歌詞紹介

♪私の重荷を主にゆだねる

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

神よ、わたしの祈りに耳を傾け、わたしの願いを退けないでください。
わたしを顧み、答えてください。
嘆きのあまり心はいらだちあなたに逆らう者の叫びと試みにおびえている。
かれらは怒りと憎しみに満ち、わたしに災いを望んでいる。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

わたしの心はふるえおののき、
死の恐怖にさらされている。
恐れともだえがわたしにのぞみ、
おののきがわたしをつつむ。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

「はとの翼があったなら、飛んでいって休むものを。
はるかかなたにのがれ、荒れ野にひとり住まいたい。
風とはやてを避けて、
わたしののがれ場にいそぎたい。」

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

町には暴力と争いが満ちている。
主よ、かれらのことばを混乱させ、分裂させてください。
かれらは昼も夜も町のまわりをめぐり歩き、罪悪が町にはびこっている。
町の中は破壊され、市場には暴力と詐欺があとをたたない。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

わたしをののしった者、それは敵ではない、
それなら、しのぎやすいものを。
わたしに逆らった者、それはわたしを憎む者ではない。
それなら、のがれて身を隠すものを。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

それはわたしの同僚、わたしの仲間、親しい友。
ともに深く交わり、連れだって神の家にのぼったおまえだった。
死がかれらを訪れ、生きながら死の国へ連れて行かれる。
かれらの住み家、かれらの中には悪がある。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

わたしが神に叫ぶ時、
神はわたしを救ってくださる。
朝も昼も夕べにもわたしは歎き訴える。
神はわたしの声を聞いてくださる。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

わたしに逆らう者は多い。
迫り来る悪の力から、神はわたしを救い出される。
永遠の座におられるかたはわたしの祈りを聞き、
神をおそれず悔い改めない者をしりぞけられる。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

人は親しい友に暴力をふるい、
立てた誓いを破り捨てる。
口ではなめらかなことばを語り、心は憎しみに満ちている。
ことばはやわらかいが、それは抜き身の剣。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”

神に重荷をゆだねよ、神はささえてくださる。
神に従う人は神のうちにあってゆらぐことがない。
血を流し、欺く者は滅び、人生の半ばで姿を消す。
神よ、わたしはあなたに依り頼む。

“私の重荷を主にゆだねる、主は私を支えてくださる。”
(詩編55)




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