記事タイトル:処女懐胎 



お名前: JUBILOSO    URL
さて、いつまでもほっておくわけにもいきませんので、続きを書きましょう。
幸福の科学の霊言集の中の一つに『高橋信次の新復活』(大川隆法著/土屋書店)という本
がありますが、この本にはこう書かれています。以下、抜粋です。
「イエスの復活というのは、実は肉体の復活として甦ったわけではないのです。十字架にか
かって生命を奪われたイエスが肉体として出てきたわけじゃないんです。その証拠に、イエ
スは数百人、数千人の人たちの前に、現れた後、昇天していっています。肉体が天上界に昇
っていくことはないのです。そういうことで、聖書の中では、イエスが葬られて何日か後に
墓穴を開けてみると、中にはいなかったという記述になっていますけれども、これは実は、
イエスを信じる人たちの一部が、イエスの遺体を運び出したというのが真相なのです。そし
て、そうした何といいますか、ローマ兵たちが警備をしているような、墓穴にほうり込んで
おくのではなくて、ちゃんとした埋葬をしたかったということが、その真意なのです。」

これは、史実ではありません。以下、その理由を書きます。

数千人の前に現れた後、昇天しているというので言えるのは肉体は昇天しなかったという
ことだけであり、肉体の復活を否定する理由にはなり得ません。
また、数百人、数千人の前に現れたという記述は新約聖書のどこを読んでも載ってはいま
せん。
更に、弟子達が遺体を持ち出した訳ではないことも聖書に載っています。「遺体を盗めな
いようにと石に封印し、番人を置いて三日間墓の番をさせ、イエス様復活後は祭司長達が
兵卒達を買収して弟子達が盗んだとデマを流させた」ということが聖書に書かれています。
百歩譲って弟子達がきちんとイエス様を埋葬したかったという理由で遺体を運び出した
というのが正しいとした場合、今度はお墓の場所が聖書に記載されていないのは変
です。
イエス様よりも遥かに昔のお方であるモーセ様はペテペオルに対するモアブの地に主により葬られ、またア
ブラハムのお墓はマクペラの洞穴というように、旧約聖書に明記されてることからして、
ずっと後世のお方で、しかも法の継承者であられるイエス様のお墓の場所が新約聖書に記
載されていないのは非常に不自然です。
これは、イエス様の遺体を弟子が持ち出すことはなかった。ましてや特定の場所に埋葬す
ることもなかったという傍証になります。(イエス様の肉体がどうなったかは、以前、別
スレッドにちらりと書いたことがありましたね。)

イエス様の復活がミカエル様他天上界の方々の手によってどのようになされ、どの段階で
イエス様の肉体と霊魂が分断され、霊魂の昇天がなされたかにつきましては「天の奇蹟・
下巻」に詳述されています。
[1999年2月27日 17時2分57秒]

お名前: JUBILOSO    URL
「宗教のるつぼ」サイトで最近、イエス様の処女懐胎なんかあった訳がないというご意見が
載りました。
これに関する千乃正法の天上界のお答えは「天の奇蹟・下巻」(岩間文彌著/株式会社ジェ
イアイ出版)に掲載されています。
結論を簡単に言えば、精子のテレポートによる人工受精という手段をとられたようなのです。

例えば幸福の科学はイエス様が通常の性の営みによってお生まれになったとされてますが、
これでは聖書のヨセフがマリアの懐妊に対し不義があったのではないかと悩む箇所との記述
との間に矛盾が発生するのです。
また、ガブリエル様がヨセフやマリアの前に出て受胎告知をする理由もなくなります。
処女懐胎は当時の人類にはできない、ベー・エルデ星人の科学力をもってして初めて可能な
ことだったのです。

さて、処女懐胎のお話のついでではありませんが、イエス様の復活について少々・・・・・。
例えば幸福の科学や統一協会はイエス様の復活の奇蹟は「霊体のみとしての復活」として解
釈されています。
しかし、千乃正法の天上界の方々の証言によると、これは正しくありません。
(このことにつきましては、また日を改めて詳述しようかと思っております。)
[1999年2月11日 10時50分15秒]


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