3日目
3日目は奈良を欠くものの、2日目を欠場した横田が加わったのは好材料である。
1戦目の相手は将棋チェスネット1。
2日目まで勝ち点1のチームなので楽観していたのだが、油断は禁物だった。
接戦となり、何とか4−3勝ち。これで開幕9連勝である。
2戦目は新宿特殊部隊。
このチームも星が伸びていないので楽観していたが甘かった。
時間切れ負けの惜しい将棋もあったが3−4で遂に初黒星を喫した。
今年の2部リーグは実力が拮抗しているようで、接戦が多い。
これまでが順調過ぎたとも言えそうだ。
3戦目は立教大学紫龍会。
立教大学の若手OBを中心としたチームである。
初日に2敗とつまずいたがその後白星を重ね、いつの間にか2敗で東工大を追っている。
という訳で急所の一番となったのだが、ここまで10連勝の樋口が敗れるなど上位陣が崩されて3−4負け。相手の上位陣は強かった。
これで立教には勝ち点で並ばれ、勝ち数1の差でトップを奪われた。
4戦目はレッツ西日暮里。
優勝、昇級のためには連敗をストップしなければならないが、強敵が続く。
小泉卓也氏(準アマ王将)を中心としたチームで、1部リーグで度々対戦した。
この一戦は連敗の流れを引きずることなく5−2勝ち。大きな1勝である。
この日は上位陣が苦戦したが、樋口、広瀬、岡が3勝と活躍した。
3日目を終えて優勝、昇級争いは4チームに絞られた。
ちなみに4チーム間の直接対決は全て終わっている。
東工大OB会 勝ち点10 勝ち数52
立教大学紫龍会 勝ち点10 勝ち数52
若駒 勝ち点 9 勝ち数55
北千住猛爆隊ひよこ 勝ち点 9 勝ち数53
東工大は順位の差で辛うじてトップに立っている。残り3試合に勝って入替戦なしでの昇級を決めたいものである。