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きまぐれオレンジロードとは?
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きまオレとDEE(わたし)
作品全体の感想
あとがき
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このHP「きまぐれオレンジロード感想文」本題、劇場作品の感想です。
問題作「あの日にかえりたい」と8年後に劇場公開された続編「新きまぐれオレンジロード そして、あの夏のはじまり」の両作品を次項と分けて感想を書きました。ネタを話してしまうので未見の方は飛ばして下さい。「あの日にかえりたい」は相当ヘコむのが間違いないので、見てから読んでとはいいませんが、見ちゃった人は、こんな感想を持つ人もいるんだなと思ってください。
「あの日にかえりたい」はテレビアニメの続編という位置づけで、漫画とは別モノです。では感想文スタート。
劇場に足を運んだ人達の、帰りの重い足取りが目に浮かぶようです。感想なんて語り合う気にならない人もいたでしょう。僕も正直、怒りでいっぱいです。
そもそもコメディーを強調したアニメ版で決着つけなくてもいいものを、これ以上ないってくらい(製作当初は更に凄い内容だったらしい、原作者があわてて止めに入ったそうだ)シビアに描く必要がどこにあったのか?アニメでは恭介と鮎川がキスして終わっているわけだし、将来奥さんになる人にしか言わないはずの超能力までバラしてしまっているのだから、結果は明白のはず。
とはいえテレビアニメは思わせぶりなだけで完全決着ではなかったし、原作では高校までなのに、アニメ版では中学までしかなかったこともあるから、決着編を作りたかった気持ちは解るけどね。
それにしてもこの作品は救いが全くない。ひかるちゃんはあの通りの扱いだし、最後のワンシーンがほんのちょっとでも救いになっているとは思えない。せめて恭介と鮎川は、ひかるちゃんの分まで幸せになることを約束して欲しかった。大学合格発表前で緊張しているのはわかるけど、二人がもっと幸せそうにしていないとひかるちゃんが浮かばれない。
ひかるちゃん。そう、ひかるちゃん。16才の女の子が受けるショックとはいかほどであったか?4年も付き合った彼氏に別れを告げられたばかりか、新しい相手は小さい頃から一緒で姉さんと慕う憧れの女性。二人の気持ちに気付きながら、キスをしてでも繋ぎ留めようとする気なげさは悲しいだけだった。漫画での暗くなり過ぎない比較的爽やかなふっきり方を想像していた自分としては、別れを告げられた後の抵抗は最初はかなりびっくりしたが、そんな展開も当然ありえただろう。愛するひかるの為に身を引いてきた鮎川に向かって「何もしてないのにずるい」と言い放ったのは少し間違っている(マスター風)と思うが、それだけのことをしてきたとも思う。
鮎川はひかるちゃんに「もう3人じゃいられない」と言ったが、厳しいのではないでしょうか?このセリフで鮎川に対するイメージが壊された。漫画どおり演出するとしたら、黙って目をそむけたままのシーンですね。その方がひかるを想う気持ちを大切にしたままで自分の気持ちにも嘘がつけなくなっている心情が出ているし、鮎川らしさでていると信じています。
ゴチャゴチャいっても問題の元凶は優柔不断男ですね。主人公の超能力以外の数少ないウリだから、否定したら別作品になっちゃうのが痛いところです。うーん、それにしても、ひかるちゃんとキスしたことを鮎川に平然と隠そうとする態度は許せん。こんなキャラだったっけか?キャラ変わってるよね?徹底的にひかるちゃんを突き放す姿がなかったら本当に許せなかった。
4年も学校公認のカップルだった二人が別れたわけだから、周りも黙ってないはず。恭介はフった方なので強気でいればいいけど、フラれたひかるちゃんは学校での立場がかなり悪くなるので心配でした。でもそれは続編で解決されていたのでちょっと安心。傷心で単独転校しちゃったのかと思って焦ったけど、家族の都合で引っ越していたと解って安心した。
OVAの方で「あの日にかえりたい」の伏線らしきものがありました。って言ってもOVAの方が後発なんで、後付けなんですが。2作品で、両方あかねがらみです。
一つは「ハリケーン!変身少女 あかね」で、あかねが鮎川を誤解して「妹同然の子の彼氏を横取りしようとするドロボウネコ」とう台詞。
もう一つは「思いがけないシチュエーション」で、あかねが恭介に化けて、ひかるちゃんに「もう、つきまとわないでくれ」と強く言うシーン。
特に「思いがけないシチュエーション」は高3の初夏だから「あの日にかえりたい」のまさに直前。
「あの日にかえりたい」の余韻がある頃に見たので、あかねにちょっと憤りを感じた。意図してやったものじゃないので、気持ちが落ち着いたら「さすがトラブルメーカーあかね」と笑って見れるようになったんですけどね。あかねの仕業と知らずに、お詫びにダブルストローでジュースを要求するひかるちゃんもカワイイし。「今どき誰がやるんだ?」って劇中でもいってるくらいですからな。
恭介と鮎川が映画を見に行ったらタッチ 背番号のないエースをやっていましたね。普通こういうのは面白いポイントとして話題になるとこだけど、シビアな重い雰囲気の中で浮いた印象は否めず、怒りを倍増させるだけだった。中途半端に変なことしやがって。
この映画を簡潔に評するとしたら「ラブコメ嫌いで自己中な人が、現実路線で作りなおした」といったところでしょう。
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