いかに提出用とはいえ、タイトルだけで提出するわけにはいかない(タイトルと自己紹介だけで提出しようとしてた友人はいたが)
当然、コンテンツが必要である。野球ページのコンテンツで王道といえばやはり”選手名鑑”だろう。ざっと他ページを見て回っても、これを設置しているページは非常に多い。
大体どこのページも成績を掲載するだけでなく、その人なりの選手紹介が書かれてたりして面白いもんである。
幸い個人成績に関する資料は豊富にあるし、そっち方面で苦労はしない。
問題は選手紹介の内容である。これを個性的なものにしないと魅力のある選手名鑑はとてもつくれまい。
だが私とて小学校の卒業文集に、
「将来の夢は小説家」と書いた男である(ただ具体的な努力は何もしていない)
魅力のある選手名鑑、作って作れないはずはない!早速成績を打ち込み紹介文を作成。
「佐々岡は○×だから気がピーーで???ない」
「東出の守備はピーーーーだから○×△だ」
・・いかん、面白おかしくと誹謗・中傷を混同している。提出用とはいえネチケットは守りたいものである。
その辺に気をつけて修正を加えてみた。
「佐々岡は名実ともにカープのエース」
「金本は頼れる4番」
「東出は期待の若手」
面白くない!(涙)
とりあえず小説家を目指さなかったのは正解だったようである。気づきたくなかった文才のなさに今更ながら気づいてしまった。
早くも魅力のある選手名鑑作成ピンチ(諦めるの早すぎ)仕方がないので個性のかけらもない選手紹介は完全カット、成績だけ並べて
完成させてしまった。それでも成績うつのにはそれなりに時間がかかったものだから、それなりにやった気になってしまい「日記」と「自己紹介」を
加えてそのまま提出。数ヵ月後、学校側がこのページに対して出した評価はBという至極まっとうなものだった(涙)
この評価Bページがネット上にデビューするのは・・・もうちょっと先の話である。
第3話につづく
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