|
 
|
|
眠
ら
れ
な
い
夜
に
|
  |
 
よく使われる助詞の用法
 
|
|
韓国語にもたくさんの種類の助詞があって、多用される。だが、単に日本語の意味からのみ、覚えようとすると、文法的に用法を誤ることもあり得る。結構難しいものもある。
片っ端から覚えようとしても、種類や用法が多くて、そう簡単に覚えられるものでもなさそうである。 そこで、半ばあきらめて、易しい助詞で、出現頻度も高くて、使えそうな助詞にしぼって、その使い方をまとめてみたいと考える。 ここに取り上げた助詞は初級クラスで出現するものばかりである。 せめて、この程度くらいは覚えて、完璧に使えるようになると、大分韓国語の幅が広くなったように感じられ、何となくうれしくなることだろうと思う。  
このページでは、以下の各助詞について、例によって簡単な解説と例文とを掲げて、整理しておきたいと思う。
例文は、可能な限り、韓国の文法書などから引用したものである。  
|
| -나마 |
|
[-(이)나마]は、[不満ではあるが許容する]ことを表す助詞である。日本語では、「~でも」「~ではあるけれど」「~だけでも」などと、満足ではないけれど間に合わせる、というニュアンスをもつ用法である。
場合によっては、[-(이)라도]と置き換えることができる。  
①찬밥아나마 먹을 수 있다면 오죽 좋겠나.
冷や飯でも食べることができれば、この上なくいいんだが。
 
②편지나마 써 주었으면 좋겠는데.
せめて手紙だけでも書いてくれたらいいのに。
 
③전화로나마 목소리를 들으니 안심이 되네요.
電話ででも声を聞くとほっとします。
 
④적은 돈이나마 받아 두어요.
少ないお金ではあるけれど、納めておいてください。
 
⑤너나마 와 주어서 정말 다행이다.
あなただけでも来てくれて本当によかった。
 
⑥주먹밥이나마 가져가요.
おにぎりでも持って行ってください。
 
|
|   | ページトップへ戻る |
| -치고 |
|
[-치고]には意味の異なる大切な二つの用法があるので、両方を覚えなければならない。
二つのうち、一方は、[-치고]と書かれ、後ろに否定の表現を伴うのが普通である。日本語では、「~ならば・・・はない」「~で・・・はない」「~として・・・はない」などに対応する。 もう一方は、正確には[-치고는]と書かれるのだが、単に[-치고]と書く場合も多いので、紛らわしい。日本語では、ある基準の単語に対して「~にしては」「そのうちでは例外的に」などが対応する。 どちらの意味で使われているかは、文脈で判断しなければならない場合も多い。  
[-치고 で表現される場合](「例外なく」、「必ず」の意)
 
①네 물건치고 쓸만한 것 없더라.
君のもので何一つろくなものはなかったよ。
 
②그의 작품치고 실패작이 없다.
彼の作品はどれ一つとして失敗作がない。
 
③대학생치고 그걸 아는 사람은 드물 것이다.
大学生でそれを知っている人は稀だろう。
 
④한국 사람치고 누가 통일을 반대하겠느냐.
韓国人なら誰が統一に反対するだろうか。
 
⑤부모치고 자기 자식 안 귀한 부모는 없다.
親ならわが子がかわいくない親はいない。
 
⑥어린아이치고 노는 것 싫어하는 아이는 없을 거예요.
子供なら遊ぶのが嫌いな子はいないでしょう。
 
[-치고(는) で表現される場合](「その中では例外的に」の意)
 
①서양 사람치고는 키가 작다.
西洋人にしては背が低い。
 
②열다섯 살치고는 숙성한 편이다.
15才にしてはませている方だ。
 
③열심히 공부하는 사람치고는 성적이 나쁘다.
勉強する割に成績が悪い。
 
④싸구려 시계치고 정확하다.
安物の時計にしては正確だ。
 
⑤초등학생치고 키가 크다.
小学生にしては背が高い。
 
⑥겨울 날씨치고 따뜻하다.
冬の天気にしては暖かい。
 
|
|   | ページトップへ戻る |
| -(이)야말로 |
|
[-(이)야말로]は、物事が当然であることを強調して表現する助詞であり、日本語では「~こそ(は)」の意味をもつ。
さまざまな場面で利用することができる表現で、覚えるとなかなか便利に使える。  
①그거야말로 내가 찾던 물건이다.
それこそ私が求めていたものだ。
 
②나야말로 사과드려야 합니다.
私こそお詫びを申し上げなければなりません。
 
③그거야말로 웃어넘길 수 없는 문제다.
それこそ笑えない問題だ。
 
④천만의 말씀입니다. 저야말로 실례했습니다.
どういたしまして。そちらこそ失礼いたしました。
 
⑤장남인 너야말로 당연히 가문을 이어야 한다.
長男の君こそ正に家を継ぐべきだ。
 
⑥청소년이야말로 내일의 우리 사회를 이끌어 갈 주인공이다.
青少年こそは明日のわが社会を導く主人公である。
 
|
|   | ページトップへ戻る |
| -마저 |
|
日本語の「~さえ」は使い方によって微妙な意味の違いがあり、韓国語で表現するのが難しい場合もある。[-마저]、[-조차]、[-만]、[-까지]などいずれも、日本語では「~さえ」とくくられてしまう単語である。
ここでは、その中で、[望ましくないないものを追加]し、[最後のものまでもすべて]というニュアンスをもつ、[-마저]をまとめてみたい。 日本語では、「~さえ」「~まで」「~でさえ」「~すら」などで表現される。  
①비마저 오는구나.
雨まで降りだしたな
 
②먹는 것마저 제대로 못먹는 생활이다.
食べることにさえ不自由な生活だ
 
③부모뿐 아니라 처와마저 사별할 줄이야.
両親だけでなく妻とすら死別するとは。
 
④바람이 심한데 비마저 오기 시작했다.
風がはげしいのに雨さえ降ってきた。
 
⑤선생님에게 야단맞고 친구에게마저 욕을 먹었다.
先生に叱られ友達にまで悪態をつかれた。
 
⑥아버지가 병들어 누운데다가 아내마저 쓰러졌다.
父が寝込んだところへもってきて妻までが倒れた。
 
|
|   | ページトップへ戻る |
| -조차 |
|
[-조차]も日本語で言ってしまうと、「~さえ」となって、前の[-마저]と同じになってしまう。しかし、同じ「~さえ」であっても包含している意味合いはまったく異なる。
[-마저]は上に説明した通りであるが、[-조차]は、基本的なことを例示して、後ろには当然のことを否定的な内容で表現する場合に用いられる。 日本語では、「~さえ」「~ですら」「~までも」などの表現に相当する。  
①나한테조차 알려 주지 않다니.
私にさえ知らせてくれないとは。
 
②자기의 이름조차 쓰지 못한다.
自分の名前すら書けない。
 
③지쳐 버려 생각조차 할 수 없다.
疲れ切って考えることもできない。
 
④너무 바빠서 잠잘 시간조차 없다.
忙しくて寝る時間さえない。
 
⑤병원들에는 외과 수술에 필요한 가초 약품조차 없다.
病院には外科手術に必要な最低限の薬さえない。
 
⑥환자는 약조차 받아들이려 하지 않는다.
病人は薬も受け付けようとはしない。
 
|
|   | ページトップへ戻る |
| -는/은커녕 |
|
体言あるいは名詞化語尾に[-는/은커녕]を接続し、後に否定の表現を置くことによって、「~はおろか・・・ない。」というニュアンスの表現を形成する。[커녕]の強調形である。
日本語では、「~はおろか」「(する)どころか」と表現される。 しばしば、[조차]が一緒に用いられて、「~はおろか・・・さえできない」という意味を表す。 したがって、[-는/은커녕・・・조차]という形で覚えてしまうと使いやすい。  
①호강하기는커녕 그날의 생계조차 어렵다더군요.
贅沢するどころか、その日の暮らしにさえ困っていたよ。
 
②노래는커녕 말도 제대로 못한다.
歌はおろか話もろくにできない。
 
③만 원은커녕 천 원도 없다.
1万ウォンはおろか1000ウォンもないよ。
 
④자동차는커녕 자전거를 살 여유도 없다.
車はおろか自転車を買う余裕もない。
 
⑤그는 힘이 되기는커녕 오히려 짐이다.
彼は力になるどころかとんだお荷物だ。
 
⑥날씨가 좋아지기는커녕 심한 비바람이 쳤다.
天気がよくなるどころかひどい風雨になった。
 
|
|   | ページトップへ戻る |
|
 
|
|
 
韓国のことわざ
|
|
 
 
|
| 発行 : 韓国文化研究所 |
| (発行:2013-10-01) |
| (改訂:2013-10-13) |