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インキピオー9
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72年に誕生したエクスプローラー2は53年に発売された探検用モデルの第2弾です。1との決定的な違いは24時間計針が搭載されたことです。
リューズガードが付けられた頑強なケースに、デイト表示、24時間針の機能が搭載され、冒険者モデルを極めた時計として世に出されました。
文字盤のデザインは従来のロレックスとは全く異なり、秒刻みに5秒毎のドットが打たれているのが特徴です。その独特なデザインはロレックスの中でも違うデザイナーが設計したとも思えるほどです。
70年代に発売されたこのエクスプローラー2は人気がなかったのか以外にも寿命は短く、87年に一時生産中止となり、88年にモデルチェンジが行われました。
現行エクスプローラー2(Ref.16570)とインキピオー9を比較してみました。
どうです、インキピオーの方が貫禄ありませんか? ほんと、つくづくRef.1655のデザインの見事さを痛感致しますなぁ。
なお、インキピオーのブレスは、本物のROLEXに変更済みであります。GMTマスター1に付いていたロック無しブレスです。バネ棒は、ボディの穴が小さいのでもともと付いていたやつを使用しております。届いて以来、ず〜っと着用。色々と批判される向きもあるでしょうが、ほんとに買ってよかったと思っております
これが問題のチャチなフラッシュ・フィットであります。本物も使用してみたのですが、おさまりが悪いので、結局チャチな方を使用しています。
それから、裏蓋も薄っぺらですよね。やっぱり本物は、表からは見えない部分も手を抜いていないところが本物たる所以でありますなぁ。リューズはインキピオーの方が大きくて操作しやすいようですムーブについては、本物が日付けのクイック・チェンジができないのに対して、なんとインキピオーはできるんですね〜。こっちの方が便利だと思いますよ。でも、本物は24時間針が行ったり来たりできるようにして、GMTの機能をより活用しやすくしているんですけどね。インキピオーの場合は、24時間針は一方向にしか進みません。リューズを逆に回すと日付けがチェンジするようになってます。
ついでに、以前から楽しみにしていたジュビリー・ブレスへの交換もやってみました。こちらはフラッシュ・フィット、バネ棒ともにデイトジャストに付いていた本物を使用しています。どうです? こっちもなかなかいけるでしょう?F導師談
このインキピオー9は抽選で購入権利を手に入れてゲットしました。これはどうしても欲しかったので、かなり気合いを入れて応募したつもりです。その気合いの入れ方は以前偶然に見たテレビの番組を参考にしました。
少々説明しますと、1.官製ハガキでなく市販のハガキを使う、2.切手は記念切手を貼る、3.ハガキの最初に「はじめまして、」という挨拶をいれて簡単、且つ丁重な感想を述べる、4.文字は達筆でなくとも丁寧にきちんと書く。今度インキピオー10のSUBMARINERを応募なさる方は参考になさって下さい、私は駆け込みで応募しました。
色々書きましたが私の会社のOLのお姉さんは前述の4点を一切気にせずに、お年玉年賀状はがきの残りや、官製はがきにチャチャ書きしてXXXXの野菜ジュースセットやOOOOOOのコーヒーセット等々を次々ゲットしています。大したものです。
このEXPLORER2タイプはベゼルは固定式で、日付、GMT針は各々単独で調整出来ます。ハック機能付きで、自動巻、手巻きも可能です。出来映えはシリーズ中、この#9と先の#8とが双璧ではないでしょうか。(出来映えとはどれだけオリジナルに近いかという意味です、為念)。
尚、上記の比較写真はF導師からいただきました。ロレックスに対する深い造詣と慧眼、鋭い切口、本シリーズ中の圧巻です。
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