手に宿る死

手に宿る死、ふしのあいだから

樹液のように、隙き間にしみ込む


この左腕が、こんなに重いとは

手や指や肘が、肩からもげそう


雨さえ凌げたら、もっと自由になれるのに

雨のように優しくあれば

もっと自由になれるのに


囚われの身だ、生きることは

囲われている、生きることに



大切なものが、どっかへいっちゃった

大切な夢はもう終わったんだね


拾われた猫、目覚めた朝

空から落ちてくる隕石、手のひらですくった水


雨さえ凌げたら、もっと自由になれるのに

雨のように優しくあれば

もっと自由になれるのに


旅にでよう、遠い旅に

忘れてたけど、ここは俺の場所じゃない


囚われの身だ、生きることは

囲われている、生きることに



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