きまぐれオレンジロード・新きまぐれオレンジロードの感想と画像。小説〜同人誌まで紹介。鮎川まどか万歳。DVDは?

きまぐれオレンジロード感想文

小説・まどかのシークレットメモリー感想


データベース
きまぐれオレンジロードとは?
漫画、あらすじ
登場人物
作品展開の略年表
関連作品の紹介、小説,同人誌,他
何から見ればいいの?
主な作品の見所
まつもと泉
スタッフ比較表
漫画タイトルリスト
TVアニメ放映リスト
アニメ音楽、主題歌遍歴
きまオレとアーティスト
シングル
アルバム
ビデオ+LD+CDV
ガレージキット
その他関連グッズ
購入可能アイテム
類似作品、アクトレス
パロディーあの世にかえりたい
きまオレ関連の小ネタ


感想文
このページを作成に至る経緯
あの日にかえりたい感想
そして、あの夏のはじまり感想
小説、まどかのシークレット感想
作品で気になること
きまオレを極めるのは難しい
鮎川まどか
アニメキャラデザイン高田明美
夢のような80’
80’(閑話休題)
きまオレとDEE(わたし)
作品全体の感想
あとがき
リンク

 感想じゃなくて寺田憲史考察みたいになってしまったが、まあ読んでちょ。
 続編については、
原作漫画の世界観をすごく大事にするか、多少原作から離れても発展系としての変化を求めるかになると思う。どちらが良いとは言えない中で、僕は原作漫画の世界を大事にしたい派なんで、批判的になることをご了承下さい。
 小説第3巻読んだ。寺田憲史という人は凄いね。「その場が楽しければいい」というスタンスをとっていることがハッキリした。原作漫画でタブーとしていたことをすべてやり、見事に世界観をぶち壊している。ほんっっっとうにリスペクト無し。
 2巻であれだけ派手にやっちゃうと、もうこんなネタじゃないと読者は振り向いてくれないとは思うが、その場限りのようなネタやっちゃうから後々苦しくなってるんじゃないか。
 
「力」使いまくりで、既に何やっても「力」でもみ消すパターンができてる。おいおい、それじゃ安物と同じだろ。大人になって変化をもたせたってレベルじゃないぞ。
 この人の傾向わかった。
伏線があったら次回で絶対やる。意外性なしにストレートな形でね。例えば寺田憲史氏が魔女の宅急便の続編を作ったら、キキとトンボは恋仲になってて、人力飛行機で空中デートしてるだろう。ウルスラは芸術家で成功してて、ジジとはまた会話できるようになる。間違いないね。「私、女優よ」って聞こえてきたら磯野貴理子だってくらい間違いないね(パクリ)。
 
その先に続編があったら、なんて考える余裕は全くなくて、目の前の作品だけをいかに成功させるかを課題にしているのだと思う。多分、自分で才能ないって思ってて、目の前の仕事をイッパイイッパイでやってんだろうな。余裕が感じられない。この人にシリーズものの脚本を頼むのは止した方が懸命だ。利己主義もはなはだしい。
 批判ばかりじゃ良くないんで、好きな部分も。小説特有の心の変化や内包された意図の細かい描写で、誤解されやすい大事な部分に触れていることです。
 鮎川は単純に性格が気まぐれなのではありません。不在がちな両親の元で無理やり自立をせまられ、その中で身に付けた「寂しさをあじあわない為に必要以上に他人に入れ込まない」という自衛手段が、一定のところで身を引くという行動になり、気まぐれだと誤解されているだけなのです。
 ひかるちゃんとの関係も単純な幼なじみではない。孤独な鮎川の心を元気一杯なひかるちゃんが癒し、そのお礼としてひかるちゃんを守ろうとする。同じように兄弟のないひかるちゃんは、守ってくれる鮎川を本当の姉以上の存在としていることで、明るく振る舞っていられるのだ。
 ここら辺のことは、天使の微笑の方に書かれている。僕的には、はちゃめちゃなこの物語の方が原作に近く、心理描写もあるので小説の中では一番好きだ。
もし僕が小説でここら辺の心理描写を書くとしたら、次のようなことも書き足したい。

 片親や両親不在の子供に我々は哀れみの目を向けてしまいます。子供にしてみれば、可哀想な子供だと決めつけられているわけで、自分は可哀想ではないという強い気持ちが「他人の評価は関係なく、自分は自分だ」と必要以上に思い込ませて、協調性の低い人間にしてしまう。それが孤独を生んで一匹狼的になるのだ。

 ということを書きたい。これは僕が現実世界で気になる場面が多いので。子供にいきなり哀れみの目を向けてはいけないですよ。
 他には、よくオレンジロードの心理分析で、子供時代から
出会いや交友関係が極端に少ないので人間的成長度は低いといわれるが、彼女らは幼い頃から自我を強く認識される状況にあり、それを理解しあえる仲間ができたのだから関係ないのでは、と僕は思う。
 というか、個人的に幼年期の友人がいないので、そんな関係に憧れているだけだったりして。いまだに窓を開けたら幼なじみが着替えをしてるシチュエーションにも憧れてるしな。30歳になってもこんなこと思ってる人間の方が大問題だ。ダメ人間といわれても言い返せない。

 ツラツラ書いてて思ったのだが、実はきまぐれオレンジロードって
原作の世界観を壊すことで広がってきてて、それこそがオレンジロード・ワールドの王道だという考え方もできる。
 原作漫画を基本としつつ、超能力という設定を活かしてパラレルな世界で「原作漫画では無理なこと」をやってオレンジロードの世界を広げていく。パラレルとはいっても原作漫画のようなものではなくて完全な異世界。極端に言えば別の星を舞台にしているような。
 原作好きな自分は始めは腹立って排他的に思っていたが、最近はそんなふうに思っている。ただ、
どの作品が続編であるのか誤解のないように線引きはしっかりして欲しい。小説のテロップだけとか、挿し絵だけとか、そんな中途半端なことしてたら原作者公認の続編だって誰もが思うって。早いとこアーカイブでも作って線引きして欲しいとこです(現在は、公式HPや同人誌で解決されているかも)。

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