5日目
3日目に2敗を喫し、昇級の可能性を残すにはもう負けられない。全部勝てば入替戦、或いは入替戦なしの昇級の可能性もわずかにあるという状況である。
第13戦は日立。
久し振りの対戦となった。
このチームには分がいいようで、6−1勝ち。
第14戦は東洋大学白山会。
出足好調だった東洋大学白山会であるが、途中からは星が伸びていなかった。
順当に5−2勝ち。
最終戦は桐朋高校将棋部OB。
昇級戦線に残るための直接対決である。
このチームには、東工大OBの清水敬司(S58)、島達郎(S61、学生王将)がいる。
この1戦には、島との対戦を志願した吉崎が今季初めて登場した。
接戦が予想されたが、蓋を空けると完全に東工大ペースとなり、早々に勝ちを決めた。最後に残った吉崎−島の一戦は吉崎が頑張るも島の勝ち。島は15戦全勝だった。
結局勝ち点11勝ち数69の3位で入替戦にのぞむことになった。ちなみに2位の武蔵は団体個人戦で得た勝ち点0.5が物を言っての昇級であった。
入替え戦の相手は調布SC。
過去2回1部リーグで対戦しており、1勝1敗。この日は西本太郎氏が不在だったが、それでも実力者を揃えている。
惜しい将棋もあったようだが、結果は2−5負け。
一期での1部リーグ復帰はならなかったが、後半はよく戦ったと思う。
今季は、武蔵、オール明治、桐朋高校OBといった競争相手に勝ちながら、下位チーム相手に取りこぼしたのが痛かった。来季は1部リーグ復帰を実現したいものである。
ミラクル東工大チームは2部リーグに昇級。来季は2チームとも2部リーグで戦うことになる。