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インキインキピオー10ピオー8
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ファーストの登場年は1953年とも54年ともいわれていますが確証はありません。とはいえこのサブマリーナーの存在が、時計メーカーとしては後発であったロレックス社のポジションを大きく引き上げたことは間違いないところです。
そしてロレックスの三大立役者的技術が集約、発展されています。オイスターケース、スクリューダウン式リューズ、そして自動巻。前二つは防水ケース&リューズの確立には欠かせない機能であります。
身逃しがちなのは三つ目、自動巻に関してです。手巻きであった場合は、ねじ込みの甘さや締め忘れでせっかくの防水性が無駄になります。又、潜水時においてのゼンマイの巻き上げ忘れは致命傷ともなりえます。つまりこの自動巻もダイバースには必要不可欠の機能といえます。
インキピオ-10のSUBMARINERについての私の問い合わせに対しては導師は今回、少々否定的なご意見でした。私も最後の最後まで迷ってしまいました。
(1)バーズ・ウォッチなのに100メートル防水。オリジナルと同じとは言え、JIS規格のダイバーズ・ウォッチの要件である200メートルはクリアして欲しかった。(2)トリチウム不使用なのに「T」マークが文字盤に入っている。
(3)軍用モデルをイメージしていのならば、NATOスタイルのベルトを付けて欲しかった。これならば、もっと価格を下げることができたのではないか。
運良く手に入れることが出来た私の感想は思っていたより出来映えが良く同じ感じのインキピオー5のGMTモデルよりこちらの方が気に入ってしまいました。
デカリューズが非常に新鮮な感じです。雑誌にての製作発表の時にコンセプトとして全体的に色々なモデルの良いとこ取りをして独自の物にしていくとの事でしたが今回それがとても巧くいっている印象がします。
ACTIVO#3にてMさんも仰っているよう、ただ回転ベゼルの使用感は安っぽいので残念ですが、それはご愛嬌と言うことで。(但し次回インキピオー11は7万円近辺の価格故、愛嬌なしでお願いします)。
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