3日目
この日は内村が欠場したが、現在明石勤務の広瀬がはるばる来てくれた。
1戦目の相手はリコー。
今年の1部リーグで唯一の企業チームである。かっては盤石の布陣を誇ったリコーも主力選手が
他チームに流れる等して今年は苦戦しているようである。この日は七将戦が不戦勝ということもあり
勝機はあるかと思われた。
しかし、横田、岡が勝って3−3となった後、残った広瀬が千日手指し直しの熱戦の末力尽き3−4負け。
2戦目は翔風館TLS。
相変わらず遠藤正樹氏、桐山隆氏らアマ名人クラスの強豪が健在の強力チームである。
辛うじて1勝を挙げたが1−6負け。
3戦目は白門棋道会。
このチームとはかなり久々の対戦である。ともに勝ち点1で最下位を争っているという状況である。
この一戦は一進一退の攻防となり、3−3で残ったのは又も広瀬。
入玉した敵玉に迫りあわやという場面もあったが、今一歩及ばなかった。
3−4負けで最下位に転落した。
4戦目はオール東大。
樋田氏、東野氏というタイトルホルダー以外は若手が目立つオーダーだった。
岡、渡辺が勝つ等健闘したが2−5負け。
3日目を終えて勝ち点1勝ち数30で最下位に沈んだ。
この日は岡が3勝と実力を発揮したのが明るい材料だった。
残念ながら残留は難しい状況となったが、残りの試合も来季につながる戦いをしたいものである。