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同じくMさんのモノ凄いお宝(2)です。

OMEGA、RADO、TUDOR等々滅多にお目にかかれない逸品ばかりです。又シチズンジェット、オリエントグランプリ等の国産品には昭和30年代後半の革新的ムーブメントが組み込まれています。特にオリエントグランプリ100は機械に組み込まれた石数が品質に比例するとされた、いわゆる「ムーブメントの多石化競争」の申し子で日本の高度経済成長と時を同じくした日本の技術開発の金寺塔ではないでしょうか。それにしても「あるところのにはあるのですね」、と、マ当たり前の事ですが。

スピードマスター(定番)
1994年、Cal.861、ムーブは現行品のロジュウムメッキになる前の金メッキのモデルですが、オメガらしさがあって私はこちらの方が好みです。
スピードマスターセカンド
1959年、Cal.321のセカンド中期モデル。特徴は、アロー針の長・短針、オメガのアップライトマークと段付文字盤でまだ   PROFESSIONALの表示はありません。純正エクステンションベルト付きです。
ctzn1
国産時計シチズンのシチズンジェット23石自動巻きの画像です。1960年代自動巻きの薄型化のために開発された「ジェット」。搭載するムーブは、回転効率を上げるために外周式のローターシステムという方式を採用。ローターと歯車がかみ合ってぜんまいを巻き上げる音はまさしくジェット音です。この時計は珍しいスクエアのケースに20ミクロンの金メッキがされており、金メッキエクステンションベルト付きです。 スピードマスターセカンド
1959年、Cal.321のセカンド後期モデル。長・短針はストレート針、アップライトのオメガマーク、まだPROFESSIONALの表示はなく段付き文字盤です。ベゼルが通常のTACHYMETREではなくTELEMETERになっている非常に珍しいものです。
オリエントグランプリ100(なんと100石)の自動巻き。1960年代、89個のルビーと11個のサファイアがムーブメントに散りばめられていて、まさにため息もの。国産メーカーの多石化競争に終焉を打った最終兵器です。また、緩急針部分にトリオスタットと呼ばれる微調整装置が取りつけられていて機構もさすがオリエントです。 オメガのコンステレーションです。1950年代ピンクゴールドトップのやじりインデックスで、文字盤のギョーシュ模様が特徴です。ムーブは、Cal.354の半回転ローターの自動巻きで、コトンコトンという衝撃がなんとも言えない味があります。
tudor1
チュードル:初期のでかバラチュードルプリンスオイスターデイデイト(長い)で、黒文
字盤にアップライトのでかバラと非常に珍しいSSの回転ベゼルがついています。今までこんなモデルは見たことがありません。ロレケース、ロレリューズ、ロレSSベルトですが、バーインデックスにベンツ針というところがちょっとあやしいモデルです。ムーブメントは、ローターにTUDORと刻印のある自動巻です。
チュードル:クロノグラフ70年代初期型の2つ目(45分、60秒)です。ムーブメン
トは手巻きのバルジュー23を基に6時位置のデイト機能を付加したCal.234で、クロノタイムの前身です。タキメーターステンベゼルにロレケース、ロレリューズ、ロレSSベルトで、オレンジの針が何ともいえない味を出しています。
radoa skta
RADOのSTARLINERです。錨マークが付いて
いますので自動巻きです。文字盤は昼夜を半分ずつ分けた大胆なデザインで、インデックスもう文字盤から生えています。
SEIKO 5SPORTS SPEEDTIMER 70年代21石自動巻きムーブメントで、赤い秒針は通常は可動せず、クロノグラフ操作をした時に動き出します。ケースからベルトにかけての曲線が何とも言えません


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