インキピオー 33 PATEK PHILIPPE
INCIPIO3 PATEK PHILIPPE 機械式の時計の最高峰と称されるパテック・フィリップ。時計マニアが最後にたどり着くブランドといわれる同社の時計は、世界各国の名士たちにも愛用されています。
いささかの妥協も許さない、というポリシーのもと、1839年の創業以来現在に至るまで熟練の技術者により心を込めて製造される時計はハイクオリティ且つ完成されたデザインとして周知のところです。
なにしろ年間生産数は僅か2万本で、ひとつの時計を仕上げるまでに最低でも9ヶ月はかかるといわれています。パテック、バセロン、オーデマ・ピゲ。世界三大ブランドと称されています。
画像を提供して下さったMさんに説明していただきますと :−
豪華なプラチナメッキケースのパティック96タイプで、シルバーの文字盤やアップライトのインデックスの輝きは1メートル離れれば本物と見分けがつきません。
紳士用3針でスクリュ−バックですがETAの手巻きムーブは惜しいところです。
(パティックは高価すぎて全く歯が立たない私に、どうやらF導師も同意見らしく?この項には鋭い突っ込みはありませんでした。私も内心ホッとしました。パティックにまで精通されているとすればかなりoooo系の人ではないかと内心ビクついていましたので。笑)
パテックもケース、針の雰囲気がいいですね〜。
職場近くで開業なさっているY先生は私と同世代、時計の収集がご趣味です。診察着の袖口からはいつもパテック、ジラール・ペルゴ、ピアジェ等そうそうたるメンバーが顔を覗かしています。
Y先生は私の時計好きをご存じで診察の折りには必ず私の時計に目をやって「エエ(良いという意味の関西弁)カシオやね、」とか「Q&Qでっか、なんのオマケ」とか色々とご教唆下さいます。
先日やっと手に入れましたインキピオー3を早速はめて診察を受けますとさすが素早く目にとめて「オ、パテックやないか、なんぞ悪い事でもしたんとちゃうか」とご自身の袖口からパテックを覗かせながらで仰いました。お見事なブラックジョークでした。
私の配偶者はどういった風の吹き回しかこのインキピオー3が大のお気に入りで「インキピオーと思えばパテックもインキピオー」、間違えました、「パテックと思えばインキピオーもパテック」という無茶苦茶な論理でこのインキピオーをはめて颯爽とPTAや同窓会に飛び回っています。堂々たるものです。
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