インキピオー5
 GMT
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INCIPIO 5

  GMT

gmt
gmt-c

1945年パイロットの使用を目的としたGMTマスター発売。第二次世界大戦後の民間航空の発達が世界を狭くしワールドタイムの需要が増しました。(1957年の登場という話もあります)。

"GMT"とはグリニッチ・ミーン・タイム(世界標準時)のこと、つまりこのモデルは時差のあるふたつの地点の時刻を、ひと目で知るための機能が備えられています。

これはまさしくパイロットに打ってつけのモデルでしたがジェット機によって世界を気軽に行き来できる現在では、誰もが自由にその機能を活かせる腕時計となっています。

GMTマスターには氓ニがあり、センターハンドを単独で動かせるGMTマスターの方が機能的には勝っているといえます。





いけてますよ。ベゼルは現行に近いのが惜しいところですが、GMT針は初期GMTならではの小型のものだし、ケースはリューズ・ガードのないタイプだし、しかもベゼルは人気のブラックというのもいいですね。

(インキピオーも理屈はこねているがパチロレの一種ではないか、という私の問いかけに)いやぁ、インキピオーはパチロレじゃありませんよ。少なくとも私はパチものだとは思ってません。

パチロレって、海外のサイトでも随分とチェックしましたが、まともに機能するものは一つもありませんでした。GMTの針が動かなかったり、クロノグラフなんかもダミーだったり。最悪の場合はムーブはクォーツですからね。イエロー・ゴールドまがいのはメッキがはげるの早いし。

それに比べてインキピオーは、きちんと機能しますよね。あの価格で立派だと思いますよ。

国産でも機械式で、同じ価格帯で購入できるものは極めて少ないですよ。それと、パチものに使用されているムーブなんですけど、圧倒的にロービートのものが多いんですよ。

インキピオーの場合、オートマチックは全部ハイビートですよね。ロービートの方が味があるっていう人もいますが、私はハイビートが好みです。何と言っても、秒針のあのスムースな動きが好きなんですよ。とは言いつつも、最近のパチロレの作りは捨てがたいものがありますよね。ケースにしろ、文字盤にしろ、ブレスにしろ、いろいろと使い道がありそうですな。

F導師談



GMTとSUBMARINERの区別がつかなかった愚かな私はやっとここにきて両機種の見分けがつけられように成りました。(これでパチロレを買う時に慌てなくてすむでしょう、パチロレもヨーデキテルネ)。

私は仕事で時々海外に出るのですが私のお客さんの中でGMTタイプの時計をしている人は一人もいません。

某誌でGMTを使いこなす世界のビジネスマンという特集記事がありましたが多くの海外での仕事はもっと泥臭いものかもしれません。

あのような方々はヘッジファンドのお兄さんでは、とついつい思ってしまう泥臭い私です。それにしてもあの特集記事の方々は皆さん颯爽とされていましたね。

このインキピオー5はケースは約40ミリ、黒ベゼルは左右に回転出来ます。自動巻ですが手巻きも可能です、ハック機能付き。時針での単独時刻合わせは出来ません。上の画像はPRINCEの画像と同じくこのGMTを惜譲下さったO氏からいただきました。


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