本当の自分探し



 本当の自分探し。

 自分らしさを見失い、「本当の自分って何だろう?」と思い、 本当の自分探しを始めた。自分らしい自分って、何だろうか?
 自分の色って、自分の性格って、自分の好きな食べ物って、 自分の好きな音楽の種類って、自分の、、、

 探し回って見つけたもの。
それは、自分とは、1つの型には はめられないもの。
感覚が変われば、好きなものも変わる。
中華丼が好きでも、そればかり食べていれば、飽きる。
トマトが好きでも、ほかの野菜も好きだ。
食べ物のいい匂いがしていても、腹が一杯なら、気分が悪くなる。
いつも怒っているわけでもなければ、いつも笑っているわけでもない。
いつも怒らないわけでもなければ、いつも笑わないわけでもない。

 感覚、環境、記憶、思い込み、いろんなものの影響を受けて、自分らしさが形成される。 そして、その変化とともに変わりゆく。
 傾向性を持ちつつ、限定できない。
それが、自分らしさ というものなのかも知れない。
自分らしさを限りなく突き詰めていくのをやめたときに、そのことが見えてきた。

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