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    我が道を往く (1944年) GOING MY WAY 
                           これは虹の町へ往く道、我が道を往こう
 監督:レオ・マッケリー 
 撮影:ライオネル・リンドン
 音楽:ジェームズ・ヴァン・ヒューゼン ロバート・エメット・ドーラン
 出演:
ビング・クロスビー  バリー・フィッツジェラルド リーゼ・スティーヴンス ジーン・ロックハート  フランク・マクヒュー

1944年 アカデミー賞 7部門受賞 (作品賞 主演男優賞(ビング・クロスビー)助演男優賞(バリー・フィッツジェラルド) 監督賞 脚色賞 原案賞 歌曲賞 『星にスイング』 Swinging on a Star) ノミネート:(撮影賞(白黒) 編集賞) 
1944年NY批評家協会賞 3部門受賞 (作品賞 男優賞(バリー・フィッツジェラルド)監督賞) 
1944年ゴールデン・グローブ 2部門受賞 (作品賞 助演男優賞(バリー・フィッツジェラルド))
1946年キネマ旬報ベストテン第一位


 ニューヨークの下町の教会で45年護ってきた老神父フィッツギボンの後任を命ぜられ赴任したのが若い神父オマリーでした。しかし、老神父とは年齢差も大きく考え方の違いから、なかなかうまくかみ合いません。老神父は、若い彼の実践方法に違和感を持ちますが、オマリーは若者たちの心を惹きつけていきます。
 家出をした歌手志望のキャロルと家主の息子テッドの若い二人の恋に、言って聞かせるように歌うのが“我が道を往く”
これは虹の町へ往く道
我が道を往こう ♪
行く手には 青い鳥の丘
我が道を往こう
バスケットに希望をつめて さあ旅立とう
日曜の朝のように 心晴れやかに
道を曲がれば標識 夢追い人のハイウエー
幸せが待ち受ける道
我が道を往こう ♪
やがて浮かぶほほ笑みを 旅の道連れに
君も往くといい 君の道を ♪

 オマリーは、いたずら盛りの少年たちを訓練して結成した聖歌隊をバックに、かつての恋人で今はメトロポリタン劇場のプリマドンナのジェニーの協力で、自作曲を売り込み教会の再建資金を得ようとします。

 満を持しての自信作“我が道を往く”でしたが、音楽会社からは大変いい曲だが、生まじめすぎて一般受けしないと断られてしまいます。ところが、落胆した少年たちを励まそうと、聖歌隊がこれまで練習してきた曲をと何気なく歌った“星にスウィング”(オスカー歌曲賞受賞曲)が気にいられ、「これを売ろう」となります。

Swinging on a Star 『星にスイング』
Would you like to swing on a star
Carry moonbeams home in a jar
And be better off than you are
Or would you rather be a mule?

A mule is an animal with long funny ears
Kicks up at anything he hears
His back is brawny but his brain is weak
He's just plain stupid with a stubborn streak
And by the way, if you hate to go to school
You may grow up to be a mule

Or would you like to swing on a star
Carry moonbeams home in a jar
And be better off than you are
Or would you rather be a pig?

A pig is an animal with dirt on his face
His shoes are a terrible disgrace
He has no manners when he eats his food
He's fat and lazy and extremely rude
But if you don't care a feather or a fig
You may grow up to be a pig

Or would you like to swing on a star
Carry moonbeams home in a jar
And be better off than you are
Or would you rather be a fish?

A fish won't do anything, but swim in a brook
He can't write his name or read a book
To fool the people is his only thought
And though he's slippery, he still gets caught
But then if that sort of life is what you wish
You may grow up to be a fish
A new kind of jumped-up slippery fish

And all the monkeys aren't in the zoo
Every day you meet quite a few
So you see it's all up to you
You can be better than you are
You could be swingin' on a star
星でブランコ 月光を瓶に入れ
幸せになりたいか
ラバになりたいか


ラバは長い耳をして
見境なしにける
背中に
強情っぱりで 単純なやつ
君も学校嫌いなら 今にきっとラバになる


星でブランコ 月光を瓶に入れ
幸せになりたいか
豚になりたいか


豚の顔には泥だらけ
足にも泥の靴
行儀などおかまいなし
太ってガサツで怠け者
君もだらしなくすれば
いつか豚になる

星でブランコ 月光を瓶に入れ
幸せになりたいか
魚になりたいか


魚はただ泳ぐだけ
自分の名も書けず
人影におびえ
それでもやはり網の中
そんなものが望みなら
君も魚になるだろう


猿は動物園のもの?
君の隣にもいる
すべては君しだい
もっと幸せになれる
星でブランコして

 オマリーの新しい任地への転任が決まり、その送別のクリスマスの日。
教会のメンバーたちの前で、「彼を知ったことは良かった」と述懐する老神父は、オマリー神父のことを「他人を思いやり、人生をよりよいものにと、いつもそう心がけている。」と賛辞を送ります。
 そして、新任地に赴く彼が、老神父にとって最高のクリスマス・プレゼントを用意して………アイルランドにいるはずの老神父の老母が………彼の喜びの姿を後にして、オマリーは教会から静かに去っていきます。
 バックに流れてくるのが、♪♪♪ルラルラルラ〜〜ルラルララ〜〜♪♪♪ 名曲「アイルランドの子守唄」です。
 この素晴らしいラスト・シーン。名優ビング・クロスビーと名優バリー・フィッツジェラルドの二人の人間味が溢れ出た映画史に残る名場面です。

 この映画は、希望を語り、どのような境遇や患難の中でも希望を持って生きることの大切さを描いています。名曲を通して、オマリー神父の生き方を通して、変わってゆくイタズラ少年たちの姿を通して、若い恋人たちを通して……そして聖書の約束を通して。

 聖書が語り約束している希望は、確かな希望です。
「そればかりではなく、患難さえも喜んでいます。それは、患難が忍耐を生み出し、
忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。
この希望は失望に終わることがありません。
なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからです。」(新約聖書 ローマ人への手紙5章3〜5節)

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