植物採集

採集場所

庭や鉢植えで
庭に咲いている花は、是非押し花にしたいものです。
又、鉢植えの花は手ごろで、育てやすいので、お勧めです。

散歩や近くに出掛けて
野原や道端、河原や雑木林などは押し花素材の宝庫です。
季節の野草や落ち葉などは楽しい素材です。
ビニール袋に入れたり、新聞紙などに挟んで持ち帰ります。

旅先で
旅先で出会う花も又、思い出に残るものです。
旅で採取した押し花を写真と共にアルバムにおさめたり、
押し花ハガキにして、友達に旅の報告をしたりするのもいいものです。

採取する時に注意したいのは、植物採集禁止区域であったり、国立
国定公園などの自然保護指定区域ではないかと言う事です。
植物の乱獲は絶対にしないこと、高山植物は決して採取しないように
自然を大切に心優しい気持ちで、採集しましょう。
押し花に向いている花
綺麗な押し花に仕上げるには、植物の種類を選ぶ事も大切ですが、その植物のもっとも
押し花に適した状態の時に、採取するのも大切な事です。
折角採取した花を、捨てる事の無いようにしたいものです。

◎採取時に水分が少ない状態のものを選ぶ。
 降雨の日や翌日は避けて、2〜3日晴天の続いた日中が最適です。

◎花は開花して間もない形の綺麗なものを選びます。
 つぼみや咲く寸前、かたい場合でも押し花素材になります。

◎葉は、新芽、緑の葉、紅葉の葉、虫食いの葉など、様々なものが利用できます。

◎草類は、野趣を生かすためにも、根っこのついた物なども面白いと思います。
 草丈の低いものが良いです。
採集に持っていくもの
ビニール袋
植物を、後で整理しやすいように、種類別にこの中に入れ、空気を入れて口を結んで
持ち帰ります。

おしぼりタオル
茎を束ねて、タオルをぬらして切り口に巻いて持ち帰ります。

雑誌、ティッシュペーパー、ゴムベルト
雑誌は水分を吸収しやすいもので、数ページおきにティッシュを2枚ずつはさんで、ゴムベルト
で、固定します。

新聞紙
根つきの植物を挟んだり、束で持ち帰るときに、植物がいたまないようにくるみます。

小びん、オアシス
自転車などで、採集に行く時に、植物をさしたまま持ち帰ります。
採集した植物の整理
庭で採取した植物も、旅先で採取した植物も、なるべくすぐに、押し花作業に入りましよう。
葉がいたんでいたり、途中で、折れたりしたものは押す前に整理しましょう。

◎いたんだ花や茎ははさみでとり除きます。

◎水気や汚れはふき取ります。

◎デザインする時のことを考えて、花だけにしたり茎だけにしたり多すぎる葉や枝は整理します。

◎同じ花でも、前向き横向きなど色々な形のものを押しておくと作品に表情が出ます。

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