開設 2005年11月12日
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『山のスケッチ』
奥日光クロスカントリースキー

3月1日から3日間、新ハイキングクラブ東京支部の、奥日光クロスカントリー
スキーに参加し、眩しい陽の光を浴びながら、真っ白な雪原の中を歩いて来た。
リーダーの小島庸司さん以下パーティは9名。今年は全国的に雪の多い冬だ
と思っていたが、日光は今年になってから殆ど雪が降っていないとの事で、表面
がカチカチに凍っている雪は、スキーで歩こうとしている我々にとって良い条件で
はなかった。併し、計画通りに戦場ヶ原を経て光徳温泉を目指す事にした。
湯元温泉の湯ノ湖から流れる水は“湯滝”となり、轟々と音を響かせしぶきを飛
ばしながら、豪快に流れ落ちている。その滝の下の雪原に降りてスキーを履いた。
陽の光をキラキラと輝かせて落ち続ける湯滝をあとにして、スキーを滑らせながら
林の中に入った。

広い雪原に立ち並ぶ木々の影を踏みながら、半分くらい雪に埋もれた夏の道標
を目当てに歩き、泉門池まで来ると男体山の姿が見えた。暫く付近の林の中を散策、
昼食のあと光徳沼に向かった。戦場ヶ原に入ると何時もの冬はすっかり雪に覆われ
ている木道が、むき出しになっていたので雪原の中を歩いて行く。

戦場ヶ原を見下ろしてどっしり構えた男体山、その左に大真名子山、太郎山と連なる
景色をとっくりと眺めながらの滑走はまさに快適であった。暖かい陽射しを浴び、頬に
柔らかい風を感じて歩き続け、光徳沼の畔を過ぎてアストリアホテルまで行き、バスで
湯元へ帰った。

三日目はホテルの直ぐ前にある湯元スキー場のゲレンデで軽く滑り、午前中で切り上
げた。山の仲間たちとの楽しい日光での雪遊びは、あっという間に終った。また来年ス
キーを担いでやって来ようと思いながら帰途に着いた。
平成18年3月5日記