嫉妬



 経験則

 人を嫉妬させると、嫉妬した人は狂う。
 そして次の結果を生む。

  1.自信を無くしてその人をあきらめる。
  2.怒り狂って爆発・暴走する。

 どちらにしても、よい結果は生まれない。  これが私の経験則だった。
 わざと嫉妬させるのは 結局 無意味だと。



 観察

 嫉妬しなくなった。なぜか?
 嫉妬するときに、自分の意識を観察してみる。 すると、体の影響を受けていることに気がつく。
 嫉妬する条件になったとき、怒りや恐怖の火が意識につきはじめる。
 体は、それに反応して、イライラした感覚の火をどんどん大きくして、 意識にその火・やるせない波動・感覚をどんどん送りつづける。
 意識は、その大火・やるせない波動・感覚を感受してそれにつつまれる。

 こんなとき、体のこの活動を観察して、体のこの活動を静かにさせ落ち着かせると、 その火・イライラした感覚は非常に小さなものになる。
 そして、意識を切り替えると、火は消える。

 ただ、嫉妬しないことからくる自由と、ちょっとした物足りなさが残る。
 でも、嫉妬の苦しみに狂うよりはマシだ。

 嫉妬しなくなった1番の理由は、嫉妬の苦しみに苦しみたくないという気持ちのためかもしれない。

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