フライングスモールマウスバス?…裏磐梯(6月6〜8日) |
6月6日 今年もお世話になります
出発したのは朝の5時ごろ。 国道409号を通って羽田入り口から首都高に入る。 川崎に引っ越したことで、首都高の高速代が 片道600円も削減できるのは大きい…
現地に到着したのは9時ごろ。 いつものように庄助キャンプ場に向うと、 いつものように管理人の司さんがニヤニヤしながら迎えてくれた(笑) 今年もまた頻繁にお世話になりますよ。
事前の私の想像では、スポーニング前の釣れ釣れの状況とよんでいた。(なんとも都合のいいよみ)
イメージ的にはGWの山手ダムの状況を想定し、
私はスピナベ、相方はシャロークランクで水深3m以浅の
シャローフラットをランガンしていく。
そんな感じでテンポよく打っていくと、ノーバイトのままあっという間に
「ぼちぼち」の庄助ワンドを抜けてしまった…
が、外の方が明らかに水温が高かったので、こちらの方が吉と見て構わずワンドを抜ける。
しかし水中を見渡してもネストはおろか、バスの姿さえ見ることが出来ない。
もしかするともう少し深いエリアかとも考えて、
レンジを4〜5mに切り替えてラバジなんかで攻めて見たものの、
これもノーバイト。
結局また狙いをシャローに切り替えて、
はるばる料金所下の広大なシャローエリアにまで足を運んで見たのですが、
かろうじて相方のクランクにバイトらしきものが一回あっただけで、
後は全く音沙汰なし。
帰りは向かい風の中必死のバタアシ。 1時間近くもかかってようやくキャンプ場に戻ってくると、 キャンプ場付近でおかっぱりをやってた地元の方が ミノーで40upを2本もあげたと聞かされ完全ノックダウン(T-T)
ちなみにこの日の夜、キャンプ場の駐車場で
修学旅行生達によるキャンプファイヤーをやってました。
若いっていいなぁ…
6月7日その1 朝から
昨日の状態だと、この時期のスモールの釣りが難しいのか、
それとも小野川湖との相性が悪いのか切り分けが出来ない。
なのでこの日は珍しく早起きして桧原湖のいつものポイントを目指すことに。
到着して準備をしていると、デジカメをテントに忘れてきたことが発覚。
しかしまぁ写真ぐらいは諦めようとフローターの準備を続けていると、
ついでにフィンも忘れてきていることが発覚(T-T)
結局キャンプ場まで取りに戻ったりで、
なんだかんだで1時間ぐらいロスして6時ごろにようやく入水。
この時期6時っていったらもうすっかり日が高い。意味なし…
この後相方がシャロークランクをキャストして
ラインスラッグを取っている間にバイトがあって、
30弱の今回としてはまずまずのサイズを期せずしてトップでゲット。
なぜが日が昇ってから岸際でライズがポツポツ出るようになったため、
二人とも再びトップに切り替えてキャスト。
着水して30秒ぐらいロングステイさせていると、
かなりの高確率で出るんだけどほとんどのらない。
たまにいい感じでのると、相方はスモールなのになぜか私はことごとくウグイ。
おかしい、いつもなら外道王の相方の方が釣るはずの獲物なのに…
まぁこんな感じで結構楽しめはしたのですが、
いまいちサイズが伸びそうにないのでポイントを移動することにしました。
6月7日その2 晩まで
朝のポイントの後、最北端の鳥居周りをちょっとやって見たんですが、
結局ここでもいまいちの釣果におわり、
この時点ではエリアも釣り方も全くもって分からなくなっていました。
なので、せめてエリアぐらいはある程度確定させたいなと言う事で、
素直に人が集まっている人気エリアに入ってみようと考えました。
幸いにも来週JBのトーナメントがあるため、いくつかの場所でプラの船団が出来ていて、
「この時期の人気エリア」を見極めるのはかなり容易でした。
そのうちの一ヶ所が糠塚島の周辺。
このあたりなら過去に何度か釣りしていて多少地形も把握しているので、
夕方船団がいなくなってから入水してみることにしました。
ひとまず私は一番反応が良かったトップのロングステイで東岸を、 相方はイモグラブで北岸のブッシュエリアを攻めることに。 相方がワームを使うのはかなり久しぶりかも。
さすがに人気のエリアだけあって、開始直後から私のトップに好反応。
が相変わらずのらず。
相方の方もかなりのショートバイトに悩まされつつも、
なんとか25cmほどのスモールをキャッチ。
ブッシュ周りの方が魚影が濃そうな感じだったので、私もそちらへ移動。
ここでは3インチパワーホッグのノーシンカーをキャスト。
かなりせこい。でもホントこれぐらいやらないと食わない感じ。
で、ブッシュに覆われた小さな入り江に入り込んでこれをキャストすると、
立て続けに30弱のスモールとラージをキャッチ。
いよいよ爆釣状態かと思われたんですが、しばしまた沈黙…ん?
いや沈黙なんかじゃない。むしろ騒がしい。
この異変に気づいて入り江をこぎ出す我々。そしてそこで見たものはっ!!
なんと一面ライズ!ライズ!!ライズ!!!
なんですかこの状況は!?
二人ともおお慌てでトップに結びかえてキャスト。
そしてキャストしてすぐさま「バシュッ」とバイト…ではなくただのライズ。
しばらくステイさせるとまたも「バシュッ」とバイト…
が、これもルアーとは全然関係ないところでのライズ。
とにかくひっきりなしにあちこちでライズがあるものの、
ルアーには全然バイトしてこない。
と言うのも、バスがライズしている相手が小さな羽虫。
しかも飛んでいるやつに飛びついている。
思わず「おまえら本当はバスじゃないだろう!」
とか叫びたくなってしまった。
結局この超高活性状態の中で屈辱のノーバイト。 もちろん色々やって見たさ。でもなにやってもダメなものはダメなんだよ。 あーっ、今思い出してもイライラするっ!!
6月8日 毎度恒例おまけな一日
キャンプ場に戻って管理人の司さんに状況を話すと、
やはり産卵がらみでシャローに魚が寄っているこの時期は、
朝夕を除いてはかなりスローでシビアな釣りが要求されるようです。
またこの時期は釣り人も皆シャローに集中してくるので、
比較的釣り人の少ないこの小野川湖でさえプレッシャーもかなり高くなっているようですね。
ただし、決して活性が低いわけではないので、朝夕に集中して攻めていけば、
例えば2日目の夕方のような超高活性状態にめぐり合うのはそう難しいことではないようです。
でも活性は高くても釣れないんだよねー。あれはホント参るよ…