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東京新宿、その隣に新大久保というところがある。ここの通称”職安通り”の一角に、「コリアタウン」と呼ばれる地域がある。
文字通り、日本の韓国街である。 場所は、JR新大久保駅から歩いて数分の位置にある。 ここに行くと、ハングル文字と韓国語が飛び交い、一瞬、韓国にワープしたかと錯覚する。 通りの両側は、韓国のものを売る店がずっと立ち並んでいる。 韓国の食品なら何でもそろうスーパー、韓国の書籍やCDなどを売る店、韓国の化粧品をはじめ、各種ギッズを扱う店、韓国料理を提供する食堂、コーヒーショップ、洋品店・・・・。 韓国のものなら、ここにきて、手に入らないものはない、といっても過言でないほど、何でも揃っている。 しかも、これらの店で働く人たちは、韓国人の従業員が多い。多分、アルバイトの学生たちが主体であろうか。日本語を使わずに、買い物ができるのである。 ここを訪れる人たちは、もちろん韓国からの留学生などの学生たち、韓国から日本で働く韓国人や出張者、韓国からの旅行者たち。 通りを歩いていると、韓国語しか耳に入ってこない。 ところが、最近特筆すべきは、日本の韓流ファンの主婦たちの姿の多いことである。 筆者の友人からの情報によると、最近は、韓国パスによって、ここを訪れる主婦層が非常に多い、という。 職安通りの両側は、駐車する観光バスが溢れているらしい。 想像するに、お目当ては、韓流スターたちの写真や雑誌、CD、各種グッズの購入だろうか・・・・。 何とも、不思議な現象である。 ここは、日本でありながら、韓国そのものなのである。 ![]() (2012/12/19)
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