物事に対する認識・イメージ



 物事についての認識

 物事についても、同じように思い込みをうまく使えば、よい方向へ導くことができるケースがある。
 物事についても誰もが多くの固定した観念を持っている。  「これはああだ」「これはこんなだ」「これは苦痛だ」「これは楽しい」など 物事に対していろんな観念を持っている。
 その観念の中には、好き嫌いといった観念が含まれていることが多い。 この好き嫌いの観念は、当然ながら、その人のそれまでの経験、知識・感覚・体質・記憶などによって生まれてくる。 多くの場合、この好き嫌いは、人によって異なる。 (食べ物や教科などを例として考えるとわかりやすいかも。)
 この好き嫌いの観念が形成されると、その度合いによっては、 その物事に対する体験を直接しなくても、その物事をイメージしたり体験の予告を受けるだけで、 苦楽の感覚を受けることになる。

 物事についての予告
→ 楽しい・苦痛、好き・嫌い、自分にプラスになる・自分にマイナスになる が連想される
→ うれしく感じたり苦痛を感じたりする(感受が起こる)
→ 欲求や回避願望が増す

というように、よろこびや苦痛の感覚を受けることになり、追求や回避の欲求を増幅させる。

物事のイメージ → 観念(プラス・マイナス) → 感受(快・苦痛) → 欲求(追求・回避) → 行動の傾向・積極性 → 観念の再構築 → 性格…かな?

 そこで、物事に対して抱いている好き嫌いの思い込みを、変えてみる。 そうすると、イメージしたときの感受の度合いが変わってくる。 感受の度合いが変わってくると、考え方が変わってくるため、行動の傾向も変わってくる。
 うまく進めば、行動に対する結果が変わってくるために、その物事に対するイメージ自体が変わってくる。

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