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STRAWBERRY FIELDS
1989/01結成、1991/04/25デビュー、1993/09末解散
| Vo.福井祥史=DIZZY |
D'ERLANGER→STRAWBERRY FIELDS→VINYL→引退 |
| Gu.小池裕明=LEZYNA |
Justy-Nasty→STRAWBERRY FIELDS |
| Ba.土田直樹=NAOKI |
STRAWBERRY FIELDS→Lip Survice→アンジェリック→RAYDIO |
| Ba.SEISHIRO |
カオスモード→STRAWBERRY FIELDS→ROUAGE(サポート)→元LAPUTAメンバーのサポートなど |
| Dr.鈴木修見=SHU-KEN |
STRAWBERRY FIELDS→黒夢サポート→Fix→WORLD WIDE LOVE |
福井はD'ERLANGER脱退後、元JUSTY-NASTY のLEZYNAとSTRAWBERRY FIELDSを結成。D'ERLANGERもJusty-Nastyも既に大人気だったため”良血バンド”として最初から大きな注目を浴びました。バンドマン同士の繋がりが面白いので、そこら辺中心に紹介。結成はLEZYNAから始まります。
44MAGNUMのジミーモデルのギターを買い、メタルに憧れて髪を伸ばす為に高校を中退したLEZYNA。思うように活動できないまま1年を過ぎた頃、目にとまったメンバー募集が縁でJUSTY-NASTYを結成。2年が経ちデビューが見え始めた頃、大きな問題が待ち構えていた。それはテクニック不足。既にジェイルベイト〜マインカンプと名のあるバンドを経てきたRODとは違って本格的なバンド経験が初のLEZYNAには、避けられない問題だった。「デビューできてもレコーディングでは弾かせてもらえないかもしれない」と悩んだり、実際にデビュー条件にギターを替えることを希望するレコード会社がでたなど、厳しい現実の中でデビュー直前にJUSTY-NASTYを脱退した。
新たなバンドを始めるにあたり、LEZYNAは福井に目をつける。面識はなかったが、お互いに人気バンドにいたネームバリューを意識していたことを認めている。
D'ERLANGER脱退直後の福井は、久しぶりの自由な時を使って飲み歩いていた。高校の同級生を介して知り合ったSHU-KENとも飲んでいたが、SHU-KENはその同級生との新バンドに向かって意気込んでいた時で、一緒にやるとは思っていなかったそうだ。
LEZYNAから連絡を受けた時、福井の方が時間的に余裕があったので、LEZYNAのバイトするレンタル屋へ出向いた。話しがまとまらないまま一旦Justy-Nastyでのラストライブのリハーサルに行くLEZYNAについていったそうです。
福井とLEZYNAが新バンド結成を決意すると、残りのメンバー探しにかかった。リズム隊は何人か試したのち、ドラムはヘルプからなしくずし的にSHU-KENに決定。ベースのSEISHIRO加入はしばらく後で、最初はNAOKIが加入してバンド形態が揃う。
SEISHIROも直接ではないけどJUSTY-NASTYに縁があったようです。一浪して入った芸術大学で大石とバンドを結成するも、本格始動を前に大石がJUSTY-NASTYに加入して消滅というエピソードがあります。大石とはSTRAWBERRY FIELDSが上京する際に1年程同居させてもらう仲だったそうです。
SEISHIROはLEZYNAと同じレンタル屋でバイトしていたので、STRAWBERRY FIELDS結成については最初から間近でみていました。初期に音合わせしてみるものの、自分のバンドを組みたいとその時は拒否。初ライブを見に行くなど気にかけていて、NAOKI脱退により加入となります。
1990年4月に脱退したNAOKIに代わりSEISHIROが加入して最終ラインナップが揃う。
音的には、初期のサウンド決定権はLEZYNAが持っていたので、ジャスティナスティを思わせる曲もあった。デビューアルバム前に音作りについて福井と腹割って話し合ったという結果だろうか、デビュー以降はワールドミュージックのエッセンスを少し加えた独特の世界観を確立し、オリジナリティーのある音を出してました。LEZYNAは皆で音を作るようになって「結果はいいけど、やりにくくなった」と語っています(笑)
ビジュアル的には、福井は長かった髪をバッサリ。最初期にはボウイを意識したような格好もしていた。福井の髪はだんだん短くなっていって、身体のラインが出るスタイリッシュな格好を好むようになる。日本青年館でのデビューライブの金髪モヒカンが格好良かった。日本青年館のライブはビデオ発売されています。出来に少々疑問だったら、本人達も納得はしていないようです。忙し過ぎて何だかよくわからないまま福井のモチベーションが下がってきてた時期らしい。発売についてもミーティングしたようです。
さて、以前は「nouvelle parfum」の評価を低くコメントしてました。久しぶりに聞き返してみて謎が解けた。「ベースが目立たない」からだ。ベースをかじっていた頃で、曲よりベースに耳がいっちゃう頃だったから、ツマラナさを感じてたんだ。元々SEISHIROのベースは控えめ(のちのちサポート人生になるのが音でわかる)。コンプレッサーだかリミッターだかを強めにかけているらしく、ツブツブ感がまるで無い。大きな音を出さないと、8ビートなのか16ビートなのかサッパリわからない。「nouvelle parfum」では特にそう。ドラムもかなり締まった音質なので、リズム隊がスゴク窮屈に聞こえます。ドラムは結構動いてるのにサッパリ前に出てこない。これは音質だけのせいじゃなくて、合わせるエンジニアの失敗でしょう。このアルバムだけ特に酷いので。この「nouvelle parfum」からSTRAWBERRY FIELDSの特徴となるワールドミュージックのエッセンスが加わりました。
LEZYNAのギター上達度は目をみはるものがあります。解散まで上手いとは決して言えない腕前だったけど、重ね方や音作りが別人のようで驚いた。まさか、ダメ出しされて別の人が弾いているわけじゃないよね(笑)。メジャーらしく良いアドバイザーがいたのかな。
COMPLEXみないな曲もありました。ボウイに憧れてサウンドチェンジした一郎。サウンドチェンジ後に脱退して、ボウイのギターがいるCOMPLEXみたいな音を出す福井。そこはかとなく面白い。
COMPLEXはダンスビートだった。SHU-KENのドラムフレーズはダンス系。音質が硬くて控えめなんで気付くの遅れたけど間違いなくダンス系だ。ありふれたロックビートはなかなか叩かなかった。このドラムフレーズで曲全体を派手なデジロック調にしたら、COMPLEXの余韻が残る時期なのでヒットしたんじゃないかな。
「nouvelle parfum」にはD'ERLANGER時代の曲「Slave to the Rhythm」と同名曲が収録されている。D'ERLANGERは英詞なんで、訳詞があれば日本語のSTRAWBERRY FIELDS版と比べることが出来るんだけどね。とりあえず曲調はまったく違った。共通点といえば、出だしがストレートでなく、ちょっと凝ってるコトぐらいか。
続くアルバム「ALIBI」は「nouvelle parfum」のうっぷんを晴らすようなイキイキとしたサウンド。一番充実したアルバムだと思います。リズム隊の印象が大きく変わって元気がいい。ベースが前作ではまったく出ていなかった低音がよく出てる。ツブツブ感もある。イキイキと聞こえる要因はリズム隊だと思う。アルバム全体に「元気すぎるかな」と思うけど、ZIGGYなんかのバッドボーイズ系が好きな人には好感触かと思います。原点回帰。
「SOUL FLOWER」の福井の写真「スーツで便器に座ってドロドロまみれ」は何を表現したかったのでしょう?なんか変だぞ(笑)。LEZYNAはビーズや羽でV系だし、ビジュアルからもメンバーの方向性が別れてきたことを伺わせます。
えー、メンバー一人ずつにショートコメント。
福井の歌はよかったけど、日本語ロックが確率された時代に時代遅れ感があった。とういか、個人的に口ずさみ辛い英詞が嫌いなだけ。D'ERLANGER脱退理由にしていた「自発的なメロディーから曲を作る」というのはドコまでできたのかな。
ギターのLEZYNAのセンスは、音とビジュアル両面で称賛されました。大きな羽飾りや、顔に貼ったビーズが格好良かったです。もう一花咲かせて欲しかったよ。
ベースのSEISHIROは、音質につきる。ツブツブ感が薄くてビートがつかみにくく、低音も控えめで、ベースの基本的な特徴が生かされていなかった。フレーズとしては動いていても主張してこない。A型ゆえの几帳面さが裏目に出てピッキングのムラが出ないようにこだわったのだろう。一浪して芸大に入ったというバンドマンとしては異端さが音にもでたか?
SHU-KENのドラムも音質かな。ベースとは違って好みの問題なんだけど。スネアがしまった音なんで、音が固くてアンサンブルの中で埋もれていた印象がある。フレーズはオリジナリティーがあって面白かった。ドラムを初めて買った時に嬉しくて家で叩いて隣りから苦情がきたって(笑)。ほほえましいな〜
STRAWBERRY FIELDSのファンクラブの名前は「スペシャルM」。年会費3,600円は高いか安いか。中高生には出ないよね。
リリース一覧
シングル
1991/04/25 VENUS
1991/08/21 FADED BLUE NIGHT「所印の車はえらい」オープニングテーマ
1992/02/26 ALIBI
1992/07/22 PIECE MY MIND
アルバム
1990/01/25 DANCERAMA
1990/09/05 Charme
1991/03/30 nouvelle parfum
1992/02/26 Alibi
1992/12/10 soul flower
1993/03/25 THE BEST OF STRAWBERRY FIELDS
1993/09/25 Forever
ビデオ
1990/11/21 KALEIDOSCOPE
0000/00/00 TELEGRAPH BOYS
1991/09/25 PSYTEC ART
1992/11/25 TOUR ALIBI
オムニバスビデオ
1989/12/21 SMASH Vol.6
1989/00/00 ROCK FILE ON VIDEO1989Vol.7
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