デランジェ ラヴィアンローズ D'ERLANGER= KYO,CIPHER/瀧川一郎,SEELA,TETSU/菊池哲 CRAZE,BUG,BODYの原点
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LA VIE EN ROSEバージョンの違い

 インディーズアルバム「LA VIE EN ROSE」は内容豊富なので別ページに独立させました。マニアックです(笑)。情報や写真の9割はたけさんから。ありがとう!アミ〜ゴ!!

まずは、ざっと。
発売された時期によりジャケットデザインが異なります。音質もインディーズ版、メジャー音質向上版、リ・マスタ版と3種類。下に、発売された順に一覧リストにしてみました。

・インディーズ初回ジャケットバージョン1989/02/10 限定3,000枚
・インディーズ2ndジャケットバージョン1989/02/21+03/21+以降の再生産不明。15,000枚は確実に出てますが総数不明
・インディーズ最終ジャケットバージョン1989/10/21から1989/12/10に変更 限定5,000枚
・メジャー初回ボックスケース入りバージョン1991/04/21
・メジャー通常バージョン1991/04/21
・メジャー リ・マスタ低価格再販バージョン1995/04/21

 中でもインディーズ発売版は、デザイン違いでよく「1stプレス、2ndプレス、最終プレス」と表記されますが、コレは誤解を招きやすいのでココでは「プレス」ではなく「バージョン」と表記させてもらいます。というのも、2ndバージョンは複数回”プレス(再生産)”されているので「3rdプレス=最終プレス」ではないからです。これを間違えて「3rdプレスと最終プレスは同じ」とみなすと話が通じなくなる場合があるので、ここでは「プレス」ではなく「バージョン」と表記します。
 では、細かく見ていきまっしょい。

インディーズ初回ジャケット

発売日1989/02/10。3,500円
1/10〜2/10店頭予約で先着1,000名にスペシャルB2ポスター
1/10からの先攻通販でスペシャルロゴステッカー

 1stプレスと言われるもの。見開きハードジャケットに、豪華24Pカラーブックレット。当初1,000枚限定で広告が出ていたが、3,000枚に変更されました。発売前に予約のみで完売。発売記念ライブ会場でも初回版が発売されているようです。
 SEELAが「SELLA」という表記になっている(名前が出てくる2箇所両方共)。アルバムだけでなく同時期のチラシ全部が同じ間違えなので、事務所・デンジャークルー側のミスと思われる。2nd以降では修正済み。
 発売広告には「サディスティカル・パンクの創始者」の文字。
 DEAR SECRET LOVERに歌詞間違え。「眠れないよ」が「寝れないよ」になってます。
 当時の専門店で3万円。




正面 初回を示すステッカー SEELAがSELLAに
開いたところ外面 開いたところ中面

インディーズ2ndジャケット

3,000円。
1989/02/21(2ndプレス)3,000枚を即完売の為、2月中に2000枚追加して計5,000枚
1989/03/21(3rdプレス)10,000枚
15,000枚は確実に出荷されていますが、以降の再プレス数は不明・・・

2ndプレスと言われるもの。豪華仕様だった初回とは変わって、通常のプラケース入り。この2ndバージョンに背帯はないが、メジャー再販版の背帯にモノクロで入っていたメンバー4人の顔がカラーで背に印刷されている。プレス違いの度に印刷したようで、印刷濃度が大幅に変わってしまい、ジャケットの発色に差があります。
ブックレットは初回版とほぼ同じでページ数も一緒ですが、ちょっとだけ写真の差し替えと、レイアウト変更があります。
加えて初回版でミスった文字修正も有り。気付く範囲での文字の修正は2点。
1.「INDESENT-TO-PRESONZ」を「〜PERSONS」に修正。裏ジャケットとブックレットの最初の方のページでは修正されていますが、歌詞カード部分のタイトルは修正されていません。印刷工程と予算の兼合で、絶対に修正が必要な所と面付けされた台のみ修正したのかも。
2.SEELAが「SELLA」という表記になっている箇所は修正済み。
ディスクのデザインは初回バージョンと同じ。「INDESENT-TO-PRESONZ」が修正されていないので、完全に同様の物と思われる。




正面 開いたところ外面 開いたところ中面

インディーズ最終ジャケット

¥3,500
1989/10/21がプレス工場の事故により1989/12/10に変更。
5,000枚は予約のみで完売で、店頭にはほとんど並ばなかったそうだ。
 
最終プレスと言われるもの。ぱっと見は初回バージョンとよく似ていますが、全く異なります。実はワタクシ、外観が同じなのでコレを初回バージョンだと思い、安く買えたと喜んでました(恥) 初回バージョンよりかなり豪華です。
まず、初回バージョンでは見開きデジパックだったものが、スリーヴケースに入った3面デジパックに変更。
内ジャケットデザインが、ビデオ「an aphrodisiac」と同じものに。
ブックレットは初回・2ndとは別物。写真は新たに撮りおろされています。特にCIPHERの髪型がおとなしくなっていて、ギラギラした雰囲気が無くなってます。ビデオ「ZETA」に収録されている1989/01/15・INKSTICK芝浦ライブレポートで髪を下ろしていたことが「驚き」とか書かれているので、それ以降の撮影かと思われます。年越えのタイミングでイメージチェンジしたもよう。
ディスクは初回・2ndで同様だったものが、デザインを変更。プレス工場の事故のせいなのか「MADE IN U.S.A.」に。2ndでは全部直しきれていなかった「INDESENT-TO-PERSONZ」はすべて「〜PERSONS」に修正されています。
出荷枚数は、雑誌に掲載されている限りでは5000枚ですが、2ndバージョンより目にする機会が多いこともあってか、追加プレスされているとの噂もあります。
  当時の専門店で12,000円。状態悪いので9,800円。




スリーヴケース 中面表 開いたところ外面 開いたところ中面

メジャー初回ボックスケース入り

1991/04/21
プレス数 不明
初回のみスリーヴケース仕様。以降は通常のプラケース入り。
帯の表側には発売暦みたいなかんじでインディーズ発売版デザインの写真があって、インディーズの2ndバージョンと最終バージョンがありますが、最終バージョンは内ジャケットで、外側であるスリーブケースのデザインじゃありません。何故か初回3,000枚のは無し。帯の裏側には、BASILISKとラストライブ2枚のジャケット写真も。帯に収まる枚数しかアルバム出してないのが寂しい。背のメンバー4人モノクロ写真は、インディーズ2ndバージョンではカラーだった。
ブックレットの表は新規デザイン。中身も写真等インディーズ最終バージョンに近いですが、別物。
ディスクデザインも新規。
音質は、メジャークオリティーに上げられているそうです。




正面 外面の展開 外面裏と開いた中面

メジャー通常プラケース

1991/04/21
プレス数 不明
スリーブケースが無いだけで同じもの。

1995年リマスター低価格再販

¥2,000
1995/04/21
プレス数 不明
D'ERLANGERが所属アーティスト第一号になったビクターのロック専門レーベル「アリオラ」の5周年で、複数のアーティストの旧CDがリ・マスタされて低価格発売されました。
D'ERLANGERはライブ版を含む全4タイトルが一気に発売されたので、もちろんLA VIE EN ROSEも。
ジャケット自体に変化はないようですが、帯がリ・マスタ低価格を示すものになっています。あとは、新規にD'ERLANGERについて語られた四折りのペーパーが同封。
音質はリ・マスタだけあって別物。各パートのバランスがフラットになっているようです。うるさいリズム隊にギターが遊ぶのがD'ERLANGERだと思う人は、物足りないかも。ギターを中心に聴きたいならリ・マスタ版がお勧め。




正面 リマスタの帯

2007年リマスター低価格再販

¥2,310
2007/04/18
17年ぶりの復活に合わせて以前所属していたレコード会社ビクターから発売された紙ジャケット再販。
エイベックスから発売された新アルバム約1ヶ月後のタイミングで発売。
同時発売された全4種類「LA VIE EN ROSE」「BASIKISK」「LAST LIVE1」「LAST LIVE2」のうちのひとつ。4種類全部を集めて応募すると、LA VIE EN ROSEインディーズ初回5000枚限定版の復刻紙ジャケットとブックレットがもらえた(CDは無し)。
今回のリマスターはメンバー自身によるもの。音質はエイベックスから発売されたPANDORAと同じに聞こえます。移籍でなにか複雑になってるもよう(笑)
リマスタの音質は、音のカドがとれて各パートのバランスがよく、全てのパートが程よくまとまった一体感のあるバンドサウンドになったように聞こえます。これを聞いてから1995年以前のCDを聞くと、各パートが独立して聞こえ、音が硬いので演奏が荒い感じがします。
一聴して違う音になっているので、一度聞いてみることをお勧めします。好みが出るハズ。
紙ジャケットは普通低価格になるのだが、1995年より310円高い2,310円。特典のための資金回収は勘ぐりすぎか?




正面 リマスタ帯表
応募券切取済
リマスタ帯裏
応募券切取済

2007年リマスター応募特典ジャケット
紙ジャケットとブックレットのみ。CDは無し

2007/04/18に同時発売された4種類「LA VIE EN ROSE」「BASIKISK」「LAST LIVE1」「LAST LIVE2」それぞれについている応募券を集めて送るともらえた特典の紙ジャケット。CDは無し。
ザラザラの紙の質感まで再現されています。
「インディーズ5,000枚限定のジャケット復刻」とだけの情報でしたが、ブックレットの復刻もついていた。文字のボケ具合や、「SEELA」が「SELLA」になってるままなどの状況証拠から、1st3,000枚の当時の現物をスキャニングして複製したものであることがわかる。
ここで疑問が発生。
1stは「3,000枚」だったハズです。復刻に際しての情報では「5,000枚」限定バージョン。5,000枚といえば3rd。3rdの復刻だったハズ。1stと3rdの外装の見た目はそっくりなので、ジャケットのみ5,000枚バージョンで、ブックレットは3,000枚バージョンなのか…それとも本当に1stは実際には5,000枚作られていたのか?謎です。




正面

 同じアルバムなのに、もの凄い数のバージョン違い。中でもインディーズ限定バージョンは類をみない豪華さでして、それだけ将来性を買われていた訳です。メジャーでもっとCDを出す予定でしたが解散してしまい、困ったレコード会社はお金を回収する為にインディーズアルバムをメジャーで再販しました。おかげで質の良いCDが手に入りましたが、解散は残念です。
 どのバージョンにも特徴があるので、コアなファンなら集めて損はないハズですよ。

 さて、最後にインディーズで販売された総枚数について。
 解散直後の雑誌広告では40,000枚と記されています。一方で、KYOは1995年の本「僕が歌う理由」で30,000枚と言っています。リ・マスタCD封入の四折りペーパーにも30,000枚と書かれています。さあ、何枚でしょう? 枚数的には2ndバージョンの3分の1のハズの最終バージョンを一番目にするのは、どうしてでしょうか?最初の方に発売したモノはコアなファンが買ったので、中古に並びにくいとも考えられますが…

 初回・3,000枚は確実
 2nd・15,000枚は確実で、更に追加されているらしい
 最終・5,000枚だが、追加プレスとの噂

 確実な枚数だと23,000枚なんですよね。40,000枚でも30,000枚でも足りない。どのジャケットバージョンで何枚作られて、総枚数はいくらなのか?謎です。

 えー、ここで更にマニアックというか、「なんで気付いちゃったの、Tさん」とツッコミたいプレスについての疑問。分かる人は情報下さい。
 
インディーズ2ndジャケットバージョンの話です。CDの中心部分に刻印されている文字があります。たまたま2つ持っていたものを見比べると「MT 2A1+」と「MT 2A1++」とあり、「+」の数が違うではありませんか。しかも、この二つはブックレットの発色が全然違くて、同時に刷ったとは思えない。もしや「+」の謎が解ければプレス数がわかるのでは?
 「知ってどうするの?」って、あたり前の質問にはノーコメントでお願いします。