三陸の代表的な魚達

自然豊かな三陸の海は、魚の宝庫です。多種多彩な生物が生息しております。その中でも
三陸を代表する魚達をこのページでは紹介いたします。海が綺麗だから魚達もすこぶる健康で美味しいですよ


ヒラメ

言わずとも知れた、三陸ヒラメである!!全長が1メートルを超える大物も時には釣れる。一年で27cmになり
2年で35cmに、3年目には、42cmまで成長する。魚食性で、カタクチイワシやイカナゴなどを
主な餌としている。産卵期は、6-7月頃で、ごく沿岸の砂浜域で水面に浮く卵を産みます。
砂地に居ると思われがちですが、実は、根回り(磯場)に大物が潜む例が多い。
食べては、刺身が最高。寿司ネタのエンガワは、絶品。生き〆して血抜きをし、一晩寝かせてから
頂くと旨みがより一層引き立つ。さぁー皆さん三陸ヒラメが待っておりますよ!!どしどし、挑戦してみてください。


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マコカレイ

カレイ釣りの代表格、マコガレイ!!全長が50cmを超える物もいる。100m以浅の沿岸の砂泥底に生息しています。
泥底に生息する小型のゴカイ類や甲殻類を主な餌としています。産卵期は、1-2月頃に水に沈む卵を
海底に産みます。1年で全長20cm、2年で全長23cm、3年で全長26cmに達します。メスの方が
大きくなり、全長35cmを越えるものはほとんどメスです。生後2-3年で成熟し産卵に加わるようになります。
気難しい性格で水温の変化に敏感です。仕掛けや誘い方は人により多種多様でそれらが楽しみの一つでもあります。
引きあじも強く、グッグット手元に感じる感覚がたまりません。食べても刺身、煮付け、焼き魚、とても美味しく頂けます。


ヒガレイ

ヒガレイは、水カレイともムシガレイとも呼ばれています。本来、水深の深い所に生息する
カレイとして知られていますが、ここ三陸では10m位の水深でも釣れてくる事がよくあります。
多食性で小魚、小エビ、ゴカイ類と食欲旺盛なカレイです。どちらかと言うとヒラメに近い性質が
あります。マコカレイほど大きくなりませんが40cmを超える物もいます。引き味が強く、ビビット
分かり易いあたりが出るのが特徴です。食べては、カレイ類の中でも郡を抜く美味しさです。
刺身ではヒラメをも凌ぎます。一夜干しにして焼き魚で頂くと一層旨みが増し酒がついつい進んでしまいます。
ヒカレイも三陸を代表するカレイです。


ナメタカレイ

ナメタカレイは、ババガレイともうばがれいとも言われています。砂泥底に生息し、小型の甲殻類や
ゴカイ類、クモヒトデなどを餌としています。岩礁域から水深300m付近まで幅広く生息しますが、
水深40−200m付近が分布の中心です。産卵期は、1−4月で、水深100m付近で水中を漂う卵を
産みます。成長はかなり遅く2年で全長22cm、3年で27cm、4年で32cm、5年で36cmにしかなりません。
生後4歳で成熟サイズとなり産卵に参加します。マコカレイ同様、メスが大きくなり50cm以上に達するのはみんな
メスです。縁起物としても重宝され子持ちナメタは、年末、物凄い高値になります。お正月に餅よりもナメタと言う地区も
多く、子孫繁栄、商売繁盛の縁起物としても有名です。
筋肉質でカレイの中で一番引きます。餌を食べるのがすごく下手なので釣る時は一工夫必要です。
食べては、煮付けが最高です。食べ応えがあり、味は濃厚です。
三陸のナメタは、味、質とも日本一だと自負しております。

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釣達

アイナメ

アイナメは別名あぶらめ、ねう、崎浜では、ねよと呼ばれています。水深200m以浅の岩礁域に生息しています。
ゴカイ類や甲殻類、魚類を主な餌としています。産卵期は11−12月頃で浅い岩礁域の海底に雄雌がペアを
作って粘着性の卵を海底に産み付け、オスがこれをふ化するまで保護します。その時にオスは黄金色になります。
成長は早く、1年で20cm、2年で25cm、3年で30cmに達します。生後2年で成熟し産卵行動に加わります。
50cmを越えるのは、みな6年以上かかっております。
アイナメがかかるとゴンゴンとロッドをしぼります。物凄い引き味です。特に岩場にいるアイナメはいずきのアイナメと
呼ばれ真っ黒です。筋肉が物凄く発達し、かかった後、根に戻ろうとする習性から最後の最後まで抵抗を試みます。
ロックフィッシュで一番人気の魚です。