これは確か友人A嬢に借りてみました。超癒し系って感じですかね。映像もきれいだし、毎年夏には見たい映画です。夏の疲れが出る夏の終わりがいいかしら…。
彼女たちの時間/カトリーヌ・コルシニ/フランス
★★★☆☆

8人の女たちのエマニュエル・ベアールが出てるので見てみたのですが、彼女の役、コワすぎ。あんな気分屋な女はやだなあ!女の友情っていうか、女の恋愛ってコウェ〜。
ダンサー・イン・ザ・ダーク/
ラース・フォン・トリアー/デンマーク

★★★☆☆

なんだか、ゴーリーの絵本思い出しちゃうよ…。救いようなくて。一緒に見に行った友人A嬢は、怒り狂ってましたっけ…主人公の妄想と現実が分かり難いうえに(普段に妄想癖がある私なんかには特に問題なし)、常に手ぶれしてるような映像に酔って気持ち悪くなったうえ、あのラスト…。あ、でもビョークの歌はいいと思うよ。
メルシィ!人生/フランシス・ヴェベール/フランス
★★★★☆

くだらなくて、アホっぽくて、かなり笑えます。役者さんたちの目の表情がとにかく巧い!
さえない中年男が、ふとついたウソからどんどんスターダムにのし上がって(不本意ながら)行く話。疲れた時とかに、何も考えないで見るといいかも。
秘密の花園/アニエス・ホランド/イギリス
★★★★★

バーネットの小説を、フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮。監督は『太陽と月に背いて』のアニエスカ・ホランド。…っていう、スゴイ顔ぶれ。秘密の花園は、もの心つく前から大好きで大好きで、今でも年一回は読み返します。自分のイメージ通りに映像化されてて、本当に嬉しかった作品♪もの凄く、美しいです!映画を全く見ないウチの母も大絶賛。

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