似ているようで違う、知らないと困る・・
靴と服のサイズの呼び名
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服や靴など身につけるものには大抵サイズがある。サイズの表示は国によって独自の方法を採用しているものが多く、韓国でも例外ではない。
ここでは、主として上下の下着や服のサイズ、靴のサイズ、指輪のサイズなどについて、韓国でのサイズの呼称の仕組みをまとめて見た。原則的には、購入に際して、実際に身につけてみて、サイズが合うかどうか確認をするのが無難である。 実際同じ国の中でも、その製品を製造するメーカや人によっても、サイズに若干の差異が出ることは、日常しばしば経験することである。 韓国の中でも同様であって、単に服の号数やサイズの呼称を頼りに選択しても、うまくいかないことの方が多い。 しかし、この資料はあくまでも一つの目安であって、現実にはこのサイズで購入しても、うまく合わないことがあることを承知していなければならない。それは、製造するメーカの考え方、製品のデザインなど、さまざまな要素が影響するからである。 幸か不幸か、日本と韓国ではサイズの呼称が類似しているものが多い。そのため、ついうっかり日本での買い物と同じように考えてサイズを選択してしまうこともある。 あるいは似たようなサイズのものを選択しがちである。これは、思わぬ失敗を招く原因になりかねない。 もう一つ知っておくべきことは、韓国のサイズ表示と実物とは、大雑把な関係にあるということである。韓国のサイズ規格そのものが、あくまで目安を提供しているに過ぎない、という考えが定着しているようにさえ感じられる。 そのことに不満をもらしても仕方ない。 [郷に入ったら郷にしたがえ]である。 |
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靴のサイズ
靴のサイズの呼称は、メートル法で表示している、という意味で、基本的には日本と同じある。違いは、日本が[cm]の単位で大きさを表示するのに対して、韓国では、[mm]単位で呼ぶ。男女とも共通である。
例えば、[235]というサイズは、日本の[23.5]と同じである。 下記にいくつかの例をあげておく。
日本の靴には、もう一つ横幅のサイズを示すE、EE、EEE、・・などの表示がある。Eが増えるほど幅が広くなることを表している。
しかし、韓国の靴にはこのような表示がないので、必ず履いてみて、足に合うかどうか確認することをお薦めする。 |
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下着のサイズ
女性のブラは、韓国では規格があるようでない。まことに大雑把にできているらしい。
購入するときには、専門店に行って、きちんと計測・試着の上、自分に合うものを探すしかないようだ。 下の表は、あくまでも参考で、一つの目安である。メーカにより、バラバラで統一がないことを承知で買うしかなさそうだ。
[カップサイズの規格]
実際には店に行っても、サイズはAとBくらいしか売っていないと言う。
もし、それで合わなければ、アンダーバストの大きさで調整するしかないらしい。そのサイズは、75,80,85の3種類だという。
高級専門店にいくと、きちんと採寸して調整してくれるようである。 次の表は、カップとウンダーバストとの対応表であるが、これも、一つの参考資料として考えた方がよい。やはりメーカによって、まちまちであるらしい。
[カップサイズとアンダーバストとの対応例]
次に、男性用パンツと女性用パンティのサイズについて掲げる。
これは、単純で、男女とも、S、M、Lの3種類しかないようである。下にヒップサイズとの対応をまとめておく。
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服のサイズ
韓国の服のサイズも表示は多様で、外国人にはわかりにくい。表示規格のようなものは存在するが、あまり信用しない方がよいようだ。
まず服のサイズ表示全般について概観しておきたい。日本でも、同じ表示がメーカによって、サイズに微妙な差異があるが、韓国はもっと大きく違う場合がある。 筆者も韓国でシャツを購入した経験があるが、サイズで失敗した。 試着できるものは必ず試着すべきであるし、試着できない場合には、店員とよく相談してから購入することが大切である。 以下に、韓国における服サイズについて、まとめてみる。あくまでも、一つの表示例であって、これが絶対的ではないことに留意する必要がある。 必ず試着した上で、自分で納得して購入することをお薦めする。 韓国の服のサイズ表示は多様で戸惑いを感じることが多い。その表示方法は、①胸囲-ウェスト-身長によるもの、②S、M、Lなどのサイズによるもの、③韓国の号数サイズによるもの、④日本の号数サイズによるもの、などで、これらのうち一つないしは複数の方法で表示されている。 一般に韓国においては、服の号数サイズに韓国固有の表示法があり、これに基いて表示されているものが多い。日韓の表示法の対応は、概ね以下の通りであるが、絶対的ではない。
最初に、正装服、スーツやロングコートの上着に使われているサイズ表示についてまとめておく。
そのほか、[44]、[55]、[66]・・などの号数表示を併記している場合もあるし、S、M、Lのサイズ表示をしている場合もあるので注意を要する。最も標準的なものは、[胸囲-ウェスト-身長]がこの順序で表示されている方法である。 例えば、男性用で、[91-73-170]、[94-79-170]・・・など。女性用でも、[82-88-155]、[82-88-160]・・・などである。 胸囲とウェストは3cm間隔、身長は5cm間隔となっている。
次にジャケット、ジャンパー、カーディガン、ハーフコートの上着に使われているサイズの表示方法である。
これは比較的単純で、[胸囲-身長]をこの順序で表記しているのでわかり易い。 サイズはいずれも5cm間隔で用意されている。
最後に、セーター、Tシャツ、トレーナーなどの上着について紹介しょう。
上着は原則的に胸囲サイズで表示されているが、S~XLサイズ、あるいは号数サイズで表示されている場合も多い。
次は、ズボン、スカートなどのサイズ表記法である。
一般的には、ズボン、スカートのサイズは、号数で表示されている。しかし、ジーパンはインチで表示されているのが普通なので、あらかじめ知っておく必要がある。 各表記法のサイズの対応は、概略以下の表のとおりである。だが、これも絶対的ではないので、実際には試着するなどして、サイズを確認した方がよい。
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指輪のサイズ
指輪のサイズは世界各国で表示法が異なるが、日本と韓国の表示の考え方は基本的に同じである。
しかし、そもそも指輪のサイズというのは微妙であるから非常に細かく決められているものの、リングの形や体調などによって号数サイズが1段階異なる場合が多い。 したがって、自分の指輪サイズを固定的に覚えて買うのではなく、その都度指にはめてみて確認する方がよい。 以下に、号数サイズと指の大きさとの対応を表にまとめてみた。
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