3日目
6回戦 東京大学戦
はっきり言って勝てる見込みが無いに等しい。ここでの勝敗は残留や順位にほとんど影響がないので、来年を見据えて1年生を多めに配置することにした。
当たりは、
栗本―中川、小川―高橋、金城―阿部、松原―谷崎、村田―井土、北川―木口、菊池―山口
大将が勝てるかもしれない意外は、勝ち目は薄い。
結局、全員負けてしまって0−7で負け。
7回戦 一橋大学戦
ここに勝てば残留、負ければ降級というわかりやすい大一番。強敵、伊藤氏を準レギュラーでかわしたいのだが、敵のオーダーを読みきれないため松原だけでも逃がすことに。
当たりは、
悪七―沢登、栗本―芹沢、小川―伊藤、岡垣―足森、松原―木内、村田―井口、菊池―堀田
大将、3将は不利。5将、7将は有利だ。
では、松原の将棋を見ていただこう(松原は後手)。図は、先手が▲6六角と出て揺さぶりをかけたところ。
以下、△5四歩▲同歩△同銀▲5五歩△6五銀▲同銀△同歩▲8八角△5一飛▲5六銀△6四銀▲5八飛と進む。8四の歩を守らずに△5四歩と反発するのが良い手で、銀交換になれば△4五歩〜△5五角のさばきが見えるので8四の歩は取りにくい。銀を打ち合った後の図は、振飛車側は1歩を手に入れつつ4三の銀が手順に6四に移動したことになっており、かなり得をした。以下はリードを守りきり、勝ちきった。
松原、菊池は勝ったが、他が全員負けてしまい、2−5で敗北。降級となってしまった。
秋期リーグ戦は、1勝6敗、勝ち数18の7位で残念ながら降級してしまった。来期、再び昇級できるように努力していきたいと思う。