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インキピオー2 EXPLORER1
iINCIPIO2 EXPLORER1 サブマリーナと同様にロレックスの特殊モデル第1号として1953年に誕生したエクスプローラ1。サブマリーナやデイトナと比べその実体は以外と知られていません。
頑固として変わることのないブラックフェイスにスチールケース。防水パッキンを施した100メートル防水で堅牢さ誇り、中のムーブメントは温度差に左右されないクロノメーター認定の機械のみを限定して搭載しました。
50年代、ロレックスはあらゆる「冒険家」たちへ向けて特殊モデルを発売しました。冒険者という名が付けられたこの時計に対するロレックスの思い入れは、それだけで容易に想像できるでしょう。
画像を提供して下さったMさんに説明していただきますと :−
文字盤とベルト留めにはオイスター(カキ)ケースに対抗してインキピオーのシェル(貝)マーク入り。
インデックスは、あえて焼けたようにクリーム色で黒ベルトが付属。どこから見ても1016ですが、惜しいことにやっぱりETAの手巻きムーブです。
初代インキピオ−のEXPLORER1のタイプです。人によってはインキピオー8よりこちらの方が丁寧につくられている、と仰られる方もおられますが私には区別が出来ません。夜行塗料を焼けた感じにしてアンティックな雰囲気をねらって少しばかり媚びたのかも知れませんが、きっとこのインキピオー2を出した時はこれ程まで人気が沸騰するとは予想外だったのでしょうね、恐る恐る世に問うたモデルの様な気がしますが本当は堂々たる物です。私はこのインキピオー2に日陰の花の悲哀を感じます。インキピオー8のようにハック機能も付いておらず自動巻でもありません。この#2はインキピオーにしては作りが甘いとか、ステンレスベルトが軽いとか散々言われています、がインキピオー8さえ無ければシリーズの中でもメージャーになっていた筈の不世出の名器です。
プロ野球で言うなら古田に隠れていたヤクルト時代の野口(現、日ハム)、中村に隠れていた中日時代の矢野(現、阪神)、アメリカで言うならばクリントンに隠れていたゴア(大統領になればの話ですが)、ナンノコッチャ、コノコッチャ、全く脈略がありません、申し訳ない。
この画像をご提供下さったMさんによりますとインキピオー2はEXPLORER1のRef1016タイプで、あえて夜光塗料を焼けた色にしてアンティークの印象を出しているのではとの事。(私も、多分1016の前期型と思います。私はインキピオー8のEXPLORER1タイプを持っていますので、この#2はどうしても手に入れようとは思いませんでした。欲しいのはヤマヤマですが、やはり日陰の花ですかね)。
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